BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2012 ジャイアント・ステムとサイズ

2011-09-10 22:42:00 | 自転車
サイズは……、写真がありません。ですがここで書きたいことと密接な関係があります。

なのでまずはステムから。

いままでもジャイアントはステム、ハンドル、ピラーその他のコンポーネントを自社ブランドで採用したり販売してきました。でもそれらは最初から装備されているならともかく、わざわざ後買いしてつけられることはありませんでした。


コンタクトSLR OD2ステム 1万8750円 フルカーボン、ボルトはチタン。 

コンタクトOD2ステム 7350円 鍛造アルミ、ボルトはチタン製。



今回はそれが変わるかも知れません。もちろんオーバードライブ2になり専用のステムが必要になったということもあるのですが。

注目して欲しいのはサイズです。

70、80、90、100、110、115、120、125、130、135㎜(すべて8度)

というえらいラインナップになっているのです!一番下のMTB用な除きます。短いサイズはTNIなどが5㎜刻みで作っていますが、今や日東ですら10㎜刻みですからね。

ここで最初に触れたサイズのことが出てきます。ジャイアントは基本的にコンパクト設計をしているので、小さいサイズは充実しているのですが大きいサイズが少なかったのです。というかジャイアント・ジャパンがいれてなかったのですが(苦笑)。もちろんちょいちょいはありました。

ところが2012モデルを見ると、身長180㎝以上対応のバイクが非常に多く見られます。これは非常に驚きでした。

今までのMサイズで180半ば以上にも対応、と言っていたのがあまりにも無理というか、理不尽な論理だったに過ぎないのですが、フレームサイズの拡充とステムサイズの細やかなラインナップによって、これまで以上に選択肢に上るようになるでしょう。

おそらくここら辺は海外、特にアメリカで盛んなバイクフィットビジネスに触発されたものでしょう。日本でもスペシャライズドやアンカーがこの手法を取り入れています。これらが全て正しいとは思いませんが、数字として出てくれば初心者でもわかりやすいのも事実。ある程度のフレームサイズを揃え、後はステムで何とかするというのはカーボン時代の常套手段でもありますから。

ベストとは言いませんが、新たに測定台などを購入する必要もなく、今までのノウハウをそのまま生かすことが出来るという点で、普通のショップにも取っつきやすい手法かもしれません。



2012 ジャイアント・15万20速カーボンロード

2011-09-10 22:38:00 | 自転車
はいはい、ライバルキラーです(笑)。

昨年はフルカーボンで20万近辺なら、かなり破壊的価格でした。ところが! 2012年は15万円まで落ちてきました。しかもフォークコラムまでカーボンの本当のフルカーボンですからね。

……すご。


ディファイコンポジット3 15万7500円


TCRコンポジット3 14万9100円



TCRアドバンスド0 39万9000円

最後のTCRアドバンスド0は、おそらく電動アルテグラ装備車としてはトップクラスの価格だと思うので載せておきます。

これを見て、シマノがティアグラを10速に昇格させた理由がやっと分かりました。メーカーのプッシュだったのですね。そしてティアグラ仕様車はスペック上では105と変わりないものになったのです。

まだ全ての会社のラインナップを見ては居ませんけど、これまたすごい価格です。初心者にとってカーボンというのは、やはり見た目的にもスペック的にも魅力的に映るでしょう。

私などはこの価格帯なら、アルミを初心者や競技志向の若者(資金がない人(笑)に勧めますが、そうやって配慮しなくても、このフレームは十分な性能と魅力を秘めているでしょう。

ディファイは快適志向、TCRはプロにも供給するレーシンググレード直系の走り志向です。ともに東レ・T600カーボンで作られています。

クランクやホイールにコスト削減を感じますが、この価格なら納得でしょう。ゆくゆくグレードアップしても良いですしね。

さて他社からどのような対抗馬が生まれてくるか、楽しみです。


2012 ジャイアント・29er MTB

2011-09-10 22:31:00 | 自転車
私はジャイアントは嫌いではありません。乗れと言われたら嬉しいですし、性能的にももはや疑う人はいないでしょう。趣味性とかプレミア性というのはちと厳しいですが……。

とても好きなグレートジャーニーも、2012年はフラットバーとドロップバーの両モデルが復活しています。特にドロップ版はハンドルを分割式にして、グリップシフトにしたり、最大の魅力であるサイドバッグを1ペアしか着けないなど、このバイクの本質をジャイアントが忘れてしまったような変更をされていましたが、2012年モデルはちゃんとSTIで、バッグ2ペアという正しい路線に戻っています。

他のシリーズもそこまで変更は見受けられません。高級モデルはヘッドが上がスーパーオーバーサイズ、下がワンポイントファイブのテーパーコラム・オーバードライブ2になっているのですが、ジャイアントはあまりフレーム買いはあまりないでしょうから、気にしなくてもいいかと。

なので新作の29erを行きましょう!






XTCコンポジット29ER 0 33万6000円

XTCコンポジット29ER 1 24万1500円


アンセムX 29ER 1 29万4000円

現物も悪くなさそうでした。そこは天下のジャイアントクオリティですね(笑)。

ちょっと謎だったのは、XTCコンポジットにオーバードライブ2を採用しなかったこと。これ、オーバードライブなんです。下のみがスーパーオーバーサイズのやつです。これは26インチのXTCも同様です。ただ29erはホイールの慣性が大きいので、ここは頑張った方が良かったような……。

まあ、これはおそらくジャイアントだけの問題ではなく、フォークメーカーの問題でもあるのでしょう。オーバードライブ2はヘッドチューブの寸法は変えずにベアリングの内径を広げることで実現したので、移行は問題なかったはずですから。価格かな……?

1はフロントフォークにフォックスも入っていますし、ドライブトレインも20速、タイヤもシュワルベのチューブレスレディですから、即トレイルに向かっても問題なさそうです。

アンセムはオーバードライブ2やパワーコアBB(プレスフィットBB)などの最新規格は踏襲しています。ほぼ30万円なので安いとは言えませんが、妥当な価格でしょう。アルミのアンセムX1と同価格でコンポ違いとなります。X1はシマノ・XTですが、29erはX9とX7のチャンポンです。ブレーキもエイヴィッドのエリクサー7と5という違いがあります。

こうして考えると……、新規設計とはいえ29erの方がフレームにコストが割かれているという結論に達します。となると、期待できるでしょう!



2012 カルナックシューズ

2011-09-10 21:05:00 | 自転車
フランス・カルナックのシューズは自転車用として、世界トップクラスです。


http://www.roadbikeaction.com/Tech-Features/content/67/4753/Footwear-Friday-Carnac-Attraction.html
今だと選ばれるシューズはシマノ、シディ、DMT、ヴィットリア、スペシャライズド、ボントレガー、マヴィック、ノースウェーブ、レイク、ボント……。まだまだありますけれど、こんな感じでしょう。そうそう、ジロやフィジークが新たに参入して驚かせてくれましたね。

しかしシューズは数あれど、本当に愛され、使い続けられる製品はそうはありません。このカルナックは日本人にとっては少々相性が悪く、輸入元がころころと変わり、好きな人間には入手が安定しないことがありました。とりあえず今は岩井商会が入れているようです。

このアトラクションはラチェットバックルが2つあるという、珍しいシューズです。しかもそれらが各々二つのストラップを引いているのです。これが『マグネティック・クロージャー・システム』と名付けられています。ユニークですなあ。

昔は高級モデルにカンガルー皮を使っていて、唯一無二といっていいしなやかな履き心地を誇っていました。セカンドモデルのヘリオスカンガルーは文字通りカンガルー皮を使っていますね。しかし最上級のアトラクションにはあえて使われていないようです。どうやら剛性を重視したようです。

爪先とかかとも皮だけでなくカーボンなどで補強しているようです。

非常に手が込んでおり、もっと知られて欲しいシューズです。


2012 コメンサル・NEWメタ29er登場!

2011-09-10 02:54:00 | 自転車
コメンサルは勝負を掛けてますねー。いや、マックスのことですから勝負というより「良いバイクが出来たんだぜー。乗ってみるといいぜー。ドララー」といった感じなのかも知れません(笑)。

DHバイクに先んじて投入された新型リヤサスペンション・コンタクトシステムエヴォを29er二も投入です。

いや、このバイク、本当に2012年の最強トレイルバイクになれる雰囲気を漂わせています。






http://www.pinkbike.com/news/Commencal-Meta-Platform-Eurobike-2011.html