BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2012 ヴィットリアの飛躍、ラジアルケーシング&チューブレステクノロジー

2011-09-06 18:28:00 | 自転車
どちらかと言えば保守的というか、手堅いタイヤを作り続けてきたチューブラータイヤの雄、ヴィットリア。革新的なタイヤというとミシュランやハッチンソン、シュワルベ、マキシスなどがお家芸でした。

ですが! 来年は結構野心的です!!












http://www.arueda.com/especiales/eurobike/eurobike-2011-zipp-vittoria-y-hed.html
http://road.cc/content/news/41603-eurobike-2011-demo-day-giant-canyon-american-classic-nuvinci-grippp-and



ヴィットリアというのは不思議なメーカーで、シームレス構造も製作することが出来るのに、エントリーグレードのルビノだけに採用が留まったりするのです。ソーヨーはシームレス構造で異次元とも言えるしなやかさを実現しているので、何故上位機種に採用しないのかよく分からないのです(苦笑)

そして今回もコルサシリーズよりワンランク落ちるグレード・ディアマンテプロにラジアルチューブラータイヤを投入してきました! 220tpiのナイロンケーシングで作られたこのタイヤは22㎜と24㎜が用意されるそうです。

さらに前に「多分……」と書いたシクロクロス用チューブレスタイヤも確定です。クロスXGプロなのですが、チューブレスであるだけに留まらず、なんと! これもラジアルケーシングを採用するようなのです!

自転車用でラジアル構造のタイヤは、マキシスとシュワルベしかないはずです。今回のディアマンテプロはチューブラーですから、唯一無二のタイヤと言って良いでしょう。タイヤはコンパウンドばかり目に行きますが、実はケーシングが大切なんです。要するにタイヤの土台、礎ですから。

ディアマンテプロはセカンドグレードなので、これでレースに挑んでも良いでしょう。剛性とグリップ力の向上が期待できます。クロスXGプロはパンクとの戦いでもあるシクロクロスでは、チューブレス構造を生かした耐パンク性が期待できるでしょう。

どちらのタイヤもかなり期待して良いかと!

2012 KHS・ちょいちょい

2011-09-06 17:33:00 | 自転車
結構凝ったDH用リヤサスモデルで「頑張っているじゃないか!」と思っていた矢先、そのまんまOEM先のフレームを使っていたことを教えてもらい、力一杯失望したKHS。それ以来、どんなモデルを見ても食指が完全に動かなくなってしまいました。

ところが! フレームは変わっていないのですが……、なんとなく良い感じにこなれてきてしまいました。喜んだらいいのか、悲しんだらいいのか……(苦笑)?










http://www.mtb-forum.it/eurobike-2011-khs/
http://www.singletrackworld.com/2011/09/eurobike-2011-local-colour/

29er、XC用フルサス、フリーライド、DHといったバイクなんですが、……悪くないですね。

この写真の29erバイクはフルカーボン製ですが、前三角だけがカーボン製や、アルミのモデルもあるようで、世界の流れを着実に捉えています。

カラーリングが変わっただけですが、今までの黄色一辺倒から随分洗練されたように見受けられます。パッケージングの勝利でしょうか?

元々は日本開発のバイクを世界展開していたりする、見る目はあるメーカーなので、まともな方に軌道修正してくれたようです。

でもね、やはり丸ごとというのは止めて欲しいです(苦笑)。やれば出来るはずなんですから!



2012 トムソン・チタンハンドルバーその他

2011-09-06 16:22:00 | 自転車
順調に育っているようです。トムソンメイドなら、どれだけ期待してもしすぎることは無いはずです。




http://www.dirtragmag.com/webrag/eurobike-report-29ers-invade-europe

チタンバーは730㎜幅、31.8㎜クランプ径、3、6、9、12度というバックスイープが用意される模様。

……こだわってますねえ(ニヤリ)。流石です。

いくらスーパーワイド、ストレートが流行っていても、こんなに細かくベンドを用意するメーカーは無いですね。ステムもハンドルクランプ径を31.8㎜(ホームページには25.4㎜が残ってますけど)に絞ったとはいえ、50~130㎜まで揃えていますし。

DHに使う人と、29erに使う人はハンドルに望むことが違いますから、正しいラインアップです。ただDHにも使って良いのかの確認は出てきてからですね。

下の写真のカラーバージョンは……、出るようなのですがよく分かりません(汗)。

個人的にはこんなのは要らないので、ロード用のステムとピラーを変えて欲しいです。今のロード用ステムはハンドルクランプ部分がまるまるとしていて野暮ったい感じがしますし、ピラーはオフセットバージョンは途中から曲げてあり美しくないと思うのです。

今ロードは軽量化が極まりつつあり、ステムもピラーもこれ以上軽くする必要はほぼありません。逆にプロ達は安定したハンドル固定を好んで、ハンドル&ステムをあえてアルミを使っている人がかなりいます。シートピラーも、パヴェ用にこっそりとトムソンを使っている人もいるくらいです。

性能は全く問題ない、というか一級品なのです。ただもうちょっとデザインをヨーロピアンバイクにも似合うようにしてくれれば……。

トムソンですからね、絶対に出来るはずです。遠い極東の国から祈っていますよ(笑)。