とっても評判になっている本ということで 読んでみた。図書館で予約しようとしたら、なんと 700人の 待ち行列ができていたので諦めて購入。
なるほど、これは面白い。主人公の女子中学(高校)生 成瀬あかりの、(いささか発達障害的な面を持ち合わせている)型破りな発想と行動力が何とも個性的かつポジティブで微笑ましい。笑いとともに元気が貰える小説である。大津市膳所を舞台に、地元のネタが登場し描かれるのもリアリティが高く好印象である。
高い評判は「ここまで?」という意外感はあるが、手軽に読めて、元気になれる小説が読者に求められているということなのだろう。爽快感残った。