道草、より道、まち歩き。

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みよし工房 木彫 彫蕗(ぼれろ)

2013年10月15日 23時42分22秒 | アート・文化
豊平峡ダムの帰り道、寒いな~と思いつつ坂道を爽快に降りて行ったら、一瞬左手の木陰にフクロウらしい木彫を発見しました。

何だ と思いながらブレーキをかけ、少し引き返してみると「木彫 彫蕗」という看板が出ていて、他にも色んな彫刻が並んでいました。

また「ふくろうの散ポ道 OPEN」と書かれてあったのでギャラリーか何かかな?と思い隅っこの方に自転車をおいて、辺りを見回しているとここの女性が出て来てくれて、これらの彫刻のことなど色々教えてくれました。
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ここは三好純男さんの工房兼ギャラリーで、この定山渓に移って21年だろうです。
庭にある彫刻も20年経っているものもあって、木ですから当然割れたり朽ちて来たり。しかしそれがまた風景に溶けて良い感じになっています。

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それからこんな風に木の上にフクロウやリス、アカゲラなんかも居て、時折本物と間違って見に来る人もいるそうです。

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フクロウばかりでなく熊の彫り物などもあったりしますが、やっぱり私もフクロウが好きなもんで沢山写真を撮らせて貰いました。
森の神という感じで風格があります。

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途中からご主人の三好さんも出て来てくれて、話をしてくれましたがとても気さくで優しい方でした。
ギャラリーの中にはスツールや小さな置物などもあって、いつかはこういうのが欲しいな~と思いました。
冬には熊の頭を彫ったかまくらを作ったと写真も見せてくれましたが、やっぱり彫刻家が作る雪像は上手でした。

こんな場所にこういう所があるなんて、もしフクロウの彫刻を見落としていたらずーっと知らないままだったでしょう。
最近は木を掘る若い人が少ないのよ~と奥様が言っていました。力もいるしこれで生活するというのも難しいからでしょうと話していましたが、芸術の世界はそれだけで生活ができるって厳しいだろうなぁ。
しかし、まだまだ札幌市内も楽しい所があるものです。

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アンパンマンのやなせたかしさんが亡くなりました。
子ども達がまだ小さい頃に富良野の麓郷にあるアンパンマンショップに行きました。
末っ子が乗っていた遊具を別な子が乗ろうとした所、睨みを効かせて追い払って冷や汗をかいたのを思い出しました(^^;

子育てサロンでもよく子ども達に絵を書いたりしますが、アンパンマンは一発で分かってくれて「パ~ン♪」なんて言ってくれたり、アンパンマンキャラクターの付いたオモチャも人気で、終わりには必ずアンパンマン体操で〆ますが、みんなそれが楽しみのようです。

漫画家では長谷川町子しか国民栄誉賞を受賞していませんが、アンパンマンのように子どもに今も愛されている作品の作者として、国民栄誉賞は受賞に値するものと思います。
やなせたかしさんのご冥福をお祈りします。

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