![Cimg8422 Cimg8422](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d1/6eda8119b1299b294ba8e0ceac5663fd.jpg)
2008年に記事にしたことのある銭函にあった道立中央乳児院が廃止になり、民間の社会福祉法人北翔会が引き継いだもの。入所の定員は40名で0歳から2歳までの乳児・幼児を受け入れている。
道立だった時と同様に虐待や育児放棄、傷病、生活困窮などにより養育が困難な親元から預かり保育しており、就学前まで預かることはできるが、毎年新しく入院する子供がいるため、2歳を過ぎてからは児童養護施設や里親の元に引き取られるケースが多く、実の親が引き取るケースは稀だという。
http://blog.goo.ne.jp/bem87blog/d/20080621
まだ人見知りのする子供たちもいるためそっと見学させてもらったが、まだクビも座っていない赤ちゃんがいることに驚いた。年齢によって部屋が分れていて、歩けるほどの子供たちは親元に帰っても自然に生活できるように、一般の住宅に近い間取りや設備にしているという。
![Cimg8425 Cimg8425](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c9/fd1dc456a6ab5b2952bb88786c12d490.jpg)
今年の正月には全国にタイガーマスクからランドセルが配られたりしたが、その後日本は大震災でそういう話もすっかり忘れられたようだ。
震災では親を亡くした子供が親戚などに引き取られたというが、北海道では祖父母でも引き取りを拒まれるケースがあるとか、血縁関係の希薄さが感じられるという。
原因は様々なんだろうが、大学まで教育を受けられる権利を親の収入などで左右されることのないようにすべきではとも思う。
施設の玄関前にチョークで描かれたリンゴ。本来は自分の親と一緒に遊びたいだろうに…。
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