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ノーベル平和賞

2014年12月10日 23時53分07秒 | 国際・政治

ノーベル賞の平和賞がノルウェーのオスロでパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんと、インドのカイラシュ・サティヤルティに受賞されました。

イスラム過激派タリバンに銃撃されたマララさんは教育の重要性を、サティヤルティさんは児童労働の根絶を取り組むということでの受賞とのことでしたが、どちらも日本では信じられない話ですが、イスラム教とヒンズー教のもつ女性蔑視が大きな問題なのでしょう。

日本の様に信教の自由などないだろうし、その国に生まれたら個人の意志に関係なくその宗教に取り入れられ、男性の暴力で死ぬまで苦しむ女性もいるようです。

マララさんは「戦車をたやすく造れて、学校建設が難しいのはどうして」との問いに各国首脳はどう答えるのでしょう。

また、これまでに児童労働や人身売買から8万人以上の子どもを救って来たというサティヤルティさんは、「子どもの夢の否定は最大の暴力だ」と訴えました。

今回のノーベル平和賞には日本「憲法9条」が熱烈なアピールの結果ノミネートまでいったとか…。日本がノーベル平和賞を貰うとしたら「憲法9条」じゃなくて平和的な国民性ということだと思うんですよ。

今まで日本が戦争をやらないで来られたのは「憲法9条」のおかげだけじゃないからね。

平和賞にはまだ何もしておらず、結局今も有言不実行なアメリカ大統領バラク・オバマが受賞したり、金正日とお話しただけの金大中が受賞したり、アメリカが元凶の温暖化を訴えたアル・ゴアが受賞したり訳が分からない賞だと思っていたけれど、たまにはちゃんとした人も貰える賞なんだと分かりました。

以前、国連に日本の女子高生が制服の廃止を訴え、国連委員に「貧しくて制服も買えない国もある」とたしなめられた話があったが、今回受賞した二人の話を聞いてどれだけ自分が恵まれた国で生活をしているか実感しただろうか。

しかし悲しいかなこの二人の受賞で明日から急に世界が変わることはないのだけれど、平和ボケしてる日本人はこんなにも苦しんでる女性や子どもたちが居るんだと分かれば、ほんの少しでも前に進む事ができるかもしれないし、ペットボトルのキャップなんか集めてる場合じゃないって気づくといいのだけれど。

ヤフーのニュース一覧を見ると、二人のノーベル平和賞受賞と並んで「イスラム国 同性愛者また処刑」って未だに対話も通じないような所もあるし、「矢口 不倫現場は「修羅場」」と…、も~ホントどうでもいいっていうか、もうテレビに出て来んな!ってヤツの話とかね。

お前ホント恥ずかしくないの? って、まぁそれを引っ張りだすメディアもメディアなんだろうけれど、そういうテレビ局に金を出すスポンサーももうちょっとお金を有効に使って欲しいよな(だんだん言い回しが汚くなってくる)

あと薬物なんかやった芸能人なんか二度とテレビに出ないで欲しいと思うんだけれど、そういうのにもまだファンが居るんだから困ったもので。

今世紀中にマララさんの訴えは叶うんでしょうか…。

いや、きっと叶えなければいけないですよね。


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