武田邦彦中部大学教授のYou Tubeによるとインフルエンザの感染者が昨年末から今春まで激減だという。
国立感染症研究所のデータでも分かるけれど、昨年暮れには確かに札幌市内でもインフルエンザで学級閉鎖というのが聞かれたが、1月に入って今年はインフルエンザももう終わるような感じだった。
で、その直後に武漢で大変な事態になっていると連日報道されはじめ、頭をすっぽり覆うようなもうそれはマスクじゃないだろと言いたくなるようなものまで被って電車に乗っている人とか、感染者を家から外出させないようにドアに釘を打ち付けたり、感染者を村に入らせないようにと民間人が道路を封鎖したり半分笑ってしまうような映像が映し出された。
まだその頃は日本も世界も他人事だったのだけれど、2月に入って北海道でも一人、二人と感染者が報告され、雪まつり時期もあってやはり中国人からの接触と思われた。
事実、北海道の感染者第一号は1月27日に道内の医療機関に入院した(どこ? 札幌では発表していないので、道内のどこか。なぜ発表していないのだろう)武漢からの40代女性観光客で、来日して東京から移動して感染が確認された。
それから道内第二号の感染者は、札幌市内の男性が1月31日に発熱などの症状が始まり、2月11日に医療機関に入院された。
武漢の女性が道内でどういう行動を取ったのか? 中国とか韓国なら事細かく発表して道民に警戒を促したかもしれない。
インフルエンザに戻すと、今シーズンは例年の患者数から見ると激減といえるようです。
武田教授が紹介したデータによると(というか武田教授以外にもそのデータを紹介している方もおります)、日本のインフルエンザの患者数が年間1千万人。死者数は年間1万人。これには驚きましたが、アメリカはもっと多くの人がインフルエンザで亡くなっているといいます。
対して新型コロナウイルス。このままでいくと患者数が推定1万人、死者は500人になるだろうとの試算です。
(14日現在の死者数は102人、クルーズ船11人で合わせても113人)
今年のトータル死者数は3,000人という推定をされています。インフルエンザを含めても3,000人。武漢ウイルスの死者数がこの先増えたとしても1,000人を超えるという事が考えられるでしょうか?
日本人武漢ウイルス(新型コロナウイルス)はかかりにくい? BCGの接種があったから? 衛生観念が優れているから? などなど言われますがやはり欧米の濃厚接触と比べると感染の機会は少ないのかなあと感じる次第です。
ひるオビでドイツの封じ込めの例を紹介していたが、はあ? ドイツって封じ込めてるの? 検査が多いから死亡率が高いのは仕方ないとか言っていたけれど、死亡者は14日現在3,194人。
ドイツの人口って8,300万人。面積は日本よりちょっと小さくて人口密度は日本よりかなり少ない。
人口比で考えたら1億2,600万人の日本はドイツの1.5倍。ドイツが日本の人口ほど居たとしたら死者4,790人になる計算。
日本が113人というのを見ると圧倒的に日本のほうが抑えている状態じゃないだろうか。今後増えたとしてもどうだろう? 今の状態でも死者はそこまでいかないんじゃないだろうか…科学的エビデンスはないかぁ(^^;
ま、もうバラエティ番組のようなワイドショーはもう見ないほうがいいのかもしれない。
テレビさえ見てない人にしたら何を今更かもしれませんが。