これは停電直後3時29分、2階の窓から北東方面を撮ったもの。
この直前に掃除機を取りに行ってなんとなく外の様子は〜と窓越しに外を見ていたら、街灯や地震で起きていた家の灯りがパパパッと瞬く間に消えていった。
あ〜停電か、あの揺れなら無理もないか、でも朝には通電しているだろうくらいに考えていた。
そして、今晩の同じ方向で撮ったもの。
停電になった時、中央に一つだけ見える灯りは3階建てのアパートの階段踊り場の照明。右端にも小さな灯りが並んで見えるのも多分アパートかマンションなどだろうと思う。
非常用電源なのか、周りがほどんど消えていているのに、灯りが点いているとはちょっと驚きだった。
それにしてもやはり街灯があるとこんなに道も明るい。
翌日の夜空は札幌でも星が見えたというから、停電直後はまだ日の出からも1時間以上あり、きっと星が綺麗に見えたろう。
在宅で治療を続けている人は停電になり家族も大変ご苦労されたと報道していた。バッテリーで対応できない場合は救急車で医療機関に搬送されたという。震源から遠く離れた帯広、釧路、北見、旭川以北まで停電になるとはどうしても電力会社の危機管理を問われても仕方ないと思う。
東日本大震災後に電力供給については、様々なバックアップ対策が考えられているものと思ったら、こんなに脆弱なままだったとは。水道の次にインフラとしては非常に大事な電気がこれほど脆いとは。
それが一企業が担っているというのもどういう事かとも感じる。
水道も民営化にという話も聞いたが、こういうものは営利目的ではなく、都道府県もしくは国レベルで安全を考えるべきかもと考えつつ、原子力発電所は国主導だったとも言えるのかなと思うと難しい。