道草、より道、まち歩き。

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夕張職員給与生活保護以下?

2006年12月28日 03時01分50秒 | 社会・経済
夕張市の職員が来年度からの新しい給与体制が手取りだと、生活保護費以下の水準になるケースがあるという試算が出された。これはもう職員の流出に歯止めがかからないのではなかろうか。まだ手持ちのお金があるうちに別の町に移ろうとするのは当然の考えだろう。実際早期退職の募集には予定数より多い職員が早期退職の希望を出したというし。
しかし引っ越しや移住後に職が見つかるまでの蓄えがあるならまだ良いが、年金生活の高齢者にはかなり難しい事だろう。夕張再建は現実的には不可能だと思う。私企業ならもうとっくの間に倒産状態なのだし、負債を含めて受け入れる近隣町村があろうはずもない。
しかし住民だけは周りの町を含めて北海道全体で、税金の優遇措置とか空き住宅を使って受け入れるような体制をとれないものかと思う。人口を増やしたい街もあるだろうし。夕張の住民には酷かもしれないけれど、市をなくするという選択も必要かもしれない。
夕張には「石炭の歴史村」「マウントレースイスキー場」「滝上公園」「丁未風致公園」「幸せの黄色いハンカチ広場」等や、子供のサッカー合宿にも行ったし、道内でも一番行った所かもしれない。中でも「滝上公園」の夕張川が浸食した渓谷は見事で素晴らしい風景。ゆうばりメロンはあまり食べられないけど。
でも遊園地のようにほとんど客がいない状態を続け、箱ものを作り続けた責任は議会や市、職員や国、金融機関にもあってしかるべきだろう。これ以上市として存続させる事は無理としか思えない。悲しいけれど。

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