最高速度見直し？

警察庁が現行の法定最高速度の上限、一般道６０キロ、高速道１００キロの見直しなどを論議する検討会を10月27日に発足することをきめました。 これは１９６３年から見直されていなかったそうで、規制速度を決める方法も１９８９年以降変わっていなかった。 検討会はこれまでの交通事故の実態・道路事情の変化を踏まえて、これから３年をかけて調査をするということです。 建前上は市街地の最高速度は６０キロではありますが、実際６０キロで走っている車は…う～ん。たまにいますかな？でも現実的に２車線の直線道路、交差点もなしという道路と、山道のカーブが連続する道路と同じ最高速度というのもおかしな話で。 実質最高速度なんてあってないようなもののようで。なんとなく個人個人で最高速度プラス１０キロとか、自分の中である程度の上限を決めていたりするのではないでしょうか。 もちろん自己判断で最高速度を考えろ。なんて乱暴な考えではなく、その道路に応じた適正な最高速度が必要だと思うのです。現行のようにどういう基準で最高速度を決めているのか、あまりに大雑把な規制だから守る人もいないのであって、ここはカーブが多く危険だから○キロを厳守しろっていう風にして、もう少し弾力的な速度設定をしてもらいたい気がします。 委員会は警察庁や国土交通省幹部、学識者で構成するそうですが、この人たち自分で運転する方なのでしょうか？運転手付の車の後ろに乗って偉そうにしてる方ではないでしょうねえ。３年もかけられるのだから、しっかり現状を見て安全を第一にした見直しをしてもらいたいものです。