AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

2月17日(金)のつぶやき

2017-02-18 02:40:57 | 百済ない話

生死のインフィニティ(2)

2017-02-17 10:34:57 | アイディアのIdentity
広告表現で誕生は好まれますが「死」は忌み嫌われます。
でも誕生を極端に描くと問題にもなります。




カンヌで好評でしたが、クレームも多かった「人生は短い。もっと遊ぼう。」なんか「揺り籠から墓場まで」を描いたようです。そしてもう一つはボルボが描いた死はちょっとさらっと手がけていました。




CMの登場人物にはそれぞれ名前が設定されており、
アンバー(A)がバスに轢かれ、バリー(B)がハトに襲われるなど、頭文字のアルファベット順に不条理に訪れる“死”が描かれていく。
最後にはボルボの自動運転システムにより死を免れるという内容になっているのだが、ブラックな内容に関わらず、映像から受ける印象はユーモアもあり、洗練された死でもあり、心臓麻痺をおこしても自動で歩行者を認識してボルボの車が止まるのです。


2月16日(木)のつぶやき

2017-02-17 02:34:52 | 百済ない話

生死のインフィニティ⑴

2017-02-16 19:40:33 | アイディアのIdentity

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「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
この辞世の句を詠んだのは、太閤秀吉です。
秀吉がもう少し長く生きれば、豊臣家は滅亡しなかったかもしれません。
太古から誰もが望んだ事、それは「不老不死」です。iPS細胞、アンチエイジングなど誰もが若さを維持したいものです。富豪でも貧困者でも老いは訪れ平等に死は訪れます。
若返りをテーマにした映画は多いですが、巨匠宮崎駿監督は描いていく者がどんどん若くなっています。「崖の上のポニョ」の中でも老人達が若々しくなっていく。
そう言えば、監督が潜在的に描いたのか「cocoon」の一場面と似ておりました。




逆に年をとる毎に若返っていくという映画もありました。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」です。




『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(ベンジャミン・バトン すうきなじんせい、原題: The Curious Case of Benjamin Button)は、2008年のアメリカ合衆国のファンタジー・ドラマ映画である。1922年に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説をもとにエリック・ロスとロビン・スウィコードが脚本を執筆し、デヴィッド・フィンチャーが監督した。なお、フィンチャーと主演のブラッド・ピットの二人にとっては『セブン』『ファイト・クラブ』に続くコンビ作品となった。第81回アカデミー賞では作品賞を含む13部門にノミネートされ、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞した。(ベンジャミン・バトン 数奇な人生 Wikipediaより引用させて頂きました。)

NetflixのDiet

2017-02-16 00:46:49 | ADレナリンのパーセンテージ
久しぶりにadsworld comにアクセスしましたら、何やら怪しいグラフィック表現に目を止めました。クライアントは、Netflixです。















この「Santa Clarita Diet」と言う番組名でした。調べますと、夫婦シーラとジョエル(Barrymore and Olyphant)はカリフォルニア州サンタクラリタの不動産業者です。シイラが変形を経て人間の肉を食べるゾンビになった後、カップルの人生は暗くなります。この様な内容でした。日本でも先日配信されています。人を食べちゃうホラー映画をコメディ化したものですが、ゲロを吐くは、人間食べちゃうは、、、。こう言う表現は日本ではまず無理でしょう。NHKはやらんでしょうし、民放もクライアントはつかないでしょう。ゲテモノドラマですが、印刷媒体はなかなか洒落ているのです。

Valentineの落し物

2017-02-16 00:42:09 | アイディアのIdentity
Valentinの落し物







バレンタインデーにしても節分の恵方巻きにしても、このちっぽけな国ジパングは何でもかんでも取り入れてしまいます。在職中 M製菓担当時「バレンタイン宣言」なる告白宣言をラジオCMで企画し提案させていただきました。全国キャラバンです。
バレンタイン=チョコレートと言うのも仕掛けでして、この時期だけチュコレート販売する業者もあります。ニューヨークのデパート ブルーミング デールのイエローパッケージネクタイでもなんでもですが、チュコレートは日本だけかもしれません。昨年のバレンタイン キャンペーンをご紹介します。
マクドナルドのバレンタインはシアターのプレゼントでした。
ネスレはドミノ倒し的な表現です。
ペルーもブラジルも広告表現の質が落ちる日本とは逆に匠の技がちゃんとあります。



AIの自動運転からエディターの壁と可能性(3)

2017-02-13 19:24:59 | メディアの一向一揆





IBMのWatsonが制作した初めての試みはこの映画の話題性となることでしょう。Morgan(モーガン)と名づけられた少女型ヒューマノイドが、その人間離れした力で運命に反抗するストーリーです。彼女は、ある科学者が悪意に満ちた攻撃を受けたことに腹を立てる。そんな彼女を終了させるかどうかを決めるために、「企業問題処理係」(ケイト・マーラ)が呼ばれるというストーリーです。



思えば2001年 「AI」と言う映画がありました。原案はスタンリー・キューブリック監督でしたが、スチーブン・スピルバーグが監督したものです。興行的には失敗作でした。
それから16年、実際に人型ロボットが世に出ている今、この映画を観る方々はどう思うのか?
人間は人間に近くなりすぎるヒューマノイドを気持ち悪いと感じるそうです。これを「不気味の谷」と言います。
映画の全ての情報を読み込み、それを編集していく作業に於いてやはりエディターが抽出する必要があった事は未だホッとさせる事でしょう。但し業界用語である「あら編」をしてくれる事は
膨大なシーンの中からトレイラーを作る上で非常に時間とコストを削減出来ます。
先日アップしたIBM Watsonの編集したものと比較して、実際のトレイラーをご覧頂いた感想は如何なものでしょうか?
個人的な私感ですが、Watosonの編集と編集者と比較しても、カットがルーズである事。トレイラー上でのインパクトはやはり専門の編集者には敵いません。でも将来的に何処まで学んでいくかでしょう。学びが多くなればそのクオリティも上がります。ホーキンス博士が仰るように、「これ以上人工知能を開発すると人類は滅びる」と警鐘を鳴らしています。今は亡き 東京コピーライターズクラブの会長でもあった近藤朔さんは、「クリエーターなど甚だしい、クリエーターとはキリストの事であり、クリエーターらしからぬ者達が多くなっている。」とCR全局員にむけて苦言を呈した事を思い出しました。
クリエーティブの領域まで入り込む事は、将棋くらいでやめた方が宜しいかと思うのは私だけでしょうか?そして我々人間はクリエーターと呼ばれるように研鑽するしかないのです。