AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Super Bowlのマイノリティ表現(4)

2017-02-09 22:10:10 | アイディアのIdentity
スーパーボールをテレビも含めて凡そ1億人が観るとの事です。
オンエアー1回に5億6千万円 1秒数千万の計算となります。今回目立つのは、白人とマイノリティの分断をテーマに表現した今までにない広告表現から見えてくる企業の断固たる態度でもあります。





「私たちは、信じます。あなたが誰であろうと、どこ出身で、どんな人を愛し、
誰を崇拝するかに関わら 私たちは皆、同じ人類です。人種や信仰、性的嗜好に関わらず
人種や信仰、性的嗜好に関わらず『受け入れる(We Accept)』と、
世界はもっと美しくなる。」

『受け入れる(We Accept)』と言うメッセージ、米国を分断した胸元に刺さる強い企業態度でもあります。
エアビーアンドビーはアップル、フェイスブック、マイクロソフト、ツイッター社などと共にトランプの政策に反する提訴を行っています。2月6日現在、提訴には97社が参加しています。
何度も何度も大統領令と言う切り札を切ってくるこの傲慢な男に、いつ誰が「ビンゴ」と言うのでしょうか?この分断は世界へ暗い影を投げかけていく事でしょう。凡そ1914年の足音だけは避けてほしいものです。