AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

回文の妙(1)

2014-04-30 23:25:25 | 言の葉の輪転機
回文と言えば
「お買い得安いと椅子屋くどい顔(オカイドクヤスイトイスヤクドイカオ)」等 名文をお作りになられた土屋耕一さんが有名です。ここまでの名文は思いつきませんが、現場時代、車は免許も持っていないので依頼されても辞退しておりましたが、トヨタのカリーナで賞をとって欲しいとのことで一度だけRADIO CMに参画させて頂きました。丁度 バックソナーが付いて車庫入れも簡単 この機能を「A TOYOTA!」で表現してみました。このアイディアを教えてくれたのは、当日松下電気様担当の草川さんです。「IRODORI」と言う言葉で、何処から観ても美しい(彩)と言うアイディアです。お陰様でTOYOTAのCMはニューヨーク国際広告祭で入賞は致しました。入賞は其の部門で選ばれた中から受賞 ゴールド シルバー ブロンズを決めるわけですから、残ったと言いますか、カスッタ訳です。回文 英語で言いますと「palindrome」です。以前 ブログでupしたMercedes Bentzのポスター広告です。リバーシングカメラを搭載した機能を上手く表現しています。それもキャッチコピーだけで、、、。
これらはカスッタではなく、英語の回文キャッチでは秀逸な表現です。












繋ぐ善意と悪意(2)

2014-04-30 02:46:02 | 今そこにあるメディアのリスク



ネット社会は嘘もあれば真実もあります。それを見極めないと韓国の様な、悪意の連鎖反応が起こるのです。こちらは善意の連鎖反応でした。大阪・枚方市を中心に活動する河内音頭のダンスチーム『スターダスト河内』のメンバーが、動画共有サイト「ニコニコ動画」内の『ニコニコ生放送』(ニコ生)で知り合った、埼玉に住む一人暮らしの男性(69歳・ハンドルネームは「頑固一徹」)の話す様子がおかしいことに気付き、救急隊員に通報。孤独死の危機を回避したのです。両者はこれまで一度も会ったことがなかったため、ダンスチームのメンバーは一徹さんの情報を仕入れるため、ニコ生の緊急生放送やスカイプ(インターネット電話サービス。音声だけでなく、メッセージ機能もある)を通じて病院に行くよう呼び掛けを続けた。そして、ついに一徹さんの保険証を画面に映させることに成功。救急隊員が駆けつけて無事に一徹さんを病院に搬送することができた。一徹さんは初期の脳梗塞の診断。1週間の入院後、無事退院し、大事には至らなかったが、もし放置していたら、孤独死の可能性があった。一徹さんが語っておりました。
一人暮らしの老人の命を救ったのです。これも同じネットの繋ぐ連鎖で救われたのです。
思いますに、お金も元来使う人により、生き金にもなり、死に金にもなってしまいます。
ネットも同じだと思います。悪意もあれば、善意もある。この善意を広めていきましょう。まだまだこのちっぽけな日本という国には善意の灯りがあります。