AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

視覚効果の優劣(1)

2014-04-24 23:55:15 | Virtualのactuality
以前ご紹介させて頂きましたメルセデス ベンツの文字で車の運転席から視える物、子供だったり犬だったり、通常 画像や動画で表現するところを文字でその効果を狙った秀逸なポスター広告です。









TVの視聴率と命の重さ(2)

2014-04-24 23:24:16 | 今そこにあるメディアのリスク


前回UPしたブログの中で日本のマスコミ 報道の善意と申し上げましたが、まだまだと申しますか、、。阪神淡路の震災の教訓を忘れてしまったのか、次の世代に伝わっていないのか?この沈没船でのインタビューでも問題になっていましたね。マスコミ、マスメディアを職としている者は自分たちが偉いかのような錯覚、NHKの会長同様です。韓国マスコミ界を避難できる立場ではなかったのです。これでは韓国マスコミ界を論じる事も出来ません。




毎回 面白い発想のドラマをインターネット配信しているアメリカのケーブルテレビHBOの連続ドラマ「ニュースルーム」は、ニュース番組を制作する人々の話だ。有名なアンカー、ウィル・マガボーイ(ジェフ・ダニエルズ)を主人公に、テレビ局の報道部門の雰囲気をリアルに伝えるこのドラマは、最近のニュースを素材にエピソードを展開することで、生きた本物のニュースが生まれる現場にいるような気にさせる。そして、公正さに重点を置いたニュースの価値とは何なのか、自問自答している。CR現場時代 サブでキャノン様のプレゼンテーションスタッフとなった時、当時の御手洗社長の意向でTBSの「報道特集」の番組枠を抑えたことがありました。曰く「ニュースが一番面白い。」とのこと。おっしゃるとおり、その日に起こった事件事故、それに纏わる被害者、加害者達が浮き彫りにされる。そして翌日にはまた新しい出来事が、昨日のニュースが視聴者達に与えた個々の感情を無視して、カットインで塗り替えられるのです。韓国のこの被害者家族を無視し、視聴率を稼げるのならなにをやっても良い。と言う考え方自体 先進国の報道とは程遠いと感じてしまいます。
唯一ケーブルテレビの報道専門チャンネルJTBCの「ニュース9」は、アンカーのソン・ソッキ氏の長い謝罪でニュース番組を始めた。
「今日(16日)、昼の旅客船沈没事故の速報をお伝えするとき、私たちのアンカーが救助された女子生徒に質問した内容が、多くの視聴者からお叱りを受けました。どのような言い訳も必要ありません。私が学んできたことを、先輩として、責任者として後輩アンカーに十分に教えなかった私の責任が最も重大です。深くお詫び申し上げます」
ソン・ソッキの謝罪は、暗闇で覆われたメディアの終盤戦に差した一筋の光のように感じられた。公正な報道も重要だが、自分たちが何を間違ったのか認めて謝罪するのもメディアの役割だ。「ニュース9」は、ソン・ソッキは、少なくともその座を守った。(HUFF POST Japanより抜粋させて頂きました。)
ところで、この国のリスクマネジメントは「どうなっているのだろう?」
それは、政府、朴槿恵(パク・クネ)大統領の国民に向けてのメッセージが全く聞こえてこないのです。リスクマネジメントの一番重要な事は、迅速な動揺する国民へのメッセージです。




以前 UPさせて頂きました チェレンジャー爆発事故。其の夜レーガン大統領は悲しみに打ちひしがれた乗組員の家族や中継を学校で観ていた子供達、そしてアメリカ国民へのメッセージは、悲しみを共有した偉大なメッセージとなったのです。