今週の追っかけ馬（6月2日・3日）

　今年から、ダービー週間の終了と共に来年のダービーを目指す2歳新馬戦がスタートすることとなった。以前から競馬の世界は、ダービーに始まってダービーに終わるサイクルが一年と云われていたが、正にそのことを地でいくこととなった。

　当方も今回から、JRA-VAN　POG`12に参加することとした。果たして、当方が選んだ10頭の2歳馬が来年のダービーまでにどこまで出世するものか・・・これも楽しみの一つとなった。

　また、2歳新馬戦となると、競走馬のクラス編成替えも併せて行われるため、早速今週の開催から降級組の活躍が見られることであろう。こちらの方にも目を向けておかないと・・・3歳馬たちは、斤量の恩恵を受けながらも先輩たちとの厳しい競争を強いられる。

[土曜日の追っかけ馬]
東京10Ｒ ラフィングインメイが出走予定。
　ここ3走の同馬、気性的なものなのか頭打ちのところがある。それでも、全力を出し切ればこのようなことはないものと思っているのだが・・・。母の父、母の母を見ても超良血でありその孫である同馬、なぜ動かないのであろうか。

　今回は、先輩格の馬たちに交じってのレースとなる昇級戦、ここでは降級馬もいるので今までとはレースの流れもさらに速くなると思われる。3歳馬の仲間たちも5頭がチャレンジ、ただ、3キロ減の54キロという特典があるので、古馬を相手にどこまで太刀打ちするものか・・・しっかりと見ておきたい。

東京11Ｒ ストロングリターン、フィフスペトルの2頭が出走する。
　ストロングリターンの前走は、タイミングが合わなかったのか一完歩出遅れていた。そのため、後方3、4番手から追走し最後の直線では、大外からメンバー中2番目の33秒2の末脚で追い上げるも0秒3差4着であった。

　半年ぶりの実戦ながら、それほど負けていなかったので今回につながってくると思われる。3頭併せの最終追い切りでは、同馬の動きが一番よかったらしい・・・。

　「骨折があっての半年のブランクだったため、上手くガス抜きが出来ていなかったのか、前走では掛かるような面を見せていました。ただ、一度レースに使う事によって大きく解消されたと思います。追い切りに跨った福永騎手も、少し左へ張るようなところはありましたが、攻め馬のイメージで走れれば競馬も大丈夫だと話していました」と、橋本調教助手のコメントとのこと。

　一方、フィフスペトルについては、ここ2走が重と稍重におけるレースのためか本来の力を発揮することができなかったみたい・・・東京コースに実績が乏しいことが不安である。最終追いから、馬体が締まり上積みは感じるが動きは地味との評価がでている。

　「先週は併せ馬で今週は単走。動きは良かった。デキは２着だった昨秋のマイルＣＳ時と変わらない」とは、加藤征弘師のコメント。

　今回から、ローズキングダムを追っかけ馬から除いた・・・。（夫）

[今週の大橋厩舎]
　　土曜日：阪神1Ｒ テイケイフロックス、2Ｒ ミキノバラライカ、6Ｒ タイセイタイクーン、ミキノサンドバギー、7Ｒ オーブライツ、リュウスマイル、10Ｒ スピルオーバー　
　　日曜日：阪神5Ｒ イセノロマン、8Ｒ キングヒーロー、9Ｒ パワーエース

　　今週は、オーブライツ、スピルオーバーに期待・・・。



　参考資料：サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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