トライアングル

2013-06-22 | 日記

夕方から天気が良くなって、開け放した画廊の窓から、遠くの山に厚い雲が速く流れていて、傾いた陽光が輝き始めるのが見える。夕暮れ鳥も鳴き始めたからもうそろそろ閉店の時間である。今日は小千谷から 「 西脇順三郎を偲ぶ会 」 の小千谷図書館々長はじめ三人の顧問の方々が画廊に見えた。。来年は西脇生誕120年ということで、三つのメイン事業を計画中ということである。今年8月18日 ( 日 ) には 「 学びのサロン西脇順三郎 」 で僕が講師をすることになっている。午後二時からということで、題は 「 星座としての言葉 」 にしようと思っていて、内容は … どうも … 、無いようである。

ところで今日のタイトルが 「 トライアングル 」 ということで、掲載写真についてである。開かれた本はウィリアム・ウェグマン ( アメリカのアーティスト 1943生 ) の絵本で、その前に置いたのは海岸で拾った碍子で、19世紀の洋書を台座にしたものである。絵本とオブジェと洋書の全く関係性のない三つの組み合わせが作る空気感がトライアングルなのである。犬の鼻に橙色の三角形が載っているからトライアングルである。ヨットの白い帆もトライアングルである。人間のトライアングル・リレーションは、これはちょっと難しい … かも。