いつもの窓から見える雪景色で、今夜は向かいの家も明かりが点いている。今は午後十時過ぎ、向かいの家は普段だったらもうとっくに明かりが消えているのに、今日ばかりはどこの家も窓には灯りがある。大晦日の夜である。掲載の写真は露出が長かったせいか、光が帯を引いている。ちょっと幻想的だったし、捨てるのも何だしと思って捨てないで掲載した。
ブログは、途中書かない日もあったけど、毎日書こうと思って書いてきたが、どんなものだろう。個人的で余りに個人的なブログ記事なので今後どうしたものだろう。ということをいつも考えていて、しかしこういうことは誰にも強制された訳でもないから、いつでも止めてもいい。しかし書いている内になんだか愛着も出てきて、上手く言えないけど、これは何かの exercise なのかも知れなくて、と思えてきて、書ける時は書いたほうがいいのだろう、と思うようになった。だから、来年も書いて見ようと思う。マンネリズムに陥ることもあったりして、これはやっぱり気持ちの持ちようなので…。いずれにせよもう明日は新春であるから、春が来る。
春はきぬ 春はきぬ
初音やさしきうぐひすよ
こぞに別離(わかれ)を告げよかし
谷間に残る白雪よ
葬りかくせ去歳(こぞ)の冬 ( 島崎藤村著 『 若菜集 』 より 「 春の歌 」 から抜粋 )