昨夜は近くの神社でまだまだ雪の降り続く二月の真冬の真っただ中、恒例の寒くて熱い「巣守神社裸押合い祭り」があった。そして今朝は雪も上がって、昨夜に降った20cmばかりの積雪が「祭りの後」を覆い尽くしている。卵焼きで食べた朝食の後、いつものコーヒーポットで珈琲を淹れるのである。このポットは今はなき東京・青山にあった大坊珈琲製のものである。写真に撮って掲載したのは、何故か思い出して大坊勝次著『大坊珈琲店』(2014年刊 誠文堂新光社) を開いていたからである。白い雪の上をかつての大坊珈琲店の香りが流れてゆく。