コーヒーポット

2017-02-12 | 日記

      

昨夜は近くの神社でまだまだ雪の降り続く二月の真冬の真っただ中、恒例の寒くて熱い「巣守神社裸押合い祭り」があった。そして今朝は雪も上がって、昨夜に降った20cmばかりの積雪が「祭りの後」を覆い尽くしている。卵焼きで食べた朝食の後、いつものコーヒーポットで珈琲を淹れるのである。このポットは今はなき東京・青山にあった大坊珈琲製のものである。写真に撮って掲載したのは、何故か思い出して大坊勝次著『大坊珈琲店』(2014年刊 誠文堂新光社) を開いていたからである。白い雪の上をかつての大坊珈琲店の香りが流れてゆく。

 


『みすず書房旧社屋』(幻戯書房 2016年発行)

2017-02-03 | 日記

          

写真家の潮田登久子(1940年生)が1995年以来撮り続けたという「本と本の置かれている環境を主題にし」た、写真集の中の一冊である。この表紙写真は東京都文京区春木町にあった、解体寸前のみすず書房本社々屋である。本は東京の知人からのいただきものである。それに、さらに嬉しいのは著者本人から署名してもらったという“サイン本”なのである。サイン本は僕の趣味には、とても適合するのだった。

 


カレンダー

2017-02-01 | 日記

          

今年のみすず書房の卓上カレンダー(絵はがき大) “ MISUZU CALENDAR 2017 ” は「マティスと暮らす」という6枚つづり(2ヶ月で1枚)のマティスの絵だった。毎年どういう特集をするのか楽しみなカレンダーなのである。机の片隅に立て掛けて、時々、目を休めるのが嬉しい。一般的には書店の店頭には置いてないので、注文すれば送料無しで取り寄せてくれる。価格は消費税込みで620円也。僕はみすず書房のマワシモノではないが、お薦めの一品である。「これは個人の感想に過ぎない」が、ちいささとシンプルさがとてもいい。