gallery 準備中 ( 5 )

2013-02-28 | 日記

            

       

             

スポット照明をつけました。数がまだ足りないのですが、古書コーナーの 「 雰囲気の設計 」 としてはこんな感じになります。もうじき開店日を告知できそうです。

 

 


タリーズ珈琲スクール

2013-02-27 | 日記

        

        

        

美味しい珈琲の入れ方を、参加者五人で2時間ほど習った。珈琲にはいろいろなバリエーションがあって楽しめる。チョコレートで絵が描かれたカフェラテ。最初に僕から選んでいいと言われたので、カラダにどうも “ 愛 ” が不足気味だったので僕は “ LOVE ” をいただいた。

 


「 彼女は考える 」

2013-02-26 | 日記

                       

「 彼女は美しい靴を好む。職人技を、素材を、そしてなによりも形を、ラインを愛でる。彼女は靴を眺めるのが好きだ。足に履いた靴ではなく、ひとつの物として。形は用の必然から生み出されたが、その実用の要請を美が上回り、その美がまた用をうながしている。「 わたしを使って。わたしを履いて 」 と美しい靴は彼女に語りかける。実用品の美しさこそ、美の最高の形だと思う、と彼女がつけ加える。」 とペーター・ツムトアは書く ( 2012年みすず書房刊 鈴木仁子訳 『 建築を考える 』 より ) 。

そこで僕は、 「 彼女の靴 」 を 「 椅子 」 に置き換えて、僕は美しい椅子を好む、と書く。僕は椅子を眺めるのが好きだ。ここに座って、と美しい椅子は僕に語りかける。ものが人に語りかけるというのは、美の最高の姿ではないだろうか。と僕は思う。

そして靴でも椅子でも、実用の美しいものが存在するところに自然の美もまた伏在するのである。今夜は満月だ。一昨日ひどく吹雪いていた神社の森のディテールが、月光の雪に光っている。

 


これも雪景

2013-02-25 | 日記

       

                 すでに家が埋まってしまった。3月も近いというのに。

        

                                        家の前の白い道

昨日で4回目の “ 雪掘り ” が終了したけど、作業中は吹雪きがひどくて、おかげで帽子が吹き飛んでしまった。 “ 雪掘り ” 中は、吹雪こうが頭髪が凍ろうが黙々と雪を降ろすしかないのである。でもそうはいっても頭の中は前夜見た 『 マディソン郡の橋 』 の暑い夏のシーンを思い浮かべながら、である。 「 雪掘りと暑い夏 」 という体と頭が乖離している状態、これを称して “ ネオロマンティック ” とでもいうのだろうか。

それにしても天気予報ではそうとうな寒波らしい。村は、今日も一日雪が降った。

 


雪掘りと映画

2013-02-23 | 日記

今日も、昨日に続いて雪掘り。朝から夕方6時まで作業をする。軒先には氷柱が鋭い。くたびれて夕食後にはもうウトウトしてしまっていた。でも今夜はゆっくり炬燵でTVを見た。BSの民放で 『 マディソン郡の橋 』 を放映していた。以前何回か見たけど、ほとんどうろ覚えで今回はいろいろ見過ごしていたことやなんかがあって、面白く見た。メリル・ストリープは、僕はファンの一人であるからとても懐かしい映画だった。恋の以前と以後、ビフォアとアフターのヒロイン、フランチェスカ ( メリル・ストリープ ) の表情には改めて目を瞠った。

       あいみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもわざりけり

という歌があるけど、正しくこの映画はそういうことをテーマにしているように思う。恋する人はより一層、自分をさらけ出し深く人生に向き合うのである。人を恋うる切なさと悲しみを日々の糧にして、そして人はいつか死んで行くのである。フランチェスカもそうして死んで行った。