というのは、谷川健一さんの処女作。
誰だったかと、直木賞を争ったけれど、取れなかったそうだ。
小説です。
民俗学の大家が小説を書いていたんだな、というので、Amazonの中古本、ゲット。
佐賀藩、肥前というのか、そこの久留米での明治になってからの話かな。
西南戦争なんかのちょっと前か。
勤王派という天皇を押し立ててという群と佐幕派という徳川を盛り立ててという群れ。
前者を尖り、後者を裏尖りとか称したらしい。
まだ、ほんのさわりしか読んでないけれど。
勤王派=尖り=反ワクとか、逆がワク推しとか、あるいは、ロシア推しとウクライナ推し。
なんて類推も可能かね。
いつの時代も、そうやって群れるわけだ。
それぞれの正義を押し立てつつ、ということになるね。
と書くと、いかにもシニカルではあるけれども。
もっとも、ワク云々の話は医学への信頼性の話にも繋がるからやっかいでもある。
そんなことを類推しながらのプチ、電車の中での読書であったな。
スマホ見てるとストレートネックになるぞ、と言われちゃうからね、なんて。
今朝は久しぶりにわが八百屋の大将に遭遇。
おはようと車の中から声をかけた。
表情やら仕草やらが何とも不器用そうで、かわいくて、なんて書くと失礼かも、だな。
さて、芒種・次候の「腐れたる草螢と為る」へ出かけるとするか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます