愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

2年ぶりに開催

2018年07月09日 | 名古屋マーケティング・インカレ
7月7日土曜日に,本学名城公園キャンパスにおいて,うちのゼミ生たち主導で,2年ぶりに名古屋マーケティング・インカレ第1回中間発表会を開催しました。学生,教員,ゲスト合わせて総勢160名の参加者がありました。今年度,学生の参加チーム数は30と過去最高になりました。

午後1時から5会場に分かれて発表会を開催し,その後夕刻から懇親会を開催しました。全ての発表を見ることはできませんでしたが,一部の発表を見た限り,ほぼ例年通りでした。なかなか研究テーマが決まらず,四苦八苦している様子でした。ただし,いつもより改善している点がありました。すなわち,多くのチームが所定時間をフルに使って,発表し,質疑応答を行っていたのでした。今回,プレンゼンテーション時間は15分,質疑応答時間は10分,計25分各チームに割り当てられました。過去,15分のプレンゼンテーション時間のうち,半分も使い切らず,その後の質疑応答では,まともな受け答えにならずに,あっという間に終了してしまう例をいくつも見ました。今回,私が見た限り,そういうものは皆無でした。

各チームが,所定時間きちんとプレンゼンテーションと質疑応答をこなすことができたのは,予備調査(探索的な調査と思考)をしっかりと積んできたからです。まだほとんどのチームは研究テーマが確定していません。手探り状態です。だからと言って,何の調査もしないで,机の前でうんうんうなっていても何も進みません。手探り状態だからこそ,時間を使って予備調査をして,複数の方向性を探る必要があります。

また,質問する側が,プレンゼンテーション内容を理解して,論理の矛盾点や調査方法のおかしさ等をついていたからこそ,活発な質疑応答になったといえます。参加学生は発表者としてきちんと予備調査を積んできたからこそ,質問する側に回った時に,発表内容をきちんと理解することできたといえるでしょう。

今回ゲストとして,荒武さんをはじめ日経BPマーケティングから3名の方々にご参加いただきました。これも発表の改善につながったかもしれないと推察しています。1回目の中間発表会において,3名ものゲストに来ていただくことはまれなケースです。後援者として,ずっと学生の発表を見ていただき,学生にアドバイスまで与えていただきました。おかげて,緊張感がいつもの中間発表会より増したと思います。この場を借りて感謝いたします。

全ての参加学生は,本大会に向けて,今回の反省点を早急に浮かび上がらせて,改善に取り組んで欲しいと思います。

うちのゼミにチームにおいては,全チームの平均レベルには達したが,上回ることはなかったという印象です。他大学生と比べて,予備調査のうち,ヒヤリング等の一次データ収集においてやや積極性に欠けている印象です。そうなっているのは,チーム内のコミュニケーションがまだまだ盛んでないことと,悩んだらとりあえず事実に直面してみるという割り切りがないからです。夏休み中に調査を停滞させず,地道に取り組んで欲しいと思います。

会の運営にあたって,不備な点が色々ありました。トラブルも少しありました。ともかく何とか無事に終了しました。発表者であるうちのゼミ3年生だけでなく,発表者でない4年生が運営を手伝ってくれたことで何とか終わらせることができたと思います。さらに,各大学の参加学生および指導の先生方が協力してくれたことも,円滑な運営に貢献したと思います。感謝いたします。

追伸
会場内が暗かったせいで,発表の様子について良い写真がとれませんでした。したがって,フォト・チャネルをアップすることができません。残念です。安物のスマホでとったのがいけなかったか。せっかく買った一眼レフのデジカメは重いので,今回持ち込むことを躊躇してしまったのですが,宝の持ち腐れになってしまいました。


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