愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

反省を踏まえて

2022年12月15日 | 名古屋マーケティング・インカレ
12月10日土曜日に愛知大学において名古屋マーケティング・インカレ本大会が開催されました。うちのゼミの3年生16名4チームが発表しました。今回は30チームと過去最高参加となりました。3年ぶりに、2回の中間発表会、本大会すべて対面形式で行うことができました。

今回の本大会では、いつも以上に特別賞を授与しました。予選段階で、評価が拮抗する発表ブロックが多かったためです。発表ブロック内で、優秀賞発表とほとんど差がない、差がついてもわずか、あるいは優秀賞にはならないものの一部学生が高く評価していたので惜しいという発表がいくつもありました。そういう発表には特別賞を与えた訳です。少々大盤振る舞いな感じはありましたが、頑張った学生を評価してあげたいという教員側の気持ちの発露です。うちのゼミでも1つ特別賞を授与されたチームがありました。

今日は本大会後初のゼミ授業日でした。まず、今回の最優秀賞チーム愛知大学「塩、ひとつまみ」による男性化粧消費に関する発表内容を振り返り、良い点と不十分な点を指摘してもらいました。ゼミ生たちは、良い点として、素直なロジック、見やすいパワポシートなどを挙げる一方、不十分な点として、アンケート項目のおかしな点、同義反復に陥っている論理を指摘していました。この指摘が自分たちに向かうことを期待して、この検討をしてもらったのです。つぎに自分たちの発表の良くない点を洗い出し、改善の方向性を議論してもらいました。事前に私から考え直すべき事柄を連絡してありましたので、それを踏まえての議論になりました。発表したらやりっぱなしではなく、将棋の感想戦のように、終わった後に、きちんと内容を振り返ると思考訓練になります。

1月末に学部内の研究発表大会があります。ゼミ3年生の4チームは基本的に同テーマでそこで発表してもらいます。その発表会では審査は教員が行うので、今回の学生相互評価とは異なる評価が下る可能性を説明しました。学生相互評価と比べて、理論的説明が評価される傾向にあること、データの収集や処理に厳しく目を向けられることなどを頭に入れて、改善してほしいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビジカン中間報告会 | トップ | 学者・エコノミスト推薦本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

名古屋マーケティング・インカレ」カテゴリの最新記事