愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

秋学期1回目

2007年09月27日 | 運営
本日秋学期1回目のゼミ。3年生は,夏休みの課題レポートを携えて出席しました。まず,最初に春学期レポートの評価を発表しました。全員の評価を一覧表にして配布しました。そして,評価の基準を書いたプリントを一緒に配布しました。それを踏まえて,それぞれなぜ現評価になったのかを説明しました。さらに,評価の高かった学生のレポートを回覧し,それと自分のレポートとのレベルの差を確認してもらいました。

成績評価についてあれこれ細かなことを説明したのですが,要は,いい評価のレポートは読みやすく,教員が読んでも面白い。逆に評価の低いレポートは読みづらく,何が言いたいのかよく分からないのです。いい評価のレポートを見て,それをまねて何度か書いていくうちにうまくなっていきます。最後に夏休みレポートを回収しました。来週また成績発表です。


4年生は卒業論文の途中経過をデータとして携えて出席しました。まず,完成までのスケジュールを確認。あと2ヶ月で仕上げなければならないことを強調すると,少々弱気になっていました。その後途中経過のデータを確認しました。字数だけみればすでに完成しているものから,文章としてはわずか2ページほどしかないものまで様々。これからが勝負。間に合わないようだったら,大学祭の期間中泊まりこみで書き上げる卒論合宿をやるぞといったら,それだけは勘弁を・・・という反応。今のところ泊り込みの可能性は50%です。

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明日から秋学期

2007年09月20日 | 就職
明日21日から大学では秋学期が始まります。長くそして暑い夏休みは終わりです。

青木ゼミ(3年生)では,秋学期は今までの活動に加えて,新たに,就職活動の準備を始めることになっています。何をやるかというと,企業研究・業界研究です。

学生達の就職活動を毎年見ていると,とにかく目に付くのが,企業や業界のことをまるっきり知らないで(知る努力もせずに)就職活動を行っていることです。そのため,何が起こるかといえば,とりあえず名のある企業を受験することになります。広告をよく流している消費財メーカーや身近に店舗がある小売業・サービス業,親が勧めるので聞いたことがある金融機関などに志望が集まるわけです。私の身近にいる学生も大半はそうです。銀行に,スーパーマーケットに,食品メーカーになんて,事業内容や求める人材が違う企業を同じ学生が同時に臆することなく受験しています。これでは本人が納得する就職先の内定を取ることが難しいのは当然です。

そこで,企業研究・業界研究を行うために,日経新聞社が発行している経済週刊誌『日経ビジネス』を半年間定期購読してもらうことになりました。ただ,読んでもらうだけでなく,毎週1回昼休みにゼミ生全員が集まり,各自が読んだ中で関心の持てた記事をピックアップして,その記事内容を解説してもらいます(持ち回りで)。さらに,解説の後,ゼミ生間で記事で取り上げられている企業や業界の問題点や今後のあり方を簡単に討論してもらいます。昼休みで使える時間は30,40分ほどしかないので,1回当たり3人程度(持ち時間1人10分)に解説してもらう予定です。月に1度は番が回ってくる計算です。

『日経ビジネス』の定期購読は9月から始まりましたが,それを読んだ感想をゼミ生に聞いてみると,新聞より分かりやすく,面白いとのことでした。主だった企業のビジネスマンならたいてい目を通している雑誌なので,面接の際の受け答えにも活きてくるかもしれません。何よりゼミ生は経済に関する社会常識がある程度身につくでしょう。
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視察合宿

2007年09月06日 | 運営
9月4,5日,横浜・東京の小売業の視察を兼ねた合宿を行ないました(3年生)。

9月4日には横浜中華街に行きました。中華料理店が多数集中し,その合間に食料品店や雑貨屋が立ち並ぶ中華街はなかなか興味深く,学生たちは面白がっていました。昼食は1人890円也の中華バイキング。そんなに安くて大丈夫なのかと入ってみると,案の定・・・。学生たちは口々にまずいまずいと文句をいう。その割りに何度もおかわりをして,ものすごい勢いで食べたのでした。この昼食は夜になっても消化し切れず,その食べっぷりのせいで,夕食はとらないことになったのでした。

夕方は東京に移動して,自由時間になりました。興味のあるところに各自見に行くことになり,品川,六本木,秋葉原,目黒など皆あちこちに出向きました。駅ナカビジネスを研究しているN君とU君は品川のエキュートを見に行きました。名古屋にはない,駅構内の大規模商業視察を見て,感心したという。その研究熱心さにこちらも感心。

夜遅く皆が戻ってきたところで,飲み会。たわいもない話をしながらも,皆仲がよく,きちんとお互いに気遣いをしているので,来てよかったななと思いました。

5日には上野のアメ横に行きました。昭和の雰囲気が残るガード下のマーケット。台風接近のため雨が降っていたことが災いしたのか,学生たちは中華街ほどには関心をそそられなかったようです。午後現地解散して無事終了。その後秋葉原や品川にまた行く学生もいました。

学生たちの個性を垣間見ることができた楽しい合宿でした。現地にすばやくなじむ学生,普段はぼうとしているのに事前に細かく調べてきている学生,ちゃらちゃらしている外見とは裏腹に礼儀正しく,電車中高齢者に席を譲っている学生など。

今回の秀逸は幹事のS君とK君が雑誌で見つけてきた宿泊先の旅館。1人当り5千円台という値段だったので,古いぼろぼろの施設かなと思いきや,行ってみると森鴎外の邸宅跡に建てられたもので,旅館100選にも選ばれたことがあるという。敷地内に鴎外邸宅の一部が残っています。部屋が狭くてぎちぎちに布団を敷かなければならないという難点はあったものの,どうしてこんなに安いのかと不思議なくらいでした。


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