商学部ではゼミ募集に関する書類の配信が始まりました。今年度募集に関する連絡はマイクロソフトの遠隔会議システムTEAMSを通じて行われます。また、ゼミの説明会もTEAMSによる遠隔説明会(一部実施しないゼミがある)となります。うちのゼミでは選考もTEAMSを使った遠隔面接によって行います。
ゼミ履修を考えている2年生は、申し込み前に遠隔説明会に参加し、可能ならばゼミの担当教員にメール等で質問をして欲しいと思います。それは一つのゼミだけでなく候補となる複数ゼミについて行って欲しい。昨年度は遠隔の説明会すら実施できませんでした。ゼミの担当教員の顔さえよく分からず応募した学生が存在しました。今回は何とか遠隔とはいえ説明会が開催できます。可能な限り情報収集してください。
例年、ゼミの履修に関する2年生の行動を見ていると、きちんと情報収集しないで、同級生や上級生から伝わるあいまいな伝聞を基に申し込みを行う学生がたくさんいます。その伝聞は間違った情報を含んでいます。例えば、うちのゼミに関する伝聞では、「青木ゼミは出費がかさむうえに,アルバイトができないらしい」「青木ゼミでは課題が山のように出されて,こなせないといってゼミ生が泣いている」などがあります。現役のゼミ生や卒業生はこれらがでたらめであることを知っています。ほとんどの学生はアルバイトをしています。体育会所属の学生も毎年在籍しています。決まった出費は3年次の日経ビジネス定期購読だけです。さらに課題は1年にせいぜい2つです。うちのゼミだけでなく、他のほとんどのゼミについても、似たようなでたらめな噂が乱れ飛び、それを真に受ける学生が存在しています。噂がその学生の申し込み行動に影響を与えています。でたらめな噂が飛び交うのは人間社会の常なのでやむを得ないとして、問題はその真偽を確かめようとせずに、学生生活上重要な履修選択をする学生の意思決定や行動です。
ゼミの志望・選抜に関する活動は、就職活動の良い予行演習になります。良い就職活動したいと考える2年生は、まずはゼミに関する情報収集をきちんと行ってください。
ところでうちのゼミでは次のような学生に志望して欲しいと願っています。つまりは、きちんと学問に向き合う学生です。このゼミでは、週に1度、演習の時間に出席さえしていれば単位が取れるということはありません。毎回ゼミ生は自分たちが調査・分析した事柄をプレゼンテーションしなければなりません。それに対して、教員や他のゼミ生が改善を促すべくコメントします。そのコメントを受けて、次週までに修正を図らなければなりません。これをずっと繰り返します。一度決めたテーマを1年間ずっと追究してもらいます。
調査・分析においては、たくさんの文献を読まなければなりません。1冊か2冊の指定された本を読んで、その内容をまとめて報告して終わりということはありません。テーマに関係する専門書や論文を多数自らサーベイして読んでもらいます。さらに、データベース等で新聞や雑誌の記事も多数検索してもらい、社会の動きと理論とのつながりも捉えてもらいます。週に1度の演習の時間以外に、自発的にこれらを行うことになります。文献調査がある程度終わったら、テーマによって、ヒヤリング調査、アンケート調査、フィールド・リサーチなどを行うことになります。教員が作業を細かく指示して強制することはありません。あくまで学生が自発的に工夫して調査と検討を繰り返します。
キャンパスを訪ねてくるゼミの卒業生は必ず「ゼミでは後輩にきちんと勉強させるように仕向けてください。じゃないとつまらない学生生活になります」と私に要請します。最近の卒業生だけでなく、卒業して10年以上経つ卒業生もそのフレーズを異口同音に述べます。卒業生たちは、卒業後社会人として活躍する中でゼミの活動に意義を感じているようです。
うちのゼミでは、卒業してからキャンパスを訪ね、後輩たちに向かって「きちんと勉強しておかないとつまらない学生生活を送ることになるよ。自分はまあまあ充実していたと思う」と語ることができる人を求めています。
ゼミ履修を考えている2年生は、申し込み前に遠隔説明会に参加し、可能ならばゼミの担当教員にメール等で質問をして欲しいと思います。それは一つのゼミだけでなく候補となる複数ゼミについて行って欲しい。昨年度は遠隔の説明会すら実施できませんでした。ゼミの担当教員の顔さえよく分からず応募した学生が存在しました。今回は何とか遠隔とはいえ説明会が開催できます。可能な限り情報収集してください。
例年、ゼミの履修に関する2年生の行動を見ていると、きちんと情報収集しないで、同級生や上級生から伝わるあいまいな伝聞を基に申し込みを行う学生がたくさんいます。その伝聞は間違った情報を含んでいます。例えば、うちのゼミに関する伝聞では、「青木ゼミは出費がかさむうえに,アルバイトができないらしい」「青木ゼミでは課題が山のように出されて,こなせないといってゼミ生が泣いている」などがあります。現役のゼミ生や卒業生はこれらがでたらめであることを知っています。ほとんどの学生はアルバイトをしています。体育会所属の学生も毎年在籍しています。決まった出費は3年次の日経ビジネス定期購読だけです。さらに課題は1年にせいぜい2つです。うちのゼミだけでなく、他のほとんどのゼミについても、似たようなでたらめな噂が乱れ飛び、それを真に受ける学生が存在しています。噂がその学生の申し込み行動に影響を与えています。でたらめな噂が飛び交うのは人間社会の常なのでやむを得ないとして、問題はその真偽を確かめようとせずに、学生生活上重要な履修選択をする学生の意思決定や行動です。
ゼミの志望・選抜に関する活動は、就職活動の良い予行演習になります。良い就職活動したいと考える2年生は、まずはゼミに関する情報収集をきちんと行ってください。
ところでうちのゼミでは次のような学生に志望して欲しいと願っています。つまりは、きちんと学問に向き合う学生です。このゼミでは、週に1度、演習の時間に出席さえしていれば単位が取れるということはありません。毎回ゼミ生は自分たちが調査・分析した事柄をプレゼンテーションしなければなりません。それに対して、教員や他のゼミ生が改善を促すべくコメントします。そのコメントを受けて、次週までに修正を図らなければなりません。これをずっと繰り返します。一度決めたテーマを1年間ずっと追究してもらいます。
調査・分析においては、たくさんの文献を読まなければなりません。1冊か2冊の指定された本を読んで、その内容をまとめて報告して終わりということはありません。テーマに関係する専門書や論文を多数自らサーベイして読んでもらいます。さらに、データベース等で新聞や雑誌の記事も多数検索してもらい、社会の動きと理論とのつながりも捉えてもらいます。週に1度の演習の時間以外に、自発的にこれらを行うことになります。文献調査がある程度終わったら、テーマによって、ヒヤリング調査、アンケート調査、フィールド・リサーチなどを行うことになります。教員が作業を細かく指示して強制することはありません。あくまで学生が自発的に工夫して調査と検討を繰り返します。
キャンパスを訪ねてくるゼミの卒業生は必ず「ゼミでは後輩にきちんと勉強させるように仕向けてください。じゃないとつまらない学生生活になります」と私に要請します。最近の卒業生だけでなく、卒業して10年以上経つ卒業生もそのフレーズを異口同音に述べます。卒業生たちは、卒業後社会人として活躍する中でゼミの活動に意義を感じているようです。
うちのゼミでは、卒業してからキャンパスを訪ね、後輩たちに向かって「きちんと勉強しておかないとつまらない学生生活を送ることになるよ。自分はまあまあ充実していたと思う」と語ることができる人を求めています。