愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

一般入試始まる

2014年02月01日 | Weblog
本日より愛知学院大学の一般入試(前期)が始まりました。志願者数は昨年度並みです。昨年度はその前年度と比べて40%増になりました。それを今年度も保ったということです。ただし,商学部を見ると,昨年度から半減しています。昨年度の大幅増加による難化を今年度の受験生が嫌ったということでしょう。いわゆる隔年現象(振り子現象)です。

今年度の本学の堅調さの要因として,新キャンパス設置による受験生評価の向上があげられるのかもしれません。もう一つは,今年度の入試が「ゆとり教育対応入試」最後になるため,浪人を恐れる受験生が,確実な合格を目指して,本学を受験するという行動に出たことが考えられます。今年度の高校3年生は,浪人を嫌って「安全確実な」志望動向を示していると,今,メディアで何度も報じられています。

かつて,ゆとり教育を受けてきた高校生が大学に入学する直前,教育界ではちょっとした騒動になりました。受け入れ側では学生の学力低下を不安がる声がありました。私は,その当時,学部の入試関連業務を担当していたので,何人かの高校の進路指導担当者に,ゆとり教育による学力低下が高校生に見られるのかと質問したことがあります。進路指導担当者からの答えは,「おそらく大きな変化はない。自分たちは大学受験のことを考えて,教育レベルを落とさないように工夫している」というものでした。

実際,うちの学部で学生と接してきた実感では,ゆとり学生たちがその前の世代の学生と比べ特段学力が低いということはありません。学力において大きな変化は感じません。もっとも,うちの学部については,ゆとり世代入学前に,入試の易化のため,すでに学生の学力低下が見られ,それがゆとり学生入学以降も続いてきたということなのでしょう・・・。ちなみに,近年は入試が難化しているので学力低下は止まっています。

主観的には,ゆとり教育によって,大学における勉学面で大きな変化があったとは感じていません。ただし,勉学以外で,ゆとり世代が入学し始めたころから,一つ変化を感じていました。それは学生の顔つきです。「なにそれ?」といわれそうですが,ゆとり世代が入学してくるようになった頃から(10年前ほど),あごのとがった,小さい顔の学生が増えたと感じています。シャープできれいな顔の学生が増えた,とくに小顔の女子学生が増えたと思います。容姿のことを取り上げると批判を招くかもしれませんが,現場の実感として述べます。あくまで主観です。

また,骨格も華奢な学生が多くなった印象です。運動部の学生でも,小顔で骨格が華奢なタイプが多く,威圧感を感じさせません。ただし,それに付随して気づいたのは,歯並びの悪い学生が増加してきたことです。歯並びが悪いことと小顔や華奢な骨格は一致はしませんが,相関関係はあるかもしれません。

本学には歯学部があります。以前聞いた歯学部の先生の話によると,歯並びの悪さは,容姿にとどまらず,かみ合わせなどによって内臓に影響があるそうです。また,姿勢の悪さにつながり,仕事や勉強中の集中力の低下にもつながるそうです。総じて健康に影響があるそうです。ちょっと心配です。

ともかく,受験生の皆さんは力を最高に発揮してください。商学部を志願している受験生は,是非来年度教室で会いましょう。

コメント
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