愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

近況

2020年06月14日 | Weblog
最近数名の卒業生から便りをもらいました。同窓会組織である商経会の会報で私の名前と写真を見て,懐かしくなって連絡してみたとのこと。確かに,この春その会報に簡単な学部長あいさつを寄稿しました。実は,昨年も同様に寄稿しましたが反応はありませんでした。昨年と違い,今春2か月以上,新型コロナウイルス感染防止のため,国民はStay Homeを続けてきました。多くの人は時間的余裕ができて,今まで十分関心を払わなかったことに目が行くようになったでしょう。そして,卒業生は,ふと同窓会会報に目を向けてみたのかもしれません。

便りをもらった卒業生の一人に,日進キャンパスの商学部が使っていた建物が近い将来閉鎖になる見込みであると伝えました。今年4月から,すべての商学部生が名城公園キャンパスに通学することになったことに伴う措置です。ただし,いつどのように閉鎖されるか未定です。卒業生には,ウイルス感染が終息したならば,名残を惜しみにその建物訪ねて欲しいと思います。

春学期の授業はすべて遠隔授業になっています。教員がweb上にアップした動画や資料を学生がオンデマンドで閲覧して自習するパターンと,遠隔会議ソフトを使いライブで教員が配信する授業を学生が視聴し,参加するパターンで授業展開しています。オンデマンド型は,4月後半に始めた当初は,学生のレスポンスが速く良好な学習状況でした。ただ最近は少々飽きてきたのか,レスポンスは遅れがちです。ライブ型は6月1日から本格実施しましたが,今のところトラブルなく,学生のレスポンスも良好です。ただ,どちらも学生の表情がうかがえないので,授業理解度や集中度が把握できません。教員にとってはのれんに腕押しの状態です。学生にとってももどかしさの連続なのかもしれません。対面によるノンバーバル・コミュニケーションの重要さを身に染みています。

もうすぐゼミの募集(配属選考)が始まります。2年生が秋学期から始まる演習のため,配属希望を出すわけです。ほとんどの学生は顔を見たことのない教員担当のゼミに応募することになります。学生がどういう選択行動をとるのか読めません。今まで以上に,学生はあいまいで歪曲した噂に振り回されるのではないかと危惧しています。うちのゼミもどうなることか。不人気の維持は気にしていないのですが,きちんと学びたいことを確認せずに,他に行くところがないから仕方なく応募してくる学生が例年以上に出現することを危惧しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする