愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

秋学期始まる

2009年09月27日 | 運営
先週木曜日から秋学期の授業が始まりました。ゼミもその日から始まりました。今期は,木曜日3時限(3年次),4時限(4年次),5時限(2年次)と連続して各学年が開講します。今期から始まる2年生のゼミは木曜日の最も遅い時限開講となっているわけです。必修科目や選択必修科目などの重要科目の開講時限を避けると(重ならないように),そうならざるをえなかったのです。

さてその2年生。初回なので,ゼミ長,副ゼミ長,書記,就活リーダーを決めました。これらをゼミ4役と呼んでいます。ゼミ長はゼミの代表で,主に勉学面でのリーダーです。副ゼミ長はゼミ長のサポート役で主に課外活動面でのリーダー。合宿や懇親会を仕切ります。書記は,ゼミ長と副ゼミ長のサポート役なのですが,ゼミ内における各種書類作成取りまとめ役です。これには研究発表用の資料作成も含まれます。就活リーダーというのは大学で設けられている役で,キャリヤセンター(就職課)とゼミとの連絡係で,各学生に就職活動に関する案内をしたり,逆に学生からキャリヤセンターへの連絡取次ぎをしたりします。

半ば強引に私の方で指名した面もあったのですが,結局は学生の立候補によって4役は決まりました。年によっては,誰もやりたがらず,じゃんけんやくじで決めることがありますが,学生の自主性を重んじるゼミでそういう決め方は望ましくありません。やらされるのではなく,自分たちで進んで活動をやるというのでなくては大学のゼミ(演習)に参加する意味がありません。

2年生には,明るくリラックスした雰囲気を持ちながら,やるときはやる,厳しいことも避けずに取り組む,そういうゼミにして欲しいとお願いしました。やらされるのではなく,進んでやるという姿勢を卒業まで共有して欲しいと思います。

なお,3年生は名古屋マーケティング・インカレの発表内容の再検討を行ってもらいました。10月3日に中間発表がありますが,前回発表より全然進歩がない!もしくは混乱して悪くなっている!質疑応答時にぼろかすに指摘されることを覚悟しておいた方がいいかもしれません。

また,4年生は卒業論文の執筆状況を述べてもらいました。例年通り全然やっていない学生が大半。何とかしてもらえるという甘えを持つ者がいるかもしれません。いつも,ゼミにおいては,春学期からしつこいようにきちんと調査研究してくるように指示しています。しかし,例年この調子です。学部全体に「甘い雰囲気」が蔓延しているようです。やはりうちの学部の卒論のあり方を変えないとダメな気がしています。
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合宿2

2009年09月19日 | 運営
9月17,18日に,ゼミの4年生が合宿を行いました。行き先は岐阜県郡上市,キャンプ場のログハウスに一緒に泊まるというもの。メインの活動はバーベキュー。林の中で寝食を共にして,懇親を深めるという目的でした。

まず,愛知学院大生にはお馴染みの藤ヶ丘駅周辺に集合し,近くのスーパーマーケットで食材を買出しました。その後3台の乗用車に分乗して,高速道に入り,郡上市を目指しました。なぜか高速道で迷うという珍事を経験しながらも,何とか夕方には到着。到着後すぐにキャンプ場近くの温泉に入りに行き,夜にバーベキューを始めました。

炭火で焼いた肉や野菜を食べ,酒を飲んで一段落ついたところで,バカ騒ぎがスタートしました。シーズンオフ平日のキャンプ場,しかも戸建のログハウスに泊まったため,周囲に他の宿泊客はいませんでした。これでは迷惑はかけないということで,騒いだのでした。尾ひれのついた暴露話や恋愛話で盛り上がり,その後は花火や漆黒の夜道の散策(肝試し)などで深夜まで騒いでへとへとになったのでした。その後はあちこちに布団を敷いて雑魚寝。学生達はキッチン付近やトイレ前などに無秩序に転がっていました。

翌朝はふらふらながらもやっと皆起きて後片付けをしました。そして,午前中に出発して,郡上八幡の城下町に向かいました。ここではゼミ合宿らしく,古い町並みの残る商店街を散策しました。郡上踊りで有名な城下町ですが,意外にもあまり俗化されておらず,観光施設と住民の生活空間とが調和しています。ここで,食事をし,みやげ物を買いました。

今まで4年生が原則全員参加で合宿を行うことはありませんでした。計画が持ち上がっても,たいていは就職活動等のため,各自の日程をすり合わせることができず頓挫するのです。幹事役の副ゼミ長が計画・準備と実行をうまくリードしてくれました。また,皆も副ゼミ長の指示にしたがってスケジュール調整に協力してくれました。若干ドタキャンがあったり,道に迷ったりというトラブルがありましたがうまく進行しました。愉しい合宿になりました。皆いい思い出になったのではないでしょうか。
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合宿

2009年09月05日 | 運営
9月1日~2日に3年生の合宿を行いました。例年東京方面に行くか大阪方面に行くかどちらかになっていますが,今年は大阪方面に行きました。

大阪に着いてまずホテルに向かいました。向かった先は道頓堀ホテル。名前が少々こてこて大阪風なので,どんな感じかと向かってみれば,何やら怪しい張りぼての像4体が入口でお出迎え(写真)。これはまともなホテルなのか?といぶかしみながら,ゼミ生達は「なんだこりゃ!,すごいなあ」と喚声を上げています。4体の像は東洋人,西洋人,アフリカ人,アラブ人をそれぞれ表現していて,世界の人々を迎え入れる象徴なんだそうです。

像で面食らいましたが,ホテルの対応はてきぱきとしてなおかつ親切なものでした。チェックイン前に荷物を預かってもらい,一行は心斎橋へ。ここでお好み焼きの昼食を食べてから,あちこち商店街を見て回りました。その後ホテルに一度戻ってから,難波に移動。難波パークス等を見て回りました。難波,道頓堀,心斎橋は一体の街と捉えられて,一般にミナミと言われています。そこを散策したわけです。

翌日は,新しくできた阪神なんば線に乗って,神戸三宮に向かいました。従来は難波から神戸に行くには一旦梅田に出て,そこで乗換えをしなくてはならなかったので,関西人にとっては画期的な線です。神戸では,三宮の商店街,南京町(中華街),メリケンパークなどを散策しました。そして午後現地解散。

毎年,合宿では商店街を見に行っています。ゼミ生には,地域による商業環境や商売の仕方の違いを感じて欲しいと思っているのです。今回,神戸で,ある学生(N君)が「神戸にはおしゃれな人が多いですね」「靴屋とかばん屋が多いですね」と指摘していました。なかなか鋭い指摘です。食い倒れの大阪に対して,履き倒れの神戸と言います。神戸は靴の地場産業が発展してきた都市です。それが商業にも反映しています。

N君は「名古屋とは違ってケバイ格好のギャル男がいませんね」とも指摘していました。これも鋭いな。神戸には殺伐としたところがなく,落ち着いてしかも華やいだ雰囲気があります。それは道行く人々の装いや振る舞いに関係しているのかもしれません。ちなみに名古屋はギャル男が多く,N君は嫌いらしい。確かに名古屋に沢山。うちの大学にも割といます。名古屋もうちの大学も何だか殺伐としていますが,ギャル男に関係あるのかどうか・・・。

例年通りに合宿は進行しましたが,少し残念なことがありました。計画がずさんだったことです。出向き先の地理・存在状況やゼミ生の希望がきちんと前もって調べられていませんでした。また,運営がメリハリのないだらだらとしたものになりました。朝の集合すらもきちんとできませんでした。

合宿等の課外活動について計画・実行はゼミ生に任せています。教員は口出ししないことにしています。しかし,今回途中口出しせざるをえないことが何度もありました。リーダーとその他のゼミ生それぞれに問題がありました。リーダーには,集団のための世話役になり,ゼミ生全員に目配せをして,色々な情報を常に収集して,良い結果を出そうとする努力に欠けていました。その他のゼミ生は,自分達で合宿を有意義なものにするため,常にリーダーやその他のゼミ生ときちんとコミュニケーションをとる配慮を欠いていました。恒例行事なので仕方なく付いていったという感じがありました。リーダーシップとフォロワーシップの問題です。いつも課外活動をゼミ生に任せているのはリーダーシップとフォロワーシップを学んで欲しいからです。今後の活動できちんとそれらを学んで欲しいと思っています。
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