愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

飲み会

2008年01月29日 | 運営
先日新ゼミ生の飲み会がありました。ゼミ生同士まだ顔なじみになっていないので,まずは顔と名前を覚えようという目的の懇親会です。幹事を引き受けてくれたTさんや,ネームプレートを準備してくれたKさんなどの活躍で円滑に楽しく会が進行しました。女子学生の能力の高さがひかりました。

ゼミ生にはこういう飲み会の運営をおろそかにしないで欲しいと思います。なぜならば,飲み会や食事会での振舞いは思いがけなく見られているからです。とくに,目上の人が同席している場合,その人物は個々の振る舞いをよく見ています。

卒業後社会人になったときには,目上の人と同席して飲食をするのが当たり前になります。最近はそういうのを嫌って避ける若い人が多いといわれていますが,避けて通ることはできません。そして,そのとき振舞い方が人物評価の1つとなってしまいます。だから,学生のうちから訓練しておいたほうがいいのです。また,卒業後どころか就職にも影響があるかもしれません。就職面接や内定後研修活動の一環として,学生が企業の面接官や幹部と食事を共にすることがあります。そのとき学生の振る舞いがチェックされます。私が学生だった頃には,就職志望者を集めて飲み会をやって,それが集団面接替わりというのがありました。チェックされるのは,会話,食の好み,テーブルマナー,役回りなど様々です。

見られているとなると,緊張して,酒を飲むどころではなくなりますが,大事なことはきちんと周囲に気遣いしているか,周囲を不快にさせないかということです。比較的女子学生はきちんとできることが多いようです。男子学生はいまひとつ。訓練したほうがいいようです。

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長い休み

2008年01月27日 | 就職
大学では現在定期試験を行っています。明日でほとんどが終了します。学生達はその後2ヶ月ほど休みに入ります。当然,ゼミも休業です。学生達は休み中どんな過ごし方をするのでしょうか。

学生に聞いてみると,3年生以外はたいていアルバイトのようです。アルバイト先定番の小売業・飲食業では,猛烈な人手不足に陥っているため,辞めるに辞められないという話しです。

3年生はどうなのかといえば,就職活動たけなわになるのです。すでにほとんどの学生がセミナーやグループ面接を受けているようですが,2月からは本格的に試験や面接が始まります。学生達は,服装,振る舞い,言葉使い,面接で話す内容などについてマニュアル本を見ながら,頭を悩ませているようです。印象が悪くなるので自分を消極的に見せる話しはしない,ノックの仕方を見られているのでノックは中指でこつこつたたく,高級すぎる時計やスポーツウオッチは変に思われるなどなど。まあそうなのかもしれませんが,あまり細かなことを気にしすぎるとノイローゼになってしまいます。大事なことは自然に振舞って(もちろん失礼のないように),自分の良い点を見てもらうことです。それにマニュアル本の内容は面接官はよく知っています。マニュアル本にこだわると,ああまたマニュアル学生が来たかという印象を与えて終わりかもしれません。

ともかく,この長い休み,3年生にとっては学生生活の山場といえるでしょう。悔いのない2ヶ月にしてください。
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海外旅行の勧め

2008年01月16日 | Weblog
卒論提出が終わり,大半の4年生は,残りの大学生活では,学業面を見るとほんの少しの試験を受けるだけになっています。試験が終わると,卒業式までの間,旅行に出かけるのが定番のすごし方です。その旅行では海外が当然という風潮が長らく続いてきました。しかし,最近海外旅行に出かける若い人が減っているという話を聞きました。とくに男。知らない土地で不快な思いをしたくないのだとか。知らない土地で発見があること(不快さも含めて),これこそが旅行の醍醐味なのですが,日本人は,安全志向,内向き思考になっているのでしょうか。

大学生が海外旅行に行かないのはもったいない,なぜならば社会人になると旅行する時間がなくなるからということは私が学生の頃からよく指摘されてきました。今なら,それに付け加えて,つぎのことが言えるでしょう。この後どんどん円安が進むので,今のうちに海外旅行しないと,将来行けなくなると。

2000年代に入って,円安が進行しています。対ドルでは大きな変化を感じることはありませんが,その他の通貨に対しては大きく変化しています。5年ほど前1ユーロ110円台だったのが,今では160円台です。個人的に6年前に泊まったドイツのホテルに,今泊まればいくらぐらいなのか調べてみると,1泊22000円だったのが37000円になっています。ポンドでも,ウォンでも,それらに対して円の価値が下落しています。今イギリスに行くと,地下鉄の初乗り料金が1000円近いそうです。

このまま日本の国力が落ちて,円安が進めば,海外とくにヨーロッパなんかには旅行できなくなります。行くなら今のうちなのかもしれません。


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最後のゼミ

2008年01月11日 | 卒論
昨日,4年生最後のゼミを行いました。卒論は既に提出してもらっているので,新たに研究で取り組むことはなし。その日のテーマは各自ゼミ2年間を振り返ってもらうということになりました。

ゼミ生たちの意見によれば,2年間で最も良かった点は,ゼミ生間でコミュニケーションがうまく取れて,仲が良くなったことだそうです。確かにこれは教員の目から見ても良かったことだと思います。今,ゼミのような少人数の集まりでも,学生は2,3名づつの仲良しグループに分裂してしまい,その小グループ以外の学生とは言葉を交わさないばかりか,名前すら覚えようとしないという例があります。うちのゼミでも7,8年前にはそういう状況に陥ったことがありました。せっかく人間関係が広がるチャンスが与えられているのに,実につまらない。これじゃコミュニケーション能力が身につくはずはないと思い,ゼミ生同士仲良くすることに私自身気を使うようになりました。最近は例年皆ゼミ生は仲が良く,コミュニケーションが取れています。

卒論についての学生の感想では,最終段階でダメ出しされて苦しかったというのが最も多かったです。他のゼミではどんどん認められて提出しているのに,自分たちだけがまだやらなければならないことに不満を持っていたとも。他のゼミでどのような指導が行われているのかは分かりませんので,ゼミ生のその不満は受け止めようがないのですが,うちのゼミでは,考察や提言を重視し,そこの内容が薄い(分量がない,根拠がない,論理がない)場合は,ダメ出ししました。提出日2週間前から各自に4回ほどはダメ出ししました。しかし,これは必要なことなのです。ただ資料を引用する(写す)だけで,データを並べただけで,卒論にはなりません。それを基に自分なりに説を展開することが卒論の醍醐味なのです。そして,その訓練が思考力やコミュニケーション能力を養うことになるのです。そういう思いでダメ出ししました。

ゼミ終了後,夜は飲み会になりました。とりとめのない話で仲良く飲みました。とりとめないの話で何となく楽しげというのは好きな雰囲気です。また近いうちにとり止めのない飲み会が出来ればいいなと思った次第です。
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