愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

コミットメント

2011年03月18日 | 名古屋マーケティング・インカレ
本日,新3年生のガイダンス日でした。ガイダンスの合間に,ゼミでは名古屋マーケティング・インカレに向けたチーム編成とテーマ検討を行いました。それに先立ち,ゼミ生のゼミ活動に対するつぎのようなコミットメントを確認してもらいました。


①他大学との共同作業から逃げない。
 名古屋マーケティング・インカレ参加を中心として他大学ゼミと共同でゼミ活動を行います。他大学ゼミはうちのゼミよりも学力,モチベーションともレベルが高いので,きちんと努力をしないとついていけずに脱落することになります。

②継続してノートをきちんととる努力をする。
 ノートをきちんととれない学生で学力の高い学生はほとんど存在しません。ノートを見るとその学生の学力を測定することができます。この能力は就職活動にも役立ちます。今後しつこいぐらいにノートとりを指示します。
 
③懇親会には必ず参加する。
 名古屋マーケティング・インカレの発表会後は毎回懇親会が開催され,全員参加が義務付けられています。他大学生と交流することを目的としています。他大学生から学ぶ機会を得るためなのです。また,それ以外にゼミでは学年を超えた様々な飲み会を開催します。上級生・先輩から学んで欲しいからです。ゼミでは飲み会を教育の場と考えています。企画力やコミュニケーション力を高める重要な場なのです。

④チームワークを学ぶ。
 3年次の研究発表はチームで行います。チームで研究を企画し,調査を実行し,結果を発表するのです。チームは少人数で構成されているので,消極的な学生が1人存在するだけでも物事は進行しません。チームワークを嫌う学生はうちのゼミには不向きです。ちなみに,日本の組織ではたいていチームで仕事をこなします。ゼミではその訓練を行うのです。

⑤ゼミ中心の学生生活を実現する。
 大学生の本業は当たり前ですが勉学です。年間100万円を超える学費は勉学のための経費です。その勉学の中心になるのがゼミというものです。したがって大学の勉学に関する生活はゼミ中心に展開されます。それを納得してゼミの活動に参加してください。したがって,授業時間以外にゼミのために時間を費やさなければなりません。とくにチームにおいて連日研究の打ち合わせや調査を実施しなければなりません。授業時間以外にゼミのための時間を費やすのは嫌だという学生,楽に単位を取りたいと願う学生はうちのゼミには不向きです。なお,アルバイトを理由にゼミ活動に参加しない学生が毎年いますが,これは本末転倒です。

以上の約束事を守ることができる学生のみ3年次継続してゼミを履修してください,と念押ししました。

2年次にゼミをスタートしたときにしつこく説明した事柄ですが,いまひとつ浸透していないので,再度説明し,確認してもらったのです。実際,今日も無断欠席者がいました。やる気のない学生に足を引っ張られるのは迷惑千万です。今日コミットメントを確認してもらったので,そういう学生は今後ケアしません。

その後研究テーマの検討を行いました。なお,研究テーマを固めるために,先行研究を調べて欲しい,そのためにはCINIIというデータベースを活用するようにと指示したところ,CINIIは東日本の大震災の影響で使えなくなっていることが分かりました。被災地の人々のご苦労を考えながら,安全な場所にいて勉学に励むことができる幸せをゼミ生皆と噛み締めています。被災地から遠く離れているうちの大学にも,今後色々な影響が及ぶかもしれませんが,ゼミ生には与えられた機会を活かして精一杯大学生活を送って欲しいと思います。



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卒業

2011年03月15日 | 運営
3月15日に愛知学院大学は卒業式を挙行しました。うちのゼミ4年生も全員無事卒業しました。

これに先立ち,12日には2年生主催青木ゼミ卒業生追い出しコンパ(卒業記念パーティー)を藤ヶ丘にて開きました。2,3,4年生が学年を超えて,懇親しました。その際には2年前の卒業生で当時のゼミ長岩田君が駆けつけてくれました。現在イオン勤務の岩田君には就職活動で苦労しているゼミ3年生の相談に乗ってもらいました。このように今後も年代を超えてゼミの卒業生・学生が交流してつながりを持って欲しいと思っています。

このとき,ゼミ4年生から卒業記念品として手作りのDVDとチョコ(賞味期限切れ!)をプレゼントされました。DVDにはゼミ生たちの旅行の模様が編集されていて,うちのゼミらしい笑いと明るい表情があふれる映像を見ることができました。大変記念になる品です。数年たってから,このゼミ生たちと一緒にもう1度観ることができたら有意義だろうと思っています。ちなみに,チョコはさっさと食べましたが,腐ってはいませんでした・・・。

卒業式では,4年生ゼミ長の加藤達也君が4年間の成績優秀につき商学科から選ばれて学長賞を受賞しました。昨年度の卒業総代に続き,今年度もゼミから成績優秀者が出てくれたことをうれしく思っています。また,卒業式後の学位記伝達の場で,野々山君が優秀卒論賞を授与されました。

ゼミ生は,卒業しても,愛知学院ファミリーの一員であることには変わりがありません。そして,青木ゼミの一員であることも変わりありません。いつでも輝いていた学生時代を思い出し,母校を訪ねて欲しいと思います。そして,ゼミの集まりに顔を出して欲しいと思います。


最後に卒業生に言葉を贈ります。

「誰もが世界を変えることを考えるが,誰も自分自身を変えることは考えない。」

「戦いに勝つのは,実際のところ,必ず勝とうと,堅く決心した者なのだ。」

ロシアの文豪トルストイの名言です。仕事を始めると,周囲に対する不平不満が吹き出てきます。たいていの職場は自分の希望通りの環境ではなく,良い結果が得られることは少ないのです。しかし,自分の境遇を嘆き,他人を糾弾し,周囲を動かそうとしても,ほとんど思う通りにはなりません。貴重な時と精神を消耗します。それならば,自分を変えて,自分のできる範囲で,改善を図ってみてください。少しずつ変えていくのです。ひょっとすると,自分の変化が周囲に波及して少しずつ周囲を変えることができるかもしれません。社会を良くすることができるかもしれません。その際,小さくてもいいから目標を立て,強い気持ちでそれに向って下さい。簡単に諦めないで下さい。すぐには物事は成就しません。しかし,いつか必ず実を結びます。

それでは,さようなら,また会う日まで。


追伸。今年度の卒業生との一番の思い出は,1年半前,半数ほどが駆けつけて我が家の引越し手伝ってくれたことです。あの時は助かりました。感謝しています。
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