愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

ゼミ合宿

2015年09月08日 | 運営
9月2、3日に、ゼミの合宿で静岡県の熱海に行きました。行先について学生の希望を募ったところ、温泉のあるところがいいということになり、費用や周辺観光地の存在を考えて、熱海に落ち着いた次第です。

熱海というと、大昔、新婚旅行のメッカ。そして、その後、社員旅行や慰安旅行など団体旅行のメッカになりました。しかし、1980年代に入り、廃れはじめ、1990年代には寂れた観光地の代表という評価がなされました。私は20年前に訪れましたが、平日ということもあって、駅前商店街で、自分たち以外に歩く人をほとんど見かけなかったことを思い出します。しかし、近年は、安近短の旅行に適しているとして、復活してきたという報道に接していました。

今回、その復活ぶりを見ることができました。平日だというのに、昼間の駅前商店街は観光客であふれかえっていました。いくつかの土産物屋や飲食店の前には人垣ができていました。代表的な観光施設である、MOA美術館、熱海城でも多くの観光客とすれ違いました。しかも、その観光客は、大学生グループ、20代カップル、家族連れ、高齢者グループ、外国人ツアー客など多様です。我々と同じ大学生のゼミやクラブ合宿で訪れている人たちもたくさん見ました。

ゼミ生たちは、訪問前は、「美術館や城なんかつまらない」「面白そうな観光地とは思えない」と述べていましたが、実際に訪問してみると、いろいろ見どころがあって、楽しんでいた様子です。ゼミ長と副ゼミ長の緻密なリードのおかげで,スムーズな進行になりました。私はただついていけばよいだけでした。

ゼミ生には、合宿先で見た、商店街を中心とする商業施設の現状について、レポートを書いてもらう予定です、見たことを、そのまま文章で表現してもらうのです。古びて「昭和の香り」がしながらも、観光客をひきつけている熱海商業を描写して欲しいと思います。ただし、問題点もいろいろありました。例えば、駅前商店街では、午後5時になれば、ほとんどの小売店や飲食店が閉店してしまいます。夕方にはゴーストタウンのように人通りがなくなります。また、店舗施設に対する投資が滞っていて、今の消費者のニーズには合わないものがたくさんあります。そのような問題点も捉えてくれると良いでしょう。

今回はゼミ生たちのまとまりがよく、どのスポットにも一緒に訪れたので、いろいろ写真を撮ることができました。一部をフォトチャネルにアップしました。


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