愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

追加中間発表会

2009年08月04日 | 名古屋マーケティング・インカレ
8月2日に,愛知学院大学において,名古屋マーケティング・インカレ追加中間発表会を開催しました。参加したのは愛知大のゼミとうちのゼミの3年生。愛知大と愛知学院大は6月27日の中間発表会(名城大)に,新型インフルエンザ感染阻止のため,欠席しました。それを補うための追加の中間発表会を今回開催したのです。

総勢40名ほどが参加し,10チームが発表しました。初回にしては,プレゼンテーションは皆上手で,見ていて退屈しませんでした。研究内容については,名城大で開かれた中間発表会と同様,皆研究方向性を説明しました。これもきちんとしていたと思います。具体的な研究目的や課題が出せないチームもありましたが,これも名城大の時と同様です。概評としては昨年と同レベルだったと思います。

今回6月の中間発表会よりも改善していたことがありました。質疑応答です。1ヶ月遅れで開催したため,その間能力的に向上していたのか,あるいは教員による指導の成果が出たのか,活発な質疑応答が見られました。論理展開を問うような質問があったため,発表者も学ぶところが多かったのではなかったでしょうか。

今回われわれ教員は,相手校のチームの発表を主に聞き,それに対して発表後,休憩中に細かくコメントしました。発表中の学生間の質疑応答を邪魔せず,しかも細かな指摘を行うことができました。うるさがられたかもしれません。学生にしてみれば,相手校の教員に指摘されるのは他人の親に叱られるようなものなのですが,このために,本気でコメントに基づいて研究を再検討するようになってくれるのだと思っています。われわれはこれが重要なんだと思っています。ゼミの担当教員(自分の親)は常にがみがみ学生の発表に対して指導しているはずなのですが,それが身近であるために,学生はついやり過ごしてしまいがちです。しかし,たまに遭遇する身近ではない他大学の教員に言われたことは,かえって身に染みるのです。

教員の中には,他の教員から自分のゼミ生が指導を受けることを快く思わない人がいるようです。しかし,名古屋マーケティング・インカレに参加している教員は皆それを歓迎しています。皆で全大学の学生を育てるというような気概を持っています。この先,このような気概を持つ教員には是非輪に加わって欲しいと思っています。

発表会終了後は,いつものように,懇親会となりました。今回両大学の学生がものすごく仲良くなってくれたので,大変満足しました。ほとんど大学間の垣根を感じることはありませんでした。気のいい学生たちばかりで,本当に愉しい飲み会でした。教員だけでなく,学生も全参加学生で刺激しあって成長するという気概を持ってくれたら素晴らしいと思います。
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