愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

明日の日本人を作る

2013年12月24日 | Weblog
うちのゼミ3年生の鈴木理永さんの投稿文「自ら工程を考える」が,日本経済新聞2013年12月24日(朝刊)未来面電子版「明日の日本人をつくる」に掲載されました。

これは,日本特殊陶業・尾堂真一社長による課題「過去の経験や失敗をどう生かしますか」に対する,アイディアです。先日行われた名古屋マーケティング・インカレ本大会における,特別審査員の日経新聞社編集委員田中陽さんからの投稿呼びかけに応じたのでした。

その投稿を引用してみます。

「私は一つのことに長い時間をかけてしまう。アルバイトでは終了予定時刻よりもいつも遅れる。自分が当たり前のようにやっていることがいけないのかとも感じるが、時間のことも気にしないといけない。こうした過去の経験から、時間を逆算して物事を効率よく進めることが大切だと考えるようになった。以前は何も考えず与えられた仕事に取り組んでいたが、目の前のことに集中していると時間は過ぎていく。自分で作業工程を考え、時間を逆算することによって明確な目標が生まれるのではないだろうか。

社会に出ると時間との勝負になる。限られた時間の中で自分が与えられたことを責任もってやっていくことが大切になる。ただ、締め切りや期限にしばられ、失敗するのではと不安に感じていると何も進まない。自ら工程を考えることによって、深い思考や積極性が生まれてくるのではないかと思う。」

終着点(目標)から逆算して,今を見つめ,今後の行動を企画すること。これは戦略思考と呼ばれるものです。

今行っている行動の連続では,変革や成長は見込めません。それでは現状の延長に過ぎないのです。意図的に変革や成長を勝ち取るためには,今を超える明確な目標を定め,それを達成するために,この先何をすべきなのかプログラムを作成しなくてはなりません。

戦略は,未来指向,目標指向,成長指向なのです。戦略思考こそが意図的に成長をもたらすのです。そして現状を変革するのです。

ゼミ生が,自らの体験から,戦略思考につながる発想を身につけてくれたことを大変うれしく思います。他のゼミ生にも共有して欲しいと思っています。

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卒論提出

2013年12月13日 | 卒論
今年度の卒論提出期限は12月13日でした。ゼミ4年生は全員その前日に提出しました。過去脱落者を毎年出していましたが,今年度は脱落者はゼロです。不十分なところはありますが,それなりに頑張ってくれたと思います。

来週木曜日のゼミでは,4年生に互いの卒論を読んでもらい,相互評価してもらいます。その結果を受けて,書き直しを指示する予定です。正月明けに書き直し対象者は再提出してもらいます。そして,1月16日に卒論発表会を開催し,そこで4年生全員が発表し,それを下級生(2,3年生)に評価してもらう予定です。その評価を受けて,学部優秀卒論賞候補を選ぶとともに,4年生全員の成績評価を行います。このように重層的な評価を用意するのは,4年生の思考の洗練,下級生の評価眼の育成,成績評価の不透明感の払しょくなどを狙ってのことです。

かつては,規定の字数を満たし,形式を充足して,提出さえすれば,後は教員が何とか単位を出してくれるだろうという甘えた考えの下に,コピペに近い卒論を書き,提出期限を迎えた後はゼミには無関心になっていました。当然それでは,学生生活の締めくくりにふさわしい,能力養成は不十分です。

提出後は,相互評価にさらされ,プレゼンテーションを行わなければならない。しかも,下級生の前で恥をかくかもしれない。そういう事態が待ち受けているならば,まだまだ気を抜けず,思考を深めざるを得ません。不十分ながらも,本当にこれでよかったのか,考え続けることになります。それによって,卒業間際に,ゼミ生をもう一段の能力向上に向かわしめるのだと考えています。

すでに数名の4年生からは,自主的な書き直し志願の申し出がありました。ゼミでは,ようやく,規定の字数や形式を充足して,提出さえすれば,後は教員が何とか単位を出してくれるだろうという甘えた考えを払しょくしつつあります。卒論発表会まで緊張感をもって,頭を使い続けて欲しいと思います。
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就職活動前に考えて欲しい

2013年12月07日 | 就職
自己PRは盛っても大した効果はない

就職活動と言えば、自己PRや学生時代に頑張ってきたこと。その時に、自分の学生生活があまりに「普通」だったことに愕然とする人も多いと思う。「自分なんて普通の大学生だし」「大したことやってきていないし」「そもそも自分に自信がありません」など不安な声をよく聞く。

大丈夫です。僕の感覚だと99%の大学生は大人から見たら、大したことはない。そもそも、就職活動は普通の中での勝負なのだから、あまり気負わないでほしい。「インターンシップで数百万円稼いだ」大学生も「学生団体をやって数百人を集めるイベントをした」大学生も「アジアで学校を建てるボランティアをしてきた」大学生も、実のところ、そんなにすごい話には聞こえていない。社会人の中では「よく聞く話」だからだ。

社会に出れば、「新規契約で20億円の商談を数件成立させた」人も「支店長になってエリア3000名のリーダーとして働く」人も「アフリカ大陸の9割の国で0歳児の死亡率を低下させるワクチンを開発した」人もいる。

そう、学生が思う「すごい」は、社会人から見れば「ほとんどが普通」なのだ。だとしたら「50人を100人に」話を盛った(大きい話に作り変える)としても、印象はそう変わらないし、採用側への強いアピールにつながるとは限らない。まずはそのことを理解しておくべきである。

ではどんな「普通の」経験をアピールすればいいのか?ほとんどの大学生が、サークル、バイト、勉強、部活、インターン、旅行、留学のどれかを頑張っている。そして、頑張り方も、出す結果も似ている。
 
最悪のパターンは、「やってきたこと」をゴマかそうとすること。自信がなくなり、面接官ウケの良さそうな強みや自己PRを、自分の経験の中からこじつけのように探し出すこと。それでも、大した経験がなさそうだと思うと、「テクニック」や「話を盛る」ことに終始すること。

たいてい、最初の数分は取り繕えてもすぐにボロが出る。なぜなら、採用担当者が見ているのは大学生が話す美談の裏に隠れた、本人の人間性の弱さや、失敗を見ながら面接をするからである。これを読んでいる皆さんもご存じの通り、人の真価とは、「弱さと向き合うとき」「失敗や困難と向き合っているとき」に出るものだ。

こじつけや盛ることで語られる武勇伝や美談には、採用側はたいして興味を持っていない。そんなことよりも、きみが、自分なりに学生時代を懸命に生きてきたかどうか。失敗やみっともない経験も含め、自分なりの「一生懸命」はあるか。何かひとつでもあるなら、絶対に大丈夫だ。大学生活や、高校以前の経験でもそう。彼らがした挫折や失敗、そして、それらを引き起こす原因となる「弱み」とどう向き合ってきたか。

挫折や失敗から「どれだけのことを学べたか(量と質)」こそがアピールになる。自分の弱みと「どれだけ向き合い、改善に努めたか」こそがアピールになる。これを忘れないでほしい。

(ダイヤモンド・オンライン 2013年 11月29日)

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就職活動時,ゼミ生はじめうちの学生にじっくり考えて欲しいテーマです。自分なりの「一生懸命」を認識することができるのか,そしてそれを語ることができるのか。

多くの学生は勘違いしています。就職内定で大事なのはスペックであると。学歴,資格,活躍,そういう点で目立ったものがないとそれなりの会社には採用されないと。

しかし,それは違います。企業をはじめ組織というものは,普通の人が集まって,大きな仕事を成し遂げる仕掛けなのです。スーパースターが揃っていて成り立つのではありません。独立したスーパースターだらけではかえって,力を結集することができなくなるかもしれません。

大事なことは,学生が,組織の現メンバーから,新メンバーとしてふさわしい人物であると判断されるかどうかです。つまりは,一緒に働き,協力して大きな仕事を成し遂げることができる人物であると考えてもらえるかどうかです。

だから,コミュニケーション能力が大事だといわれるのです。そして,一生懸命な人が望まれるのです。コミュニケーションのとれない人物,一生懸命でない人物とは協力できません。

仕事というものは失敗が続いた果てに成功があります。失敗のない仕事はありません。毎日が失敗の連続です。失敗からのリカバリーをきちんと行うことができる人が成功を導くのです。したがって,失敗ときちんと向き合うことができる人物が評価されるのです。
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コミュニケーション能力

2013年12月03日 | 就職
現3年生の就職活動が本格化しました。就職活動で最も重要な能力は,コミュニケーション能力であるといわれています。では,いったいこのコミュニケーション能力とはどういうものなのでしょうか?これを面接時にアピールすればいいのでしょうか?

以下の記事はこれらの疑問に対する答えを考えるヒントを提供してくれます。要は,きちんと相手の話を理解することが重要だということです。ゼミ生にも諭したいと思っています。うちの学部では,教員の説明(講義内容以外)をきちんと理解することのできる学生は少数です。

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これを言ったら絶対に落ちる!面接官がカチンとくるNGワード

「コミュニケーション力に自信がある」
「私は参謀タイプ」と言っていないか?

 私がキャリアコンサルタントとして、そして経営者として面接で転職希望者と接するとき、もっともカチンとくるのが「コミュニケーション力に自信があります!」という言葉です。私にとっての「地雷トーク」です(笑)。でも最近、これを言う人が結構多いのです。

 面接官はコミュニケーション力が厳しく問われる仕事です。その意味で世の中の一般的な水準と比べ私はコミュニケーション力が高いとは思いますが、「あの時の表情が悪かった……」「別れ際の一言が余計だった……」というように毎回、面接の後はあれこれ反省しています。それは現状に満足せず高い水準を追い求めているからで、「自分はコミュニケーション力に自信がある」とは絶対に言いません。

 それなのに、軽々しく「コミュニケーション力に自信がある!」と言われれば当然カチンとくるわけで、この話をすると面接官は皆、共感してくれます。

 そもそもコミュニケーション力の有無は面接でのやりとりを通じて面接官が判断するものであって、本人があるとかないとかコメントするものではありません。それにもかかわらず自らコミュニケーション力があると言い切るのは、非常に違和感があります。

 コミュニケーション力は「聞く力」が出発点で、話を聞いて相手を理解し、そのうえで自分を理解してもらうことが重要です。ところが面接で「コミュニケーション力が高い」と自称するのは、単なるおしゃべりや押しが強いだけの人だったりします。こういう応募者に対し、私は「それを言ってはおしまいです」と強くご注意申し上げています。

(ダイヤモンド・オンライン2013年12月2日)
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名古屋マーケティング・インカレが終わった

2013年12月01日 | 名古屋マーケティング・インカレ
今年度の名古屋マーケティング・インカレ本大会が11月30日に開かれ,今年度の催しは終了しました。いつもは,会の経過を報告するのですが,疲労のため,細かなことを書く気力がなえているので,ここでは,感想をつらつら書くことにします。

1.全体
 全体的に,努力の傾注という点では,参加学生は頑張っていた。その点で,酷い発表はなかった。下限が例年よりも上がった印象。ヒヤリングやアンケート調査に苦労を重ねてきたチームがほとんど。文献もそれなりに読んでいる。全体的に努力については高く評価。ただし,「教員が望むような良い発表」はなかった。結果として,全発表のレベルは拮抗していた。
 質疑応答が例年以上に活発。発表時間と同じ時間質疑応答を行うようにした点がよかったか。

 
2.発表傾向
 昨年から増えていた戦略提案型発表が今年もさらに増加。予選から決勝まで,戦略提案だらけ。戦略提案コンテストの様相を呈している。これでいいのか? 会の趣旨は,大学教育の場で研究発表を競い合うということなんだが,それが変容していないか? 個人的にはこれはつまらないという感想。
 結局,学生には分かりやすいため,手掛けやすく,高い評価を得やすいので,戦略提案に飛びついているということなのか。論理に難があり,提案戦略も思いつきに近いのに,決勝に残っているものがあった。予選発表グループ内の他の発表はこれより劣っていたのか?といぶかったが,おそらく,内容のレベルに差がないため,具体的で分かりやすいチームが結果的に浮き上がったのだろうと想像する。為廣先生が中間発表会で指摘していた「下手な麻雀」から逃れることはできなかったのかと嘆息。
 日経新聞社編集委員の田中陽氏が,「戦略提案するなら,その実現可能性について,当事者の企業に見解を求めるぐらいはして欲しい」と閉会式で講評していたが,思いつきの提案に対する苦言だと受け止めた。戦略提案は具体的であればいいというものではないのだ。
 名古屋学院大のチームmousseに特別賞が与えられた。この意義を参加学生は考えて欲しい。このチームはマーケティングの競争地位別戦略類型に関する理論を正面から取り上げ,ケーススタディを手掛かりに,その自分たちなりの修正を試みた。残念ながら,関連理論の理解が足りず,消化不良を起こしていたため,決勝に残ったものの高い評価を得ることはできなかったが,教員はこの試みに好感を持っている。そのため,特別賞授与となった。理論を正面から取り上げて欲しいというメッセージだ。

3.最優秀賞
 今回の最優秀賞は,愛知大学為廣ゼミのかみひこーきだ。トイレに広告がないのはなぜだと考え,そこを広告スペースとして活用する可能性を模索する研究発表を展開した。広告代理店や販売店にヒヤリングし,トイレ広告がなぜないのか,実施するならば広告出稿の可能性はあるか質問して,可能性を探った。その後,学生を被験者として,トイレ広告の実験を行い,食品と非食品分野で商品に対するイメージ形成を測った。その結果,トイレ広告は,先入観とは違い,商品のイメージ形成に役立つことを明らかにした。最後に,パーキングエリアにおけるトイレ広告を提案した。
 決勝に残ったチームの発表の中では,もっとも論理がシンプルで,一貫していた。トイレ広告の可能性を示すために,先行研究に基づいて,実証実験を行った点も良かった。何より,「大人」が考えない,オリジナリティーのあるテーマを掘り下げた点が良かった。最優秀にふさわしい発表だった。
 ただ,最後のパーキングエリアにおけるトイレ広告の提案は蛇足だ。学生たちは何か戦略提案をしないとマーケティング研究発表にならないと思い込んでいて,実際そうしないと評価が下がる傾向にある。しかし,根拠の薄弱な内容を盛り込むと,全体論理を崩してしまう。今回もそれがあったのが少々残念。決勝における学生からの質問で,パーキングエリアのトイレで,はたして利用者の広告注目(attention)が得られるかどうかが不明であるが,そうならば,その提案は妥当ではないと指摘された。そこにうまく答えられなかったのが,蛇足であったことを表している。
 そんな提案よりも,日経新聞社の田中氏がアドバイスした,公共広告の可能性を最後に探った方が良かった。公共広告だと,広告主はトイレによる商品イメージの悪化を考えない(おそれない)だろう。

4.うちの学生
 愛知学院大の学生は,残念ながら,参加大学の学生の中では,能力発揮という点で,もっとも低かったという印象。発表内容やプレゼンテーションの面では,他大生とは大きな差はなかったが(それでも低い方),質疑応答では大きな差が出ていた。私が傍聴していた予選発表グループでは,愛知学院大の学生は質問を一つも発することができなかった。決勝でも,愛知学院大の学生の質問は不活発。数少なく発したものは,知識の確認や補足説明を求めるといったたぐい。発表における論理のおかしさを突くようなものはなかった。
 うちのゼミに目を向けてみれば,発表内容やプレゼンテーションで,最低レベル。実際,評価は最低。指導教員のレベルを反映しているだろうから,偉そうにここで書くと,お前が言うなとゼミ生が反発するだろうが,あえて書く。
 何がダメだったかというと,主張を根拠つけるための,インタビューやアンケート調査を本大会の1週間前から前日にかけてやっと行ったこと。あわててやった調査では,十分に練った質問ができず,穴だらけの不十分なデータしか取れなかった。仕方なく,不十分なデータに合わせて,主張の方を変更して,発表内容を構築。説得力があり,論理的で,面白みのある発表になるはずはなかった。
 このような結末になった理由は,堂々巡りの同じ議論をだらだら続け,研究目的を狭く明瞭にする決断が遅くなったことだ。5月と同じ議論を11月にもしていた。半年間全然進歩しなかったのだ。本大会2週間前にようやく見切りをつけて,無理にテーマを絞ったが,2か月遅かった。
 専門的文献をたくさん読み,理論を検討し,それを取り上げろと指示していたが,ゼミ生の能力を超えていたかもしれないと反省する。戦略提案型の発表ならば,テーマを自分たちで理解しやすいものにできたのかもしれない。思いつきの戦略提案を私が嫌ったため,ゼミ生はそれを回避した。中間発表会では,戦略に言及しないので,マーケティング発表としてふさわしくないと指摘されていた。その指摘に反論するだけの論理を持たないため,思考が揺らいでいた。結局,自分たちが理解できるテーマがなかなか思いつかず,本大会前に無理やりに設定。この状況では,ゼミ生は私の指導を恨んでいるだろう。戦略提案型の発表を勧めるべきだったのか。それでも同じ結果だったかもしれない。

5.成長
 いつもゼミでは,私は勝ち負けにはこだわらないと述べている。それよりも,ゼミ生には堂々とした発表を心がけて欲しいと繰り返し諭している。独自の明瞭な主張と,それを支える根拠を自分たちなりに示した,論理的な発表に向けて努力せよと。そのために頭を使い,体を動かし,自信を深めよと。なぜそういうかといえば,大学教育の場で行われている行事なので,大事なのは学生の成長だからだ。たとえ勝ったとしても,学生に成長が見られなければ,教育的意義は見いだせないのだ。今回も,負け惜しみで,勝ち負けにこだわっていないと述べているわけではない。
 今回ゼミ生の成長(知的発達)はあったのか。4月から始め,半年間は全然成長が見られなかった。厄介なことから逃げているような印象さえ持った。知的発達は見込めないと感じていた。11月に入り,自分たちの問題点を自分の言葉で語ることができるようになってきたので,少し成長したように感じた。しかし,私が指摘した10ある問題点を,せいぜい1から2程度(ぼんやり)理解しているレベル。自分たちで論理的に発表内容を組み上げることは相変わらずできず。本大会2週間前になって,無理やりテーマを絞った。私の問題点指摘を半分以上理解し,何とか発表内容の論理性を自分たちで顧みることができるようになったのは,本大会2日前。ここでようやく知的発達を確認。
 本大会後,ゼミ生の成長を考え,インカレの研究発表の検討を継続してもらう予定。人は失敗から多くのことを学ぶ。今回の失敗をきちんと把握し,その挽回策を考えてもらう。そして,今度は文章化してもらう。文章で論理的に説明してもらうのだ。


4月から始まり11月末に終了した今年度の名古屋マーケティング・インカレは大成功でした。本大会は今まででもっとも多くの発表者と参観者を集めた大きな会になりました。その幹事を務めていただいた名古屋学院大学濱ゼミの皆さんには感謝いたします。来年度も同様の催しが実現できることを願っております。

参加した学生に皆さんは,この経験を今一度振り返って,今後の能力向上につなげてください。就職活動に資するところ大だと思います。そして,卒業後の活躍にも何らかの役立ちはあるはずです。

うちのゼミは来年度参加できるかどうか不明ですが,参加できるように,現2年生の能力の養成やモチベーションの向上を図っていきたいと思います。
 
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