端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

手 紙

2007-06-15 | Weblog
留守をしていて 我が家に戻ったとき 必ず郵便受けを開けて
確認します。
田舎の年寄り二人暮らしでは 郵便も知れたものです。
デパートの売り出し案内やゴルフの出欠を問う葉書くらいです。
まして 手書きの便りなどまれです。

用事も電話か パソコンで大抵は済ませるようになり 私自身も
どうしても 手書きの御礼状でないと 失礼と思うときくらいしか
書きません。
筆記用具には こだわるのに 書くことはありません。字を忘れるのも
無理ないことです。

我が家に 「たらようの木」があります。
葉書の語源になった木のようですが 昔はこの木の葉の裏に 恋文
など 書いて 届けたのでしょうか。
こんな ラブレターなど頂いたら 幾つになっても なびきそうです。

それにしても 先日メールを頂き 最後の言葉が「乱筆乱文で・・・」
と締めくくってあり アレレレレと目が・になりました。

先様のパソコン 気を悪くしていないか 気がかりです。

いつでも 手紙が書けるように 常備の 切手です。
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蕎 麦

2007-06-14 | Weblog
先日 役場の婦人学級で 隣町の蕎麦屋さんで 蕎麦打ち体験を
してきました。

昔は どこの家でも 我が家で蕎麦を打っていました。

ばあちゃんから嫁 娘と受け継がれる技でした。
我が家も 納屋に挽き臼や打ち板 綿棒などがありますが 怠け者の
私は今では 買ってたべるのみです。
それでも時々 ご近所や穴熊さんのお友達から 打ち立ての蕎麦が
届きます。

地元の人の作る蕎麦は 自然薯をつなぎに摺込んだ 十割蕎麦です。
昔 蕎麦打ちが始まると 庭の鶏が逃げ回っていました。
蕎麦の出しに つぶされるからです。
子供の頃 その光景を見て鶏を食べられずに居ましたが この歳に
なれば 哀れみの心も 消えうせ 今は鶏肉の出し の蕎麦が 
大好きです。

焼畑で 一番最初に作るのが蕎麦で 元々貧しい庶民の食べ物だった
気がします。

たまに 町で値段のたかい 蕎麦に出会うと化粧しすぎの 田舎娘に
であった気がします。 

先日行った蕎麦屋は 2、8蕎麦で蕎麦粉8に強力粉2の割合でした。


四人づつ四のグループでしたが 切るときに細いものあり太いもの
ありで 自画自賛の蕎麦打ち体験でした。
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くちなしの花

2007-06-12 | Weblog
気が付かない 間にくちなしの花が咲いていました。
そう言えば くちなしの花は六月の花。

早速 二本切って花瓶に生けて 玄関の下駄箱の上に 置きました。
夜 玄関の鍵を確かめるとき とてもいい香りを 感じます。

目で楽しむ花もいいですが 鼻で楽しむ花も いいものです。
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自己満足

2007-06-10 | Weblog
私が子供の頃 手作りの 肩掛けかばんのことを 年寄りは「ザツノウ」
と呼んでいました。
何でも入れられて かばんと呼ぶには 少し気恥ずかしいものの
呼び名だったような 気がします。

春の「骨董市」で見つけた前掛け ほころびがあるくらいに使い込まれて
いるのに 藍の色はあせることなく くっきりと文字を際立たせています。
それに文字は 右から左へ 旧漢字です。
門司の「白石青果」と書れた 問屋さんのものです。

門司港に揚がるバナナなど商った問屋さんだったのでしょうか。
この 前掛け 毎日あかず眺めていましたが 肩紐一本の リュック
まがいの 袋にしました。

何でも入れて 口を絞って 肩にかけて 何処に行きましょう。
まあまあの自己満足の 袋です。
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トートバック

2007-06-09 | Weblog
バックの 出来上がりです。
このバック 花岡 瞳さんの本に掲載のものです。
色合いは 私流。
少し 大きめですから 泊まりのある 看護師さんや 子育て中の
若いお母さん お稽古事に通うときのバックにいいかなあーと思います。

家事や雑用の合間を見つけて 作っていますが 何も考えず
頭の中が 空になるのが 良いようです。
針を動かしながら 色々な方が 頭の中をよぎります。
あの人に 似合いそうとか あの人の好みとか・・・・・ 

自分では あまり使いませんが 作るのが好きなのです。
次に何を作るか それも 又楽しみの一つです。
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家 事

2007-06-08 | Weblog
ラッキョウ漬けがやっと終わりました。

毎年自家製の ラッキョウの種を使って 栽培していましたが 玉が
貧弱になり ラッキョウの種をわざわざ 昨年購入して植えて
いましたら 穴熊さんの お友達から 種を沢山頂き 
それも植えましたので 今年は 見るのもうんざりするくらいの 
収獲量でした。

収獲を 三回に分けて 黙々と二人で向き合って 葉と根を一個一個
処理しました。
ラッキョは 夏の終わりに植えて 初夏に収獲で 畑を占有する期間が
割と長く 手間が入る作物です。

土付きを 「入りませんか」と行ったら のりの空き瓶が届きました。

種を植えて 三年くらい放置していると 玉が別れて 小さなものになり
花ラッキョウの高級品ですが 処理の手間が大変です。

自家用の 我が家は 毎年堀上げますので大きいのは親指と人差し指
の 輪くらいあります。
オチョボの口には 無理な大きさです。

大きいもの 中くらいのもの 小さいものと分けて 漬けましたので
楽しみです。
我が家で作ると お酢と砂糖と鷹の爪だけ 安心して食べられます。

梅も梅酢が上がり 次の仕事が 待っています。
お金にならない この主婦の仕事 家事の色々が まだまだ認められ
ない 世の中に この歳になっても 歯がゆい思いをしています。
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空芯菜

2007-06-06 | Weblog
昨年より 我が家の菜園に登場した野菜 「空芯菜」です。
穴熊さんの お友達から 苗を頂いて 植えたのがきっかけでした。
田舎者の私 それまでこの野菜知りませんでした。

南の国の野菜らしく 真夏に元気な野菜で 菜葉の少ない時期に
とても 重宝しています。
それに癖がなく 味も良く 美味しいので 大好きになりました。
昨年 ブログに書いたところ 何人もの方が 美味しいとか 
中華料理屋さんで食べるとか コメントをいただきました。

昨年の秋に 種を収獲しようと意気込んでいましたが 種が沢山
付いてはいたのですが 完熟する前に 気温が下がり ダメでした。

寒くなりそうな頃から ビニールをかけ 暖かくする必要があり
そうです。

今年は 又苗を頂き 畑に植えました。
小さな 小さな苗でしたが 今のところ 順調に育っています。
畑の係りは 穴熊さんですが 時々私も覗いて 心にも無い褒め
言葉を 発しています。

食い意地のはった私 早く大きくなるように 毎朝見ています。
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六 月

2007-06-03 | Weblog
六月の声を聞くとすぐ ここ南九州は梅雨に入ったとのこと。
いい天気なのに と思っていたら 昨日から今日は 雨です。

今年は お天気続きで 田圃を賄う池の水も 減るばかりで
雨が降ればいいのにと 皆心待ちしていました。

先週日曜日は 集落のはずれの お墓の掃除と田圃の農道や畦の
草刈でした。 次の日曜日は集落周辺や 通学道路の草刈の共同作業
が待っています。

田舎に住んでいると 共同作業の参加は欠かせません。
若者は 毎日夕方から消防団の訓練です。

そんな中 虫祈祷のお知らせが回ってきました。
昔 機械もなく除草剤もなく本当の手作りで 稲を作っていた頃の
名残の 行事です。 

普通作の田植えが済んで 秋に無事に収獲できるように 神社に
集まり お払いをしてもらい お札を頂き田圃の隅に 割れ竹に
挟んで 立てて置くのです。

今の私達から 考えると「そんなー」と思いますが 毎日水を見て
周り 風通しを良くするのに草を刈って とわが子のように
可愛がっても 人間自然の災害には勝てません。
風 干ばつ 病気 虫の害 など色々あります。

今は 種の時から消毒し 稲もそれなりに強い品種に改良され
農協の 共済の保険にも掛けてあります。
それでも やっぱり 秋に収獲して 収納するまでは安心できません。
農業を 生業をするものの 共通する 気持ちでしょうか。
謙虚な気持ちで 米作りをしています。
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