端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

料 理

2006-06-16 | 食べ物
毎日 今夜のおかず何にしょうかと考える。

昨日 食べたものを 思い出したり 冷蔵庫の中を見たり
畑の野菜を 点検したり お財布の都合も あるし....
自分の好みもあるし 本当に難しい 問題です。

それかといって 一週間の献立を決めて おけば 楽なのに
とも思うけど スーパーを回って 季節の野菜や魚を見て
新鮮なものを 買う楽しみも 捨てがたいし ほんとに
悩みます。

縫い物など していて ふと頭で思い浮かべて 無性に食べたくなる
料理もあるし ラジオやテレビの料理番組で 紹介していて
作ってみたい料理もありますが  作る私の気分が いまいち
気乗りしない 時もあります。 
何でもいいか と言いつつ 結局 心のこもってない 料理に
なるのです。

若い 世代の方は 男性も 上手に料理を楽しんでおられるようで
いいことだと思います。
それにしても 夕食のおかずの 魚の名前くらい 
覚えていただかないと 作る方も 張り合いがありません。 


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一服いかがですか

2006-06-15 | Weblog
一日のうち 何回かお茶を飲むのだろう。
仕事の 合間だったり 食事のときだったり 来客のとき
だったりします。

コーヒーも飲みますが いまいち私には 難しい飲み物です。
たまに 素人の私でも おいしいと分かる味に 出会うことも
ありますが 我が家で入れても あんなおいしい 味にはなりません。

この 田舎の周り お茶畑が広がっていますが その茶畑の中に
お茶屋さんの 茶房があるのです。
広い 店内は お茶に関係ある飲み物 抹茶 煎茶 ソフトクリーム 
アイスクリーム とこの時期 冷たいお茶もあります。
お茶の道具 器 京都の和菓子 そして自家製のお茶がいろいろ
並ぶ中で お茶がいただけるのです。
田舎なのに 中年の おばさん達が よく見えています。
お茶畑を眺めつつの 一服も おいしいものです。

写真は お煎茶と 和菓子 塩昆布 お湯はお変わり出来ます。
最初の一杯は ご主人が入れてくださいます。
とても おいしいお茶です。
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六月の花嫁

2006-06-14 | Weblog
昔 テレビで 連想ゲームというのがあったけど この時期
咲く くちなしの花を 見ていると なぜか 花嫁さんを 
連想するのです。
純白でいて どこか薄い黄色を含んでいて うつむき加減で
濃い緑の葉の中に 大輪をつけ かすかな香りを漂わせ
心和ませています。

昔 結婚の 話がまとまると 仲人さんを頼み 結納となります。
勿論 色々世話しての仲人さんと その場限りの仲人さんが
ありますが 結婚式までの手順や両家への心配りが 大切な
事には 変わりありません。
結納の前 貰いだしというのがあり 仲人になる人と 
婿殿の親 親戚 四.五人で お嫁さんのところに行くのですが
たとえ話が決まって いても 一回では 返事が貰えず 
二回 三回と訪ねて 夜 遅くに 返事をもらえるのが 
普通でした。
返事を頂いた伝言が 婿殿に伝えられ お礼の挨拶をします。

大安吉日に 結納が行われます。
市販の結納のセット 樽酒 鯛 それに三段の重箱 お茶 かまぼこ
米 などを持参します。
先方に私達の接待は これで賄って下さい。との意味が あるのです。

先方の 床の間に結納の品々を並べて お日柄もよく と仲人さんの
挨拶に始まり 嫁の側がから目一杯の ご馳走が振舞われます。
お互いの顔会わせや 婚姻の日取り場所を確認し 最後に 
お嫁さんに なる人が お茶を汲み おいとまします。

私の住む 集落は 昔島津藩の領地であったらしくて 生活習慣
は 鹿児島に近いようです。
歌 や踊りもでて 焼酎で振舞われ 仲人役の穴熊さんが 一番
酔っぱらって いたことがありました。

今は こんな結婚式も 少なくなりました。
角隠しも しないウエディングドレスでは 女性も 角が
出やすいのでしょう。
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木 苺

2006-06-12 | Weblog
昨日の日曜日 集落の 自治公民館では 環境整備の日
でした。 年に2回実施されます。

各戸から 一人づつ参加して 道路の清掃や草刈です。
子供の 通学路も 点検します。
公民館の 外も中もきれいに 掃除をします。
電動の草刈機や 鎌 猪八戒が持つような 草をよせる
草かきを持って 作業に当たります。

税金は 払っていても 田舎は 地域は地域で守ります。
地域の道路の掃除や 消防団 など皆さんの 
支援がなくては 生きていけません。

午前中に終わり お豆腐が半丁づつと ビール お茶 
漬物などで 〆になります。

近頃慣れないデジカメを片手に 家の周りを うろうろ
しつつ パソコンの前で コードを入れたり抜いたりしている
私を 穴熊さんは しっかり見ていたようで 田圃の見回りの
帰りに 木苺を 摘んできてくれました。
「デジカメで撮れば」との事 
ビールのジョッキに入れて はいパチり。
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にがごり

2006-06-11 | 食べ物
今朝 にがごりを頂きました。
私が 子供の頃は 苦瓜 といっていましたが 近頃は
世間に 認知されて ハイカラに レイシとかゴーヤとか
呼ばれていますが 要するに苦いのです。

ビタミンが多いとか 体にいいとか 言われて 畑の隅で
自家用に 栽培されていたものが 今はハウスで 大々的に
耕作されて 出荷されています。
薄く切って 水に晒しサラダにもいいそうです。

味噌炒め てんぷら 焼いて生で 味噌漬け などにして
食べますが 苦味がなんとも言えず おいしく感じます。

人間の付き合い と一緒で 癖があって 避けていた人も
気心が知れると より 親密になる あの感じです。
食べ物の中には 癖のある食べ物が 多くありますが
人間の 変わり者より まだましでしょう。
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くちなしの花

2006-06-10 | 自然
我が家のくちなしの花が 咲き始めました。
今年は 沢山のつぼみをつけています。

田舎の 寄り合いは 夜にあります。
集落の中の 道は 都会のように 外灯や ネオンもありませんし
道路から 細い 木戸口の奥に住宅があるので 夜道は 
真っ暗です。
夜道に 懐中電灯は 欠かせません。

この時期 公民館での寄り合いの帰り くちなしの花の香りが
我が家の 曲がり角です。
この花の香り 大好きです。
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冷や汁

2006-06-09 | 食べ物
子供の頃 この季節 目が覚めて 台所から すり鉢を
あたる音がすると 飛び起きたものです。

すり鉢には 炒った いりこと胡麻 落花生 が入り
母の傍に座り すり鉢を両の手で押さえると 母の顔と私の顔
の間で すりこぎがリズムよく回っていました。
 
いりこを乾煎りしたものに 炒り胡麻 落花生をすりつぶし
味噌 豆腐を入れ軽く当たり 熱湯で伸ばし きゅうりの
薄切り 青しその千切り みようがの千切りなど散らします。

食べ方が ユニークで 熱い麦飯にぶっ掛けて 食べるのです。
暑い夏 食欲のないときでも おいしく食べられるので
よく作ります。

郷土料理として 料理屋さんで 出ているのは いりこの代わりに
焼き鯛や 釣り鯵の焼いたものなどが 使われているようです。
今朝 この夏始めて 冷や汁を作りました。

穴熊さんは 二杯食べて ゴルフに出かけました。
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天気予報

2006-06-08 | Weblog
この時期 天気予報で 梅雨の 予報が出ていると
毎日 雨や曇りでも 納得してしまいます。
しかし 梅雨の合間の晴れなど 告げられて 当たらず
雨などになったときは テレビやラジオの予報をなじって
います。

別に 天気に左右される仕事は していないのに 文句を
言っています。

義父は元気な頃は 畑仕事や 田んぼの仕事をしていたので
しっかり 自分の五感で天気の予報をしていました。。
西の山 南の山を眺め 遠い汽車の汽笛を聞き分け
自分の肌で 明日の天気を 当てていました。

全国の天気ではなく 自分の住むこの土地の天気を 長年の
感が 教えていたのでしょう。
寝る前の判断で あくる日の仕事の段取りを決め 無駄のない
仕事ぶりでした。
他人にも 厳しかったが 自分にも厳しい人でした。
明治生まれの 人は筋が通っていたように 思います。
そんな 義父が94才で 逝って三年が 過ぎました。
今日も 雨が降っています。
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記 憶

2006-06-07 | Weblog
夜中に目が覚めた。

庭の隅の 紫色の可愛い花が咲く 木が霜にやられて 
だめかと思っていたのに 青々とした 葉を元気に出している
それを 夕方見たのに 花の名前 が 出てこない。

あ、い、う、え、と順番に 口にしても 出てこない。
寝返りを 何回もしつつ 頭を動かしても出てこない。
歯がゆいこと この上なし。
道で お会いした人の名前が 出てこないのより ましだと
思っていると いつの間にか 眠っていた。

朝 まだ 思い出さない。
穴熊さんに 手振り身振りで聞いても シェーバー片手に
つれない返事。

朝の 味噌汁 一口飲んで 思い出した。
「野ぼたん」 でした。

先週 萩原 浩さんの本「明日の記憶」が映画になって 上映中で
観てきました。
「博士の愛した数式」といい「明日の記憶」といい このところ
認知症のことが 話題になっています。

「明日の記憶」の 続編のような 生活を 五年間続けた 私に
とっても せつない映画でした。
指先を 動かす為にも パッチワーク 頑張りましょう。
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蜘蛛の糸

2006-06-05 | 自然
この時期 朝早く 新聞取りや 牛乳取りに外へ出るとき
片手に竹箒を持ち 上目遣いに 前進しないと 蜘蛛の巣に
かかってしまう。
丁度顔の辺りに 巣をかけているので まともにかかると
一人で 蛸踊りとなる。
我が家の蜘蛛は 金色の模様の品のある 黄金蜘蛛などではなく
普通の色気のない 蜘蛛で物干しを利用したり 生垣を利用
したりして 巣を張っている。
そんな 巣にも 小さな蛾や虫が かかっているので
それなりの 生活をしているのだろう。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を教科書で習ったとき お釈迦様は
よほど 丈夫な 蜘蛛の糸を 持っておられるのだ と
変なところで感心していたが 先日新聞で 蜘蛛の糸が人の
重さに 耐えたとの記事を読み 大学の先生も 変な研究を
するものだと 思っていたら ハイテクに繋がる研究との 事。

こんな研究に 登場する蜘蛛は勿論 黄金蜘蛛。
幾何学模様の しっかりした巣を作るあの蜘蛛 解析一や
二でなく 幾何も勉強しているよな 気がします。
 
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