「おから 食べるねー」 と友達が持ってきてくれました。
人参 油揚げ 椎茸 にら を入れて いつもの炒り煮にしました。
自家製のお豆腐を作っているスーパーでは おからが肩身の狭い場所に 並んでいます。
今朝 テレビでも おからの番組をしていたようです。
若いころ 集落で お葬式を出すとき まずお豆腐屋さんに お豆腐を注文していました。
今と違って お葬式の 出たてのお膳も 忌明けのお膳も ご近所みんなで 作っていました。
本物の 精進料理でしたので お豆腐は主役でした。
そんな時 お豆腐屋さんが おからをサービスで 届けてくれていました。
庭の畑のにら ニンジンなど 季節の野菜を入れて 賄い料理を作っていました。
大きな鍋で 沢山作るので 美味しい賄い料理でした。
冠婚葬祭を 自宅でしないようになり おからもごちそうになりました。
体に良い食べ物とテレビは 説明していました。
もっぱら 財布を作っています。
気持ちは18歳なのに だんだんドジなことが多くなりつつあります。
まだ料理はどうにかできますが ……
観物ですか 私も幹物と出て しまったーと思って 訂正しましたが パソコンは忖度をしてくれず トホホなことでした。
こうゆう間違えこのごろ多くなってきています。
失礼しました。
今では乾燥した粉末おからをスーパーで
売られていて、先日テレビでも紹介されて、
早速求めてきています。
すぐに調理しなくても日持ちの心配は
なくて便利ですが、味はどうでしょうか、
観物の処理をかねて煮てみたいと思いました。
美味しそう!! 明日にでも作ってみましょうか。
昔 冠婚葬祭を自宅でしていたころ 必ずご近所の方の手を借りていました。
正式の座には 戸主が招待され 正式のお祝いが済むころ 手伝いの女衆が座に座っていました。
女が 家を空けるので 年寄りや子供もそれなりのもてなしでした。
一番の 年寄り婆が 煙草の煙を揺らせながら 采配をしていました。
そんな年齢になった私ですが 全然お呼びはありません。
仕出し屋さんの 料理を味わうのみです。
それにしても おから美味しいですよね。
近くなら お届けしたいものです。
精進料理は 巻き寿司や散らし寿司 お豆腐の炊いたもの
魚の入らない酢の物などを 集落の女たちが集まり作って出しており
墓掘りの重労働の男しにも同じ料理を出し 男たちは
公民館で食べていました。そのときにきっとおからの
炊いたものも出ていたと思います。私が社会人になった頃には
どの家も火葬が当たり前になり 難儀した墓掘りもなくなりました。
こんな具だくさんのおからは大好きですが 母が炊いたように
上手には出来ません。母がしゃんとしているうちに聞くべきでした。
いつ見ても ほっと安らぎを覚える女房さんの作品は
きっとお人柄が出ていると思います。