端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

祭 り

2018-11-18 | 思うこと

限界集落と言われる日近い 40戸ほどの私の集落 先人たちは 四国からの開拓者です、

移住者の 心のよりどころである神社は 金毘羅様です。

集落のはずれに移転し 小さかった樹木も それなりに樹高を増し 貫禄を出しています。

秋から 冬 春 夏と年に4回の祭りの 主催は4軒づつで 一年間の神社をお祭りします。

秋は 大祭で旧暦の10月10日と決まっています。

今年は 昨日が大祭の日でした。

一日中 神楽が舞われ それなりに華やかですが 子供も若者も少なく 高齢者ばかりです。

地区民の 家内安全を祈り こうべを垂れ お祓いをしていただき 境内で 焼酎を酌み交わします。

焼酎の 心地よい酔いも回ったころ 最後の神楽の ヤマタノオロチの神楽が奉納されます。

メスの稲わら龍と オスの稲わら龍が スタンバイです。

可愛いお目は山茶花の花です。

めった切りされた 龍の稲わらは 昔は田圃や畑にまいて 豊作を祈っていましたが 今は競って持ち帰る人もいません。

ヤマタノオロチが退治されると 厄払いの方々の餅撒きが待っています。

この時ばかりは 足 腰が痛いなど 言っておられません。

がめついものが 勝ちです。

お日様が 傾き少し寒くなると 大祭もおしまいです。

一年間の 無病息災を祈り 一日が終わります。

爺と 婆と二人の暮らし 昔は「祭りよ出てこんね」と 親戚を招いていましたが  甘酒を仕込み ちらしずしを混ぜて 爺と婆で

黙って食べています。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする