今夜のおかず 手羽元のさっぱり煮 です。
先日 スーパーでたくさんの手羽元が 袋入りで出ていました。 安かったので思わずかごに入れ 冷蔵庫で出番を待っていました。
ゆで卵を入れ 椎茸を入れ 砂糖醤油お酢を入れ 煮ました。 あと何か一品で 我が家の夕食の おかずです。
子供のころ 鶏はたいていの家で 飼っていました。 それを養うのは子供の仕事でした。
野菜のくずや あぜ道の草を切って 糠を混ぜ 養っていました。
生みたての卵のあの 生暖かい感触は 今でも 手のひらが覚えています。
卵は 貴重な食べ物でした。 病気のお見舞いや産後のお見舞いには 空き箱にもみ殻を敷いて 卵を並べて 届けていました。
遠足の ゆで卵は本当にうれしいものでした。
時折 父が我が家の鶏を〆て 母が煮物にして 食卓に出していましたが どうしても食べる氣になれず 鶏肉は 苦手でした。
大人になって こんなに10羽以上の 鶏のももを 煮て食べるなんて 私も非常な人間になったものだと 反省しつつ 鍋を覗いています。