昨日 お友達から あられを頂きました。 今年の大寒は1月20日でした。 昔からの行事を大切にする農家は この大寒の前後に お餅を搗きます。 搗いたお餅はそのまま伸し餅にし あられに切ります。
この伸し餅に包丁を入れる タイミングが 微妙です。 柔いうちは 切りにくいし 硬くなりすぎると 刃がたちません。
力仕事で 大変です。 昔は 寒い時期 囲炉裏の火であぶり 缶に入れ いつもの常備の おやつでした。
大人には 湯のみに入れ 塩を少し入れ 熱い濃いお茶を淹れ 寒い冬の一番の もてなしでした。
今は 電子レンジで 手を汚すこともなく 炒っている私です。
今朝 炒ったアラレを口にした穴熊さんが 子供の頃 ご近所に 馬の仔が誕生したと聞くと見に行ったものだ その時 必ずこのあられを 紙に包んでもらっていた と ポツリとつぶやいていました。
子供も 沢山いた時代 お店ははるか遠くで お菓子も口に出来ない時代 馬の仔が生まれることは この上ない 嬉しいこと そんな つながりのあった 昔の話を聞かせてくれました。
今は 馬に代って トラクターが にらみを利かせています。
次の バックを 作り始めましたが 行き詰っています。