京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

帯ひとつで、今風若向きになる~

2005年12月27日 | 若いひと
家族クリスマス会に二女が「聖夜をイメージしてみたの~」とついこの間まで私が着ていた織りの紺系を着てやって来た。

小さなドットを★に見立てたのか~。うまい
帯は彼女が昔「四君子」の蔵で買っていたもので、アンティークな若向きのコーディネートで決めている。着物はベーシックなオトナの織りで決めているから私たち『白衿白足袋』派には好感度が高いのではなかろうか?これで着物までそうだと,お付き合いしかねる

縮緬細工の帯留めをこういう風にあしらうのも彼女風
帯締めはゑり善さんで私が買ってやったもの

画像:ジョージ画伯の絵が見える長女のマンションにての家族クリスマス会

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クリスマスにグリーンを着る

2005年12月26日 | 合わせ 織り
孫たちとのクリスマス会があとに控えていたので,お江戸からのmaikoさまとの着物オフ会は気軽な紬で失礼した。
お昼をご一緒に聖護院の「河道屋養老」の温かいお鍋でほっこり。


帯は義母の遺したとても手触りのいい織りで、晩年に帯芯を抜いてしまっていたもの。軽いので長時間絞める時には疲れがちがう。

車での移動だったので,寒かったが、道中着とショールのみ。着尺で仕立てて、残布で利休バックに仕立てて貰った@四条御幸町「小森袋物店」(「なごみ」でも紹介されています)

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星梅鉢の袋帯

2005年12月26日 | 若いひと
南座顔見世に併せて入洛中のお江戸のmaikoplasmaさんと2度目のkyoto着物オフ会をしました。

「鴈治郎さんの屋号は「成駒屋(なりこまや)」、定紋は「イ菱(いびし)」であるが、坂田藤十郎を襲名すると、屋号は「山城屋(やましろや)」、紋は「星梅鉢(ほしうめばち)」になる予定とのこと」とmaikoさんのブログでお書きになっていた,その帯でお越しでした。

お着物は江戸小紋、帯揚げ帯締めは京風。
聖護院の「河道屋養老」で京野菜をふんだんに使った養老鍋をいただきました。お出汁とふわふわの練り天ぷらが美味しかったです。




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2つ目の和装用時計

2005年12月25日 | きもの関連&小物
京好み着物雑誌、件の「別冊 なごみ」にも登場した私の和装用の時計は、ベネチィアングラスの細工を施したもので、深窓の夫からのクリスマスプレゼントでした

そして、今日のクリスマスにもうひとつ新しい時計が加わりました イギリスから取り寄せたものだそうです。ネオチャーグッズがウリのショップから届きました。彼のセンスは抜群で、1年かけてウオッチしているんだそうです。

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帯を替える、割烹着

2005年12月24日 | きもの関連&小物
前日は袋帯で着た着物を、翌日はお洒落帯九寸の染め&スワトウ刺繍の帯で女ともだちとの市内での忘年会に行く。
帯留めは同系の瑪瑙と、グリーンの三分紐。


会場のお蕎麦屋の店長さんの麻の割烹着に関心をしめし、また情報収集九州の草木染めショップのもので、ネット購入もできるとのこと。さっそく買おう

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本草木染めぜんまい紬

2005年12月23日 | 合わせ 染め
MBS毎日放送の社外審議会という忘年会が大阪、北新地の料亭「かが○」であった。どこの料亭も社用が少なくなって大変な中にあってご繁盛で、いつも年末のこの番審が楽しみだ。

着物での出席に決めている@外出着は着物フリーク
まだ雪が融けずに残っていた午後、つまカケ付きのウレタンソールの雨用の草履に、雨ゴート、そして、ファーを掛けての重装備で出発。家の坂道をそろりそろりとを下ったところ、幸いにもタクシーがのろのろとやって来たときには、神様かと思った!

この紬は本草木染めぜんまい紬
帯は筑前小森の草木染め袋帯@いつも重宝している何にでも併せられる優れもの!
帯締め&帯揚げは前日井澤屋でかったものをさっそく下ろした!

ネットでお利口に買った仕立て上がり!しかも手縫い!
私は袖丈を1尺4寸にそろえているのですが、譲られたものと既製品は1尺3寸です。これもそう。
それで、長襦袢を2通りもっています(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
経済大臣指定伝統的工芸品の京友禅の証紙つき「お仕立てあがりの伝統工芸士の本草木染めぜんまい紬」

わらびやうどと同じ春にとれる代表的な山菜の一つに、「ぜんまい」があります。ごく限られた時期にわずかな量しかとれないぜんまいの綿を丹念に採って緯糸にからめ、糸を紡いで細糸をつくり織り上げました。ぜんまいは、保湿性や防水性に優れている上に、綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。他の着物にも虫がつかないことより、ぜんまい紬は古くから人々に重宝されてきました。
今回ご紹介するお品は、そのぜんまいの糸を緯糸に織り込んだ白生地を使用した染めのお着物です。友禅の染めは、京の伝統工芸士によるものですので、そのセンスと技をお楽しみいただけると思います(ネット店の説明より)

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堰き出し紅型京染小紋

2005年12月22日 | 合わせ 染め
少しは派手かなと思いながらも、まあいいかとばかりに買った小紋
手を通してみたら、総柄で地がグレーなのでもう少し着られそうでよかった。堰き出しという京友禅の手法の一つで経済産業大臣指定伝統的工芸品の京友禅。たまにはこういう明るい目のものも着ようと言う気になった顔見世でのデビューきものだった。

帯は塩瀬の渋い紫。金の模様に併せて、金茶の帯締めで決めてみた

二日間着物でのお出かけが続くので結ってもらった。女将さんもお得意に多い長い付き合いの神楽岡道にあるK美容院。こういう髪型が結えるので有り難い。かんざしは水仙の柄。

舞妓ちゃんが15名も総見!!ついつい着物に目がいってしまった。それに前列2列目花道側だったので衣装の細かいところまで見られたのも舞台のもうひとつの醍醐味だった。

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男女の防寒コート

2005年12月20日 | 着物あれこれ
お寒いですね~お風邪をひかないように暖かくして休みましょう。
寒くなると中高年の着物姿が増えて来ます。着物は腰回りが暖かいのです。

夫はこの冬に防寒ゴートを新調しました。洋服のオーバーコートとマントをアレンジしたインバネスやトンビをご存知でしたか?

明治生まれで、しかも日本画家と言う職業の父親の元に育った環境にあったので、昔にちゃんとした男性の着物姿を見ているのですね。よく知ってます。以前からこのコートを狙ってて今冬自分でちゃんと買って来たのです。袖あり&マント付きがインバネスで、夫のものは着物袖用のトンビです。


私は、街着には昔からみなさんがよく愛用していたベルベットのロングコートを着用しています。Lサイズがデパートにあったので昨年買いました。故人のものは小さくて着られません。若い背の大きなひとのおかげで着物サイズもLサイズが豊富になってきたのがうれしいです。若いひとのブランド「撫○庵」のものです。

襟元は大判の和洋兼用のカシミヤショールがはなせません

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真綿紬

2005年12月19日 | 若いひと
今日は寒い日だったけれども、ふたたび、パリから帰国中のあかねさんといろいろお話しできてアットホームな和めるランチ&お茶タイムでした。
銀閣寺「おめん」ではk君は四条店で不在だったけど、お母さんがわざわざ出て来られてごあいさつしてくださり、この方も着物に目覚めらて楽しんで着はじめておられるそうで、またここでも着物トークでもりあがりました。

NYで学ばれたあかねさんは「NYおめん」ではK君さんと面識もありだったそうで、ほんとうにここでランチしてよかった。美味しかった!私がそのうち友人とパリ旅行に行くときはカフェやランチをよろしくおねがいしますね(笑)

本日のあかねさんの真綿紬に惹かれて、私もひとつほしくなりました。みょうがさんも温かいとおっしゃってました。冬にはこれがいいですね
!izumixからのプレゼントのヘヤー飾りもお似合いでした。

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紬アンサンブル

2005年12月18日 | 若いひと
私の世代はたいがいシルクウールのアンサンブルを持っていたものだ。これぞ,冬の着物!
本日、着付け特訓のお手伝いをしてくださったpatoさまは素敵な町娘風の黄八風紬のアンサンブル。


それに着尺でつくった道行きコートの余りキレで仕立てた染めの帯。所々に金駒刺繍を施してもらったという京娘さんならこそのアイデアがお見事であった


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京縫、金駒刺繍の帯

2005年12月17日 | 染め帯
親友、英子の声楽コンサートに行ってきました。
今回の彼女のコスティームは自分の若いころの着物を知人のデザイナーにドレスに作り替えてもらったもので、色白の彼女にはよく似合って綺麗 その制作者も来場されたました!
ラメのブレードがウエスト&ネックラインにあり素敵でした。
私は小紋に刺繍の塩瀬の椿の帯でした。
京都の日本刺繍を「京縫」(きょうぬい)と言います。
この帯には京縫の金駒刺繍が施されている。金糸を細かく留める独特の手法。
義母の遺した大切な帯のひとつです。




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インドでの婚礼

2005年12月16日 | 若いひと
先週、神戸育ちの姻戚の姉弟が昔から家族ぐるみで仲良しの娘さんの結婚式にインドまで行って来ました。インド人同士のインドの結婚式なんてめったにないチャンス。

関空~バンコク(タイ)~カルカッタ(インド) 1日目 ニューデリー到着
宿泊ホテルはハイヤットがリザーブされていたそうです。

婚礼の行事は婚約式、前夜祭とあって、姉のY子さんは、サリーと訪問着で参列。


和服はこういう儀式にはさすが、民族衣装なので、全然サリーに負けない素晴らしさに改めて着物は美しい世界に誇れる民族衣装であると再認識出来たのはうれしい限りです。






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若向き今風の組み合わせ

2005年12月15日 | 若いひと
大胆な柄の帯は、二女が自分で買ったお稽古用の帯。
昼夜帯(リバーシブル)になっている。
着物とのコーディネートがうまい!

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カトレア柄 縮緬染め帯

2005年12月15日 | 染め帯
義母の遺したもの。カトレアが綺麗。
ブルーの濃淡で着物、帯揚げ、帯締めを組み合わせてみた。
はじめ、シンプルなブルーの帯締めにしてみたら地味でさびしく思われたので、サーモンピンクとのコンビの帯締め@京風甘い目に替えた

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母娘ツーショット

2005年12月15日 | 若いひと
このブログに初めて親子で登場させて頂きました

クリスマスの飾り付けが綺麗な茶屋町アプローズタワーにて

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