京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

近況その1

2008年06月16日 | 単衣 染め
びわ湖オフ会の記録に追われているうちに
水無月ももう半ばになりました。

水無月の風物詩である蛍は、なぜかウチのあたりの疏水ベリ(哲学の道)には今年は飛びません。
昨晩、1匹見ただけです




              


さて、びわ湖オフ会夕食会のときに長女Yから間違って私にが入り
それで帰宅時までに知ってしまったのですが。。。。

狭い住宅街に進入した保冷車がウチの見越の松と塀の瓦、門の屋根を破損してしまいました。
最近、大型車が静かな住宅街に進入してくるのが気になっていた矢先でした

そして、その一日後にはまた。。。
こんどは通信線工事のトラックが左サイドの門の瓦をゴンドラで引っかけて捲ってしまった
大正期に建った門だから経年疲労が激しく、衝撃がなければ現状維持ができていたのですが。。。



二件とも警察の検証を済ませ、工務店・造園業・瓦店の三者で修理して貰うことになりました

もういいかげんにしてほしい


それでも元気に、東西街歩きをご一緒した翌日はお煎茶の御稽古に参りましたよ




義父の絵ではないかと思われる描き画の絽塩瀬に竺仙の単の小紋。
お出かけ前に無理やり深窓氏に撮ってもらいました


       
          


通子さま、九紀子さ、かをるさまにもお目にかかれましたので
びわ湖オフ会のことをとてもよろこんでくださっていましたので嬉しく思いました

通子さまのお手前



                  

紫陽花のきんとんの主菓子

              




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今夕は八瀬へ

2007年10月12日 | 単衣 染め
このコーデは上手くいった私好みらしいと思っています。

お召しにイカットも案外いいものですね。
1つ紋は刺繍紋ですのでお洒落紋と思って気にせずに


    

行き先はどこ?




何と元八瀬遊園だった跡に。。。。
    












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お煎茶の稽古へ

2007年06月11日 | 単衣 染め
先月は海外旅行でお休みしたので本日は2カ月ぶりのお稽古。

竺仙小紋の単を着て行くと決めましたので、江戸好みのコーデにしてみました。



着物:竺仙小紋よろけ縞
帯; すくい織袋帯 漢方薬草染
帯締め:レース編みの茶
帯揚げ:綸子の絽 白に茶

      

お稽古の前に杉本家に近いホテル日航プリンセスの中華レストランにてオフィスからすぐ近い長女Y=Y姉(さくら子がそう書いている。合わせます)と一緒にお昼をしました。先月は残業も多く多忙だった彼女とちょっとこういう時間を過ごすことができるのもうれしいことです。私がごちそうするつもりだったのですが、反対にごちそうしてもらいました。仕事柄、まあいいか!また時々こういうことがあると嬉しいですね

         




主菓子は青梅


お床の花は撫子

       




          



根付けはクリスタルのフクロウ


        

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「びわ湖で、着物」の集いの下見

2006年09月08日 | 単衣 染め
今日は暑さがぶり返して暑い日だった。着物は単の小紋にしたのだが、帯は夏の名残で、日本画家の義父が義母のために描いたと思われる描(かき)帯を絞めてみた。絽塩瀬9寸2部式に切ってある!好きな絵柄の蔦葉



着物は竺仙の型染め小紋の単。


行き先は10月14日(土) 第1回着物の集い「びわ湖で、着物」会場に予定している琵琶湖ホテルの下見とホテル宴会係との打ち合わせ。


琵琶湖は晴れ渡り、ミシガン船も見えていいロケーションだ。




当日の会場はメインロビーのシースルーエレベーターで5Fへ
 
お宝着物観賞会 琵琶湖ビューの和室
 昼食会  椅子席着席式和宴会場



みなさま、秋のいいお着物でお越しになられるでしょうから、
自己紹介、お着物談議など他所の人に気兼ねなく昼食会で交流が出来るようにちょっと頑張って個室を取りました。

JR大津駅からはシャトルバスの送迎を特別にお願いすることもできました。


明日、案内状を掲載しますので、お楽しみに


 

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近江神宮献茶式

2006年06月25日 | 単衣 染め
雨音だけが聞こえる静寂。こころ落ち着くひとときでした。木立の中で献じられる雨の近江神宮献茶式初体験は最高でした。








こういうひとときをもっと多くの方々に体験していただきたいと心底思いました。
今の世相を憂う宮司さまの最後のお礼のご挨拶も神職の立場を超えてこころに残るものがありました。


お席は夏向きの冷たいお茶=冷淹(れいえん)。小川流煎茶の美味しさがよくわかるお茶です。










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絽縮緬万筋+絽の九寸帯全通

2006年06月14日 | 単衣 染め
昨日は北摂に住む二女の女孫のベビーシッタに行っておりました
いい子で可愛かったです
バアバと抱き付いて来てくれて、マミーとはちゃんと聞き分けてバイバイができて、夕方のお別れには,チューをしてくれました@1歳8カ月!

さて、今日の夕刻からの集まりは,
平日なので皆さん(3名)は職場から駆けつけられるので,私も洋服にするつもりでいたのですが、
今朝やっぴーさまのブログを拝見して,急遽着物の準備にかかりました

やっぴーさまのブログにリンク(ブックマーク欄ご参照)を張らせていただきますね。
小物遣いがお見事です。ワーキングウーマンでマザーで、お針もおできになる!それにエンターテーメント系のコンサートもたびたび!お若い方のマルチさに感心してます

http://blog.goo.ne.jp/reirinn-109

では,準備品をちょっとアップします。
今夜は仲良しの男性1名のお祝いで、女性3名が彼を囲みます

ああ,その前に1つ市内で委員会があるのですが、洋服で行って、着替えに戻りますか!近場のお仕事は有り難し。



絽縮緬の万筋栗色@お利口に買った気軽に着られるものです。
帯=絽縮緬九寸名古屋全通  桜に流水  これもお気軽コース
帯揚げ=帯の桜に合わせて,絽の花うさぎの飛び柄(昨夏のセール@井澤屋謹製)
帯締め=紺のレース、五色の編み込みあり(義母のもので,少々短めが難)
手提げ=イタリー製のメッシュ(高級品の通販でゲット、意外に安価でしたよ)
   白とのコンビで、何でもよく入って便利。私のバックはすべてひとよりも大きめサイズなのです














この春に役所を定年退職して、大学教授に転進したSさんを囲んで乾杯。
彼は私のIT 師匠で、10年前に情報化推進の先駆的役人でした。
そして,今度は観光学部の立ち上げに関わっているそうです。



食のコーディネーターが選んだオリジナルメニューは、量を少なくして、いろいろ季節の食材。


お取り寄せの山菜のおひたし


美味しい塩でいただく寄せ豆腐


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葵祭献茶式

2006年05月22日 | 単衣 染め





お家元、神官もフタバ葵を冠やお召し物に身につけられて、千年の都の、ほんに雅なお祭りです。

私は、義母の遺した単衣御召し雲文柄1つ紋付き。つい丈で何とか着つけております。
相良刺繍の塩瀬袋帯で、件のお宝着物持ちの秀子からの拝借もの




おひとに撮っていただくと、ポーズが上手くいく



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単衣で身軽に

2006年05月20日 | 単衣 染め
サバサバと裾をさばいて歩く単衣が好き
今年は例年よりも早い目に着はじめている。

だから、葵祭を境に、単衣に衣替え。

夕方からの集まりに大阪まで
久しぶりの結髪。

数年前に千總さんのちりめん小紋の単をデパートのワゴンで見つけた
縁起のいい南天柄。一度まっさらのときに、梅雨の大雨に遭って縮ませてしまい、
仕立て直したこともあるが、さらっとしているので、単にピッタリ。


身軽な感じに着たいので、
以前から持っていながら出番がなかった八寸絞めてみた。
何となくボケているように思えたので、思い切って、
銀座「志ま亀」でこの間買った 個性的な帯締めを合わせてみたのだが、、、、




集まりは、某女性センターの元館長を囲んで、元スタッフ、委員、講師などが
年1回集うことになっている名付けて『まじょの会』
今回は10人全員が集合(勝手にアップしたが、不都合があればご連絡を!@諸まじょさま)年齢順に会員番号あり。私は会員番号、5番なり



近況報告からはじまり、ワイワイ言ってあっという間の3時間!
次回はこの時期の来年に、京都で集まることを約束して散会。


次々回は元館長が在住する島根まで泊まりがけで行く。

わが姿をみんな褒めてくれて、ありがとう!
集合先のヒルトンで撮ってもらった。





大阪でいただいた和食はヘルシーメニュー。
メンバーのひとりの知り合いの娘さんが「板さん』をしている。
トマトの和風煮(鶏ミンチが入っていた)



明日はいいお天気になりますように
小川流煎茶の小川後楽家元が葵祭献茶式をお勤めになるので、
杉本会のメンバーはご招待いただいている。
そのコーディネートを考えて就寝

紋付の何だと思われますか?宿題です






献茶式に行って参りました 

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竺仙小紋とバティック

2006年05月15日 | 単衣 染め
幼なじみの秀子の琵琶湖畔のお宅に遊びに行く

昨日と打って変わる着物でお出かけ日和。
暑からず寒からず単衣が気持ちいい。


京都大丸でお江戸「竺仙」の浴衣会で見つけた、よろけ縞の小紋を単衣に仕立てる。さらっとして気持ちのいいタレもの。

それに今日は母の日! 
長女が昨年バリ島で遊んだ際に買って来たバティク。
彼女が仕立て代も出したものなのだが、「お母さんが先きに使ってくれてもいいよ」というので、取りあえず私の箪笥に納まり、お先に!




秀子の画像と素晴らしい着物コレクションはまた明日に、お楽しみに!

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単の付け下げ(綸子 立葵)

2005年08月21日 | 単衣 染め
今は亡き義母の喜寿のお祝い会用に、義母が30代の私にプレゼントしてくれたもの。
私は洋服でもよかったのだが、着物を着せたかったのであうか?
今になってあり難く思う。

それを今度は二女が6月の結婚式と披露宴に招かれたので着せてみた。
淡い地色でそれでいてもモダンな柄の着物と品のいい帯の見立てに、
いまさらながら義母の審美眼の確かさを思う。

立葵の綸子付下げ 紗の袋帯。

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単の無地紋意匠(蝶)

2005年08月21日 | 単衣 染め
35年前に実母が私の為に誂えておいてくれたもので、地紋は紋意匠の蝶。
それを30代になった長女が、友人の6月の結婚披露宴に招かれたので。
華やかな絽塩瀬のつわぶきに銀の帯に併せてみたら、最高によかった!

母娘3代に着継がれてゆく着物と帯である。

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単の無地紋意匠(竹)

2005年08月21日 | 単衣 染め
梅雨空にこの爽やかなブルーのこの無地を着てみたら、とてもよかった。
35年前に実母が誂えたもので、地紋は紋意匠の竹。

私にはそれよりも鮮やかなブールの蝶の紋意匠のものを誂えておいてくれた。
それを長女に着せみた。
*単の無地紋意匠(蝶)を参照ください。

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竺仙小紋「よろけ縞」

2005年08月19日 | 単衣 染め
大丸の呉服売り場に出店していた東京日本橋「竺仙」。
江戸小紋の「よろけ縞」を見つけ、これで単衣にしようと思いついて仕事シーンでこの着物を着ることにした。
とても裾捌きがよくって着やすい。まさに仕事用スーツ感覚で着られる。

帯は手書きの絽塩瀬で、義母の遺した物。

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