京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

こういうお出かけは

2008年05月07日 | 織りの帯
まだ端午の節句オフ会の更新はつづくのですが。。。。
今から阪急京都線沿線に住む親戚まで参ります。

ここの主はこの冬に老妻を亡くした80半ばの伯父で母の従兄。
ひとり娘だった母はこの従兄もひとり息子だったこともあって、幼いころから兄妹のようにして育った間柄。

私が学生のときに大阪に住んでいたころはとてもお世話になった伯父伯母夫婦です
香○園という新しい郊外都市が私鉄沿線に誕生し、アメリカナイズされた街とストアが出来てゆくさまをウオッティしていたのもこのころです。

何かにつけ新しいものを取り入れることができたのは、この夫婦のおかげ。若干小学4年生の私を夏休みに長く逗留させてくれて田舎に住んでいた私を何かといわゆる都会の空気を体験させてくれたのがこのふたり。
自分たちには娘がなかったので、好奇心の強い私を娘のごとく可愛がってくれたのでしょうか?

伯母の葬儀は息子等の意見を取り入れ家族だけで済ませたので、暖かくなったらお悔やみに寄せていただくとの約束でした。それが今日になりました。
80代で妻に先立たれた伯父を案じながら行ってきます。
息子が週末には1泊で来てくれていると行っていましたが。。。。。
夏休みによく私が面倒を見た男の子なんです。彼も今年が還暦


キレイにして行ってあげるのがいいかしら。。。ということで、着物にしました。



         




葡萄蔦葉がキレイな季節です。
昨年のサンスーシー宮殿の葡萄蔦葉の緑を思い出しながら。。。。

          




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ちょっとそこまで、「細雪」?

2008年04月09日 | 織りの帯
半年ぶり?にテンプレートをかえてみました。


平安神宮のお茶会と紅しだれコンサートの招待券をそれぞれ2枚いただきましたので、
今週に2回も深窓氏と「細雪」して参ります


そこで、気軽な帯を2本コーデしてみました。
リーズナブルプライス&京好みのネット店、我が命名@愛称マルシェの気軽な名古屋9寸の2本

着はじめの頃にせっせと特に季節限定ものの帯をよく購入させてもらったうちの2本です





              


夜桜の日には、藤の方にしましょうか?







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負うた子に!

2008年03月11日 | 織りの帯

明日は以前から楽しみにしていた南座
託児はお暇をいただいています

レスリー チャンを思い出す京劇。その元となった崑劇

 坂東玉三郎と、ユネスコ世界文化遺産に認定されている中国の伝統芸能、昆劇との合同公演が日中の2ケ国において開催されます。3月に蘇州昆劇院の俳優が約40名来日し、 京都南座にて公演。また5月には同公演を本場中国、北京・湖廣会館にて上演。
昆劇は600年以上の歴史を持ち、明朝から清朝にかけての200年あまりにわたり、劇壇の王座を占めてきました。女方の原点とも呼べる昆劇の現在の素晴らしい芸術性に光を当てて復活してほしいという坂東玉三郎の強い思いによって実現に至った本公演。


そこでなに着て行こ~!と迷っていたら、
ご一緒するお若い仲よしさんのところに

牡丹だわ~

負うた子に教えられたおかあはんでした


「牡丹」唐草市松草木染袋帯がおかあはんの箪笥にあったのです
         


今から歯科です。
歯の質はいい方なので現在虫歯は一本もないのですが、昔の処置法@銀の詰め物を今回全て白色のモノで再処置してもらうために通院しています。白い歯はいいな~!

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着物友と展示会

2008年03月09日 | 織りの帯
 画像を追加しました。 3/10朝

三寒四温の温に恵まれて源氏香をテーマにしたお出かけをしてきました。


       

寒さが和らいで縮緬リバーシブル肩掛けの出番です。
        

先ずお昼前にゑ○善さんの『蜻蛉羽(あけずば)織展』へ。
展示会場は御所西『SALA 紬愛館』

以前NKHで沖縄のこの作家@上原○智子さんのドキュメントをみたことがありました。気の遠くなるような極細の繭を紡ぎ一日掛けても数センチしか織れないという根気のいる仕事。蜻蛉の羽のごとく繊細な織でした。

        

浪花乙女さまをお誘いしました。





そして、タクシーで移動してここに

        

おふたりは初対面でしたが、ブログのおかげで旧知のよう



           




杉本会でお世話になっている久楽師範さまのお茶席に行かせていただきました

お庭でのお待ち合いも全然寒くない好日。

遠方かられいかさん、浪花乙女さまにも甘露の小川流のお煎茶を気に入っていただいて、お連れした甲斐がありました


       



お水屋見舞いにはお取り寄せした亀屋廣房さんの「源氏窓」(画像をお店のサイトから拝借しました)をおもちしました。
ここまで全て源氏物語にこだわった本日のコーデでしたこれも楽しからずや~!
        

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リバーシブル帯の楽しみ

2008年02月15日 | 織りの帯
いっきにバタバタと買い揃えたころのモノはまだちゃんと把握で来ていないものがあります。
箪笥をゴソゴソしていて、ああ、これもリバーシブルだったのって気付く始末。
       

週末の明日は東からのお方をお迎えして仲よしさんとお遊びですので、これを粋に〆ようかと
着物は?ちょっと迷っております

                  

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和洋の謂れ@フクロウ

2008年02月15日 | 織りの帯
          

ミネルヴァの梟
女神・ミネルヴァ(ギリシア神話ではアテナイ)は、知性・学芸・工芸などを司り、知恵を司る。彼女が従えたフクロウはミネルヴァとともに知恵を司り、また、工芸や職人の守り神としても恩恵を与える聖鳥として英知を表すようになったそうです。京都にはその名前の出版社があり、マークはフクロウ。
そのユーモラスな風貌と大きな目とふっくらした丸い身体が人々に親しみを感じさせる。

また日本では、「不苦労」「福籠」と字を当てられ、『幸福を運ぶ鳥』としていろいろな場面に登場しています

ということで、午後からの大阪でのお仕事@作文コンクール表彰式に列席にはこのコーデで参ろうぞ(狂言かぶれ@爆)  

艶のある黒茶の付け下げ紬です。
帯揚げの赤を効き色にしてみました。      

           


仕事シーンにも使える布製黒のバックを購入しました@ちょっと高級通販?ロイヤルステージより。
           


おまけは昨夕のジョージ君で~す!
お隣の席の何コちゃんかにそ~っと手渡されたというバレンタインクッキーだそうです


マミーが繁忙期なのでそれぞれ分担してお迎えに行き(学童はジイジ、保育園はバアバ)ウチで夕飯を。3月中旬まで時々こうなりそうです
ダディーが8時半にお向かえに



来るなりお着物が着たい~とあーちゃん。デジカメを構えたら、この通り~

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バード&くるんくるん

2008年02月10日 | 織りの帯
今日は屋根からの雪解けの水の音を聞きながら過ごしました。
明日はお天気は大丈夫みたいですね。
今日の午後はヘナとフェイスに行ってきました。今週はお遊びとお仕事でお出かけが多いんです


さて、秀子さまの素晴らしい工芸@帯のバード&ムガの竹町刺繍の千鳥にヒントを得て明日のコーデを考えるのも楽しいです。

そこでフクロウの帯を長らく締めていないことに気付きました。

私もバードで繋がりましょ

  (注)フクロウは好いんですが、余りリアルなバードちゃんは

      

高○織物のとても締め易い九寸帯です。
それによく見ると(今頃気付く自分の手持ちの柄)くるんくるん柄もあるではありませんか

またこれで、ももの母さまとやっぴーさま繋がり



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小森シスターズ

2008年02月08日 | 織りの帯
京都でもデパートの催亊でココのものが来るらしいとのこと。
                 


ももの母さまも最近ゲットされよし、ご同慶の至りでございまして。。。また、お友達のまりんかさまも小○草木染工房のリバーシブルをお持ちとのことでしたので、お願いして画像をお送りいただきました。好い赤ですね。
 
             

  

そこで私も本日はじめて裏面をやってみました
もう一本新しい帯を誂えたように思えてうれしかったです
           





帯締め帯揚げは先日ゑ○正さんでいただいたテトロン製。
締め心地は悪くなくこれは使えますね

          

今日はどこへお出かけ?



  JR京都駅ビルのここでランチ

          




北山から東本願寺さんまで見える格好のお食事どころ


右のお方さまは?
秀子さまです。
新年初のデートでした。

左は、秀子さまがご紹介くださったOさま。
和に関する深くて見識のあるお話をいろいろお聴かせいただきよき時間をともにさせていただきました

          


          


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安心で落着くコーデ

2008年01月28日 | 織りの帯
この足長の男の子は?
ジョージ君です!

彼は運のいい子です。バアバの在宅の日を選んだかのようにして病児になります(爆)。
もう熱はないのですが、大事をとってバアバのところで休養中

     


お誕生日に貰った恐竜図鑑の贈り主にお礼状を書くことをakeセンセは課題にしたところ、文も絵もちゃんと自分で考えて書きました
「花○葉っぱ付き蝶々付き」○ですね。こういう○を今時の学校ではいただくのだそうですよ。






さてさて、明日は在京の編集部のロングインタビューを受ける(写真撮影付き)お仕事が入っております

 テーマは、
「団塊の世代とは」。
 世代論というよりも、「生き方」にスポットを当てたインタビューになるようです。

こういうときには自分が落ち着けるものが一番。奇をてらうものはダメです。

ということで。。。

着物;定番の結城
帯:9寸源氏香織り帯@ゑり善さん好み
帯揚げ:飛び絞り梅@ゑり善
帯締め:池之端の冠組(何にでもやっぱり決まります@安心)


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新年オフ会@ake編

2008年01月12日 | 織りの帯
お譲り物のいい帯なので,冬なのですが。。。上等の大島訪問着に併せてみました。
どちらも謡曲にご縁のある方のお譲り物でしたので、指輪は謡曲を長くやっていたウチの義母という風に仲よく謡曲@ kyoto kanze流3人様のものを身に付けさせていただいた次第です。

帯揚げは顔見世のときに立ち寄っていただいたゑ○正さん。

帯締めは博多の件の草木染め工房のおまけ(笑)

草履は伊○忠さん。









夕方から雨は上がりました
雨女にならずに済んでよかった。行ってきます。


みなさま無事お帰りになられましたか?
楽しいひとときでした。




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ちょっと改まって、工房訪問

2007年12月17日 | 織りの帯
本日は威儀を正しての訪問先でしたので一番年長の私は江戸小紋@宝尽くしにしてみましたが、ちょっと工夫が欲しい。。。。と。

そこで、私にしては珍しくふくれ織り地紋入りの半襟にしてみました。




そして、帯は袋では仰々しいので、名古屋九寸の源氏香@ゑ○善さん。
来年は源氏物語千年紀ということで、その関係のもので溢れる前にちょっと先取りしてみようかしら。。。ということで。

   






帯締め:初下しの池之端のお品@冠組(名残りの赤の祝祭)
帯揚げ:縄手の薄い紫の飛び絞り綸子





ご一緒したのはいつもの仲良しのお3人です



京の西、大原野神社のお近く、友禅作家の工房を訪問させていただきました。


これは秀子さんの伝で、キモノ関係のお二人さまがご案内くださったおかげでございます。秀子さんと両氏に感謝申し上げます
車中とお茶タイムには現在の呉服業界についてお話が来ましたこと、また私たちおなごの着物談議にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

また何よりも工房での撮影をお許し下さり、長時間に渡って私たちに色々お教えいただきました作家、津田瑞○さまに改めて厚く御礼申し上げます


工房の様子と作品の一部そして記念写真は続編にて

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平安神宮へ

2007年04月06日 | 織りの帯
ジョージ君のマミーにごちそうになりビストロでランチ。
その後学童保育所のお祝い会に行くらしいので

鴨川の桜と大文字を見ながら神苑拝観券とお茶席券をいただいていたので平安神宮へと回ってみました。



平日でも満員。明日からの週末は大変な人出となるでしょうね。
先日来の花冷えで満開のまま持ちそうです。
















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室内もコーデも 桜かな!

2007年03月08日 | 織りの帯
失敗続きの2日間でしたが、へこんでません

今朝は風もあって乾燥したいいお天気だったので、お雛さんを片付けたついでに室内の飾りも桜にかえました!





 色紙は父の絵。
  金色の色紙に描かれている昭和初期?の円山の枝垂桜。
  当時の服装が忍ばれる。皆さん、お着物で、男性は帽子。
 

 掛け軸は桜 春の絵巻ものの一部を表具? 

そして明日、着物フレンドにお誘いいただいているあるホテルでのイベントのコーデも桜にしてみました。



昨春に好評で絵美様、ももの母さまなどいっぱいブログ縁をいただいた件の源氏香に花びらの地紋の西陣なごや帯@例のネット店のものです。

奥に見えるのは歳末セールで買った井澤屋さんのちりめんのリバーシブルの肩掛け(グレー&黒)の源氏香の刺繍入り@春まで待たせてました。祇園町のひとみたいな雰囲気があるショールなんですよ。

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5本目帯は!こんな風に?

2007年02月09日 | 織りの帯
もうすっかり着慣れているので15分で着付けて、8時半には家を出ました。
この4/8統一地方選挙の選挙キャンペーンのポスターやリーフレット、街頭PRなどを京都市選管が委託する広告代理店のコンペに出席し選考委員会がありました。3月末から広報活動をお楽しみに






箪笥の匂い袋の移り香が着物についていたのでしょうか?お隣の席のK先生が気に留めてくださいましたので、
「香水は不快な香りでしたら、逆に匂いにおけるセクハラになるので気をつけておりますのですが...」と申し上げたら、先生は「いい匂いなので、きっと擦れ違ったひとは振り返りたくなりますよ」とのこと

K先生とはいつもよくお話をさせていただく間柄なので本日もご一緒にホテルの地下でお蕎麦のランチをいただきました。話題は柳○大臣の発言など硬派の話題。

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京都迎賓館参観研修

2007年02月03日 | 織りの帯
研修ですからスーツ的なものを着ようと思いました。

油滴小紋です。
国宝の油滴天目茶碗のような油滴という技法は本日の和の匠の技に相応しいかもしれないと思ったからです。



帯は帯の幾多の意匠を切嵌(きりば)袋帯六通。
名物裂の多種多様な柄行を、横段に切嵌めで配した、洒落な西陣袋帯。
蜀江文、荒磯、牡丹唐草、檜垣文、、、たくさんの文様美が入り混じり、
雰囲気の異なる様々な表情が見え隠れし絞める楽しみあり。
所々にサーモンピンクが見られるちょっと春めいてもう節分,そして立春。






京都御所を抜けると寺町通り。
ここに追儺式(鬼踊り)で有名な廬山寺があるので帰りにお参りしました。




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