京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

普段の紬

2007年02月27日 | 合わせ 織り
昨日から丸一日インターネットが不通でした

お茶のお稽古の日はやわらかモノになるので、
気軽に街にお出かけするときの着物といえば、私の場合は紬系になる。
明日は京都在住の拙ブログ縁のお若い方とランチデートの予定あり

この春からはいっそう「時間にゆとりがある」生活になれそうなので、
出来たら月一で 
  *月例オフ会「ここにいます!」「いつものここで待ってます!」
      
     ランチ&着物談議&ウインドショッピングなど。。。
     時には着物関係、食関係のテーマやゲストもお呼びして。。。。

などなどまだアバウトながら色々考えてます


明日はそれとは関係なく、弥生3月心待ちオフ会?
どなたとご一緒するのか?お楽しみに


まだ一度も手を通していない黒地に白の普段の紬。
セールで買い置きしていた手持ちのブルーグリーンの渋い八掛けで仕立てました。
明日はこれを下ろそうかしら?





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メガネを新調

2007年02月25日 | きもの関連&小物
先日出会った寮友の邦子が素敵なメガネを新調していたのでその店@京都三条麩屋町角に連れて行ってもらった。

ウインドウショッピングのつもりであったのだが、軽くてスタイリッシュで気に入ってしまった。

さっそく1つ誂えることにした。いままで掛けていたものは、メガネのツルとしては上等(ローデンストック、アルマーニとか)であったのだが、スタンダードで重いので外出時や仕事先で日常的に掛ける気がしないので裸眼(近眼としてはまだ軽度ななのだそうだ。高校時代から掛けはじめたくらいだから)で過ごし、映画とか観劇時専用になっていたのだが、これであれば掛ける気になりそう。


そして、昨日のお芝居観劇で初遣い。軽くって使い心地がよかった。
帰りの電車から邦子に携帯メールする

 いまビジネスパークMBSシアターの帰り、枚方パークを過ぎたところ(^.^)軽くて、格好いいし、お気に入りのメガネになりました(^_^)/観劇に初使い、ありがとう、それがいいたくて(^_^)/おそろいもうれしいわ@アケミ


これがそのメガネ和服を意識したメガネです。
いかがでしょうか?自分ではけっこう気に入ってますが



ついでにこれに似合うチェーンも買っておきました。







*そうそう1年半ほど前にメガネスーパーで赤いフレームのお手軽なものを作ったのですが、
安もんはちょっと常用する気にはならず暗闇専用でした(笑)安もん買いの銭失いもんなり。


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お芝居へ

2007年02月24日 | 染め帯
ウチの前庭の薄ピンクの梅が咲き始めました。
庭にもう一本白梅が咲いてます。



今日は風が冷たくキツかったですね。
大阪ビジネスパークにある「シアターBRAVA!」(MBS)に行って来ましたが、
ビル風で自転車がいっぱい風で倒れていました。


北九州芸術劇場produce「地獄八景・・浮世百景」
http://theaterbrava.com/




本日の帯は梅です。
自分の絵羽織りを帯に仕立てました@2部式
裏面は友人の英子さんの絵羽織りの布地をいただきそれでリバーシブルにしております。またこの面も締めてみます@チョウチョの柄です。



着物:ちりめんの茶屋辻柄の小紋

帯揚げ;紅梅の飛び絞り
帯締め;小田巻き







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琉球絣でテレビ

2007年02月21日 | 合わせ 織り
昨日のお出かけは、お仕事、毎日放送の審議会でした。こちらにも書きました。

番審終了後、テレビインタビューの収録があるということで、
テレビ映りのいいはっきりした柄の琉球絣を着ることにしました。
2月は一年でいちばん乾燥している季節なので虫干しにもいいと思って1年半ぶりの着用。


この絣は澤地久枝さんの『琉球布紀行』で紹介されている大城廣四郎氏(故人)のもの。車輪梅の泥染めです。
秀子さんの伝のお店で3年前に誂えたものです。私には高価で、ちょっと気がとがめる(笑)思いもありましたが、いまでは思い切っていただいておいてよかったと思っています.インパクトがあり、テレビ向き。
帯も同氏のものがあるのですが、ちょっとシャレっぽいので今回は控えました。

出かけに際に深窓氏に見てもらいましたところ、
「おお、テレビはそれくらいはっきりしてる方がいい!」と太鼓判を押してくれました


細かい縞や格子、江戸小紋はテレビ写りはよくないです。目がチカチカして

帯;  福岡小森草木染め工房の8寸。
帯締め;アイボリーと渋いピンクのコンビ
帯揚げ;梅柄の飛び絞り@ゑり善
バック;小紋の残布で小森袋物店で誂えたもの
履物; 真田紐の網代の草履
長襦袢;嫁入りの箪笥に入っていたモスリンのピンク系。亡き祖母が縫ってくれた大切にしているものです。





今シーズンはじめてもうショールなしで羽織りだけでお出かけできました。
春近し



羽織りの紐は先日のゑり正さんのもの。
何と帯締めと同じ色目



お出かけ前に朝の光でまたまた光のマジック



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正午の茶亊 みなさまのコーデ編

2007年02月20日 | 着物フレンド
先ずお正客の幸子さま

無地の春らしい黄緑色の無地に松の袋帯。私はこの焦げ茶の地色に大いに惹かれております。



お帰り際のショット。ミンクのショールに紋意匠の地紋が美しい黒の道行き。私たちの年代にはこういうのがあるととても便利で.不祝儀共に活用できますし。。。



ある資格業の福さまの墨グロの小紋に私は惹かれてショットさせていただきました。
小紋にも格のある袋帯をすれば見事にこういうお席にも通用します。
お客様なのでこれで充分ですしオシャレ!
帯はキレイな雪輪ですね。


帯揚げにグリーン!この意外性がお見事でいいコーデ




お母様のお嫁入りの時のものを仕付けを解いて本日着用とか!

キレイなオレンジ系が素敵でした.お若い方なればこその無地が眼福ですね。


もう1枚眼福の無地@鮮やかなピンク系は、本日のご亭主のパトさま




帯は春を告げる花喰い鳥柄の白の袋が品よく爽やかでした。


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正午の茶亊 お手前編

2007年02月19日 | 着物フレンド
お待ち合いでは微笑ましい百福の汲み出し。
私もお抹茶茶碗の百福をもっております。






当代家元 宗室書「積善来百福」




初炭


懐石をいただきました。


千鳥に杯を


お席入り(お濃い茶)








後炭


おうす












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正午の茶事 ake編

2007年02月19日 | イベント等
時間があったのでセフルタイマーを使っていっぱい撮ってみました。
いっぱい撮れば中にはいいものが撮れました。
プロフィール写真はいかに光が大切かがよくわかる出来です。

帰宅して午後の斜光@4時半頃の縁側での撮影
いつもの室内のお決まりの撮影とは違ったモノが出来ました。

春待ちの雰囲気のある画像になりました。













お茶亊のお茶室の模様とみなさまのお姿は続編にてアップ予定です。

本日は結構なお茶亊にお招きいただき





これは会場となった京の粟田口、料亭「竹茂楼」にて




御殿づくりのお雛様が飾られておりました。


お正客は,幸子様。
幸子さんのお隣のお席で安心してお相伴させていただきました


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正午の茶事 前夜

2007年02月18日 | イベント等
この日曜日は、ある茶道部の「正午の茶事」にお相伴させていただくことになっております。昨年もお招きいただきお若い方とご一緒していろいろお勉強をさせていただきました。
事前にビデオでイメージトレーニングもさせていただき

コーデ前撮り(笑)


着物;蛍ぼかし色無地 縫い紋入り

帯;紹巴織 いつものネット店で購入。

参考;綴れ織に似ていて、緯糸が経糸を包み覆うような織り方を特徴とし、緯糸によってのみ柄行が織り表されています。そのしなやかな風合いは、締めてしっかりとゆるみにくく、かつ軽やかで長時間締めても疲れない、と作品としての格のみならず、実用品としても素晴らしい特徴をもっております。
銀彩の引き箔地に織り出された緻密な華やぎあふれる柄行。格調の高さがきれいに全面に表現された出来栄えは、品の良い華やぎと重厚感が漂います。色留袖、訪問着、色無地などに合わせてフォーマルな個性をご堪能くださいませ(ネット店の説明書きより)


私が購入しているネット店に関して関心のある方は、個別に私あてにメールを下さい。私はたまたま気に入って失敗なしにゲットしていますが、ここで公開することは差し控えさせていただきますのであしからず。
本当に関心のあるお方だけに限らせてくださいね。

メール先   ake149@goo.jp


というお利口にゲットした歳末処分品です(笑)

帯締め;薄桜色冠組

帯揚げ;桜色のぼかし

バック;井澤屋製

懐紙入れ;本つづれ(義母の遺品)


!!

ただいま帰りました!
お雛様の前で撮ってみました。

また夜に更新出来ますように






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お雛様の座られる位置は?

2007年02月17日 | きもの関連&小物
お雛様をお飾りするのは、子どもが小さいときは情操教育という親業と可愛いものを愛でたいという素直な気持ちから頑張って飾ったものですが、わが家でも子どもが中高生になるとこちらももういいかしらという気と仕事で超忙しくなってそんなことやってられなかったのも事実でした。

面倒でも飾ることは虫干しにもなります。着物を箪笥の肥やしにしているといざ着ようかという時には星が飛んでいたりするのと同じく、お雛様も絹物を纏ってられるのでメンテを怠ると虫が喰います。

今ウチで飾っているのは、初孫@長女が産まれた際に親からお祝いに誂えてもらった有職京雛です。

ウチのお雛さまは、位置が違うと気付いてくださったようですね。
nonoさん、くらくらさま!
そうなんですよ。
お雛さまには京雛と関東雛があるはご存知ですか?
その違いの一つに、お内裏さまとお雛さまの左右の位置の違いがあります。
京雛は、お内裏さまは、向かって右、関東雛は、向かって左になっています。

日本古来から、左は右より格が高いとされ、お内裏さまはお雛さまの左、つまり向かって右にお座りになります。よって京雛は、古来の慣わしに従ってお内裏さまが向かって右側に位置します。

深窓氏の父は、明治生まれの京都の日本画家でした。
父の遺した色紙です.いま玄関の丸額に飾っております。

 

現在一般的な関東雛は、明治時代、西洋の流れを受けて国際儀礼である「右が上位」の考え方が取り入れられるようになったからといわれています。明治天皇の時代から皇居は東京に移っておりましたから関東を中心にこのご即位時のスタイルが定番となっり全国的にも今はこのスタイルが主流となったとのことです。

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一覧 結城に七本の帯

2007年02月17日 | 合わせ 織り
今シーズンに初下しの結城ですが、1月2月と立て続けに7回も着てしまいました。
お試しにやり始めたらその気になって完走?

その結果わかったことは、
*結城は真綿なので冬場には温かくて重宝
*帯を替えれば着回しが効いてお利口

では一覧にしてお目にかけましょう。

*染め帯編

塩瀬1 描き画



塩瀬2 型染め


塩瀬3 金駒刺繍



草木染め紬


大島染め帯


*織りの帯編

西陣創作袋帯



西陣つづれ袋帯



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紺結城に帯7本目

2007年02月16日 | 合わせ 織り
いよいよ結城を着るのもこれで最後かしら?最後7本目の帯を絞めました。


帯:薄いピンク色のつづれの袋帯@遠山柄。

帯揚げ:紫の飛び絞り 井澤屋

帯締め;コーデは薄い目の紫でしたが、寝ぼけたので着付け後にいただきもの紫に替えました(自分では買わないであろう色目、かえって使用頻度高し)
    

行き先は毎年お引き受けしているある財団主催の作文コンクールの審査員とし表彰式に参列。懇親会の中締めの挨拶をさせていただきました
場所はグランヴィア大阪(JR大阪駅構内のホテル)。

本日そして日曜日のお茶亊それに火曜日の会議とお着物でのお出かけが3回つづきますので本日また結髪。慣れて来たので崩さずに寝るテクも上達。これ4日間持たせるつもりですよ。料亭の女将さんだって、そうされてるんですから、プロ,プロ!(笑)

ああ、自分でいうのもなんですが、とても着姿がキレイに見えますね~エ。着物は髪型がいちばん大切かもしれませんね。









表彰式会場



大賞は77歳の方とお若い方2名



夕方遅く京都に戻り、先斗町で深窓氏と馴染みのお店で夕食。




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友と映画へ

2007年02月15日 | 染め帯
   まだまだつづく直島アートの旅編 こちら 

正絹引箔手刺繍九寸名古屋帯 相良刺繍 茶碗 「赤絵梅香椀」という帯をいつものネット店で見つけた。
相良刺繍の色目がネットの画像の色と実際は少し違っていて不満ではあったが、お値段がお値段だったので、これも数のウチだからと妥協してゲット。
季節はいまがちょうどよかろうと街着として絞めてみた。とても締め心地もよくって頻度が高くなりそう





着物; 明るく越後黄八紬
帯締め;小田巻き@伊勢丹。
帯揚げ;「ゑり善」の飛び絞り。







今年は段飾りをサボってお内裏様のみ 丸平大木人形製



お出かけ先は映画『魂萠え!』。桐野夏生の小説は以前に読んでいたので映画も見ておこうと。こういう映画は話のネタが多いので大学寮の同級生の邦子を誘った。
風吹ジュン主演、藤田弓子、今陽子、由紀さゆりの3人が同級生。私の年齢に近い友人関係にリアリティーあり。ある原稿をこの小説をヒントに仕上げる。

「京都シネマ」ビル地下の中華レストランでランチ@1200円はお得だった。



錦市場に久しぶりにいって、そのあと『イノダ』で珈琲をいただき解散



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アートの旅ゲット品

2007年02月14日 | たまには洋服(旅行記を含む)
   しつこくアート続編はこちら! 


印象的だったのは、自己責任でアートツアーできるひとたち相手のアート島なのか?格好の悪いような標識はベタベタと貼られておらず、変なお土産物屋もないというきわめてスマートなアート観光地でした。そこが気に入りました。

直島のアートグッズはお高い。ミュージアムグッズ好きの私たち3人でしたので、それでもいくつか買いましたけど(笑)


レジ袋はもう時代遅れ!
レジ袋と同じ形(マチ付き)のアート袋を3人とも買いました。
これからこれを鞄に携帯します



広げると


ストラップがこの日ちょうどちぎれたのでこれ幸いとアートなストラップを買いました



そんなわけでいわゆるお土産は岡山駅で買いました(笑)
幸子さんイチオシの蛸のやわらか煮、Iさんイチオシのきびだんごなど。
上品なママカリも見つけました




お弁当は岡山といえば、これ、お祭り寿司に、ままかり鮨



Iさんは可愛いキティー!
ウチのお孫ちゃん用に空き箱をいただいて帰りました




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Benesse Airt Site Naoshima

2007年02月12日 | たまには洋服(旅行記を含む)
     こんなカッコウで参りました編

こちらにも書いております

JR京都~岡山~宇野駅


四国汽船 宇野港~直島宮ノ浦港





埠頭では草間弥生の赤パンプキンがお迎えしてくれました







専用シャトルバスでいざ、ベネッセハウスへと向かう。



チェックイン後館内のミュージアムを鑑賞@現代アートの作品群が歓迎してくれましたが、理屈というか、技よりも講釈がウルサいアートもいくつかあって。。。まあいいでしょう。明日は家プロジェクトや地中美術館ツアーが待ってますから。



宿泊棟のベネッセハウスOVALへはモノレールで登る。眼下に瀬戸内海!


ルームは 安藤忠夫のOvalスイート オーバルの池に青空が映っている。








部屋のテラスからは瀬戸内が一望できる

ここからの日没と日の出を見るのもこの旅の楽しみ@別途アップする予定です。




イッセイのキラキラシューズに履き替えて夕食のレストランへ






幸子さん



幸子さんの会社の広報部管理職で学芸員のIさん。



お部屋に戻って来たらお夜食の赤米のおにぎりが届いてました@さすがスイート!
ウエルカムワインでの見直し。



朝食はシャトルバスで海辺のテラスカフェでとる。
いいお天気で気持ちのいい朝です。




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アートの旅

2007年02月11日 | たまには洋服(旅行記を含む)
いまから1泊で瀬戸内海の島、直島ヘアートの旅に出かけて来ます
昨年の9月にいく予定でしたが台風でキャンセル@島にフェリーで渡れなかったのです。

改めて3人で繰り出します。
お泊まりは夕日が見えるスイートルーム@jさんに感謝。お大事にね。
行ってきます

http://www.naoshima-is.co.jp/first.html

イッセイの古いジャケットにコートはお気に入りのシカゴで買ったポロラルフローレン。



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