京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

ある記念日

2008年05月11日 | 若いひと
昨日はさくら子夫婦の結婚5周年の記念日。
祇園で夕食をふたりでしたい!と前もって頼まれていたのでRちゃん預かり行かせてやりました。
理解あるいい親でしょ(笑)



私も京の幸子さんたちとよく使わせていただいている「祇園 にし○ら」を紹介。




このキレイな若々しい大島は秀子さまがウチの娘たちにと、お譲りくださったものの1枚なんです。
アニバーサリーに相応しい華やかさがありますよ

カウンター越しにご主人の包丁さばきを見ながら、季節の旬のお料理と美しいお器を
楽しんだとのこと



                  


箸休めの鯖寿司が人気で有名です。
京都市東山区祇園町南側570-160  (予約制)日曜日休

お食事の後は、西木屋町の[フランソワ』をオススメしておきましたら寄ったとか。
けっこうレトロで大人の雰囲気がお気に召したようです。
         


お留守番のRちゃんとのひとときは、午後6時~10時。
ピンク系やお姫さまに関心が出て来たRちゃん。
私の若い友人のおこちゃまからのお譲りものでバアバ宅はけっこう遊べるので玩具なしでお越しになりました


指輪、バック、サンダルなど全て頂き物なんですよ。
ネックレスはマミー作。
                    

マミーたちの帰宅15分前にバアバのベットで就寝
今朝は午前7時に2階のマミーの横から抜け出して、バアバのベットにお越しになりました

雨が上がり緑の中をお散歩したり、
エンドウ豆の鞘の取り方を教えたら全部やってくれましたので、大好きなお豆ちゃんご飯を炊いてあげました。



お持ち帰り品は豆ご飯と、yo ちゃんのお父さんの鱒の燻製、新鮮野菜などいっぱい。
                 


おまけ

親の着た着物のお世話かしら??お世話好きです。


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満開の疏水ベリから

2008年04月06日 | 若いひと
満開の日曜日となりました。

疏水ベリは茶店(地域女性会が協賛)も出て大変な人出




Rちゃんファミリーが昨夕から来訪。
友人の新築お祝いパーティーですって
マミーはバアバの立涌東京染め小紋でお出かけ。


桜皮の下駄(さくらこさんにいわれて思い出した自分の持ち物




なんとうまくまとまって結い上げていることでしょう。親は不器用でも子は育つ
                   



                




Rちゃんも桜色のコーデです
桜の花びらの髪飾りもうれしい





バアバも今から杉本会のメンバーさんの別邸でのお花見に行ってきます

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nonoちゃんの成人式

2008年01月06日 | 若いひと
京都で大学生活を送っているnonoちゃんからうれしいメールが届きました。
昨年ゑ○善さんの展示会にもお連れしたこともあった成人式の為のお振り袖。
nonoさまのご実家の九州で誂えられたという黒引きで晴れの日を迎えられたのでした。
nonoちゃん、おめでとう!おキレイですよ!さぞご両親もお喜びになれたことでしょう。
では、みなさまにご覧に入れますね

      

明けましておめでとうございます
blogのほうは拝見しつつもなかなかコメントが出来ず申し訳ございません。
今年もまたblogやオフ会を通じて京都生活を満喫できたらと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。

先日地元にて成人式が行われました
わたし自身前撮りもしていないため、この日初めて袖を通すことになり、普段着のキモノとはやはり違う新鮮さがあるものですね。
自分で自分に惚れ惚れしてしました(笑)

ake様、さくら子さまには大変お世話になったため、いちばんに報告したくてメールのほう送信いたしました。

お正月休みに合わせて行われたために4日というちょっと早めの式だったようです。
明日7日はわたしの20歳の誕生日で、これで本当に新成人です。

実感はそうないのですが、20代突入ということでしっかりしなくては、と意気込みだけは(?)しっかりしております(笑)

akeおかあはんのところで昨年お世話になった方々への報告も含め、UPのほうよろしくお願いいたします。

写真ですが、整理をしていたところ、皆の後姿を撮ったものがありました。
わたしが撮ったためにわたしは写っていませんが、いろいろな帯の結び方があったので撮ってみたものです。
わたしのはふくら雀ですが、誰ともかぶっていなかったそうです(母いわく…)
髪もそうですが皆個性的で面白かったですよ♪

              nono












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お正月@娘ファミリー

2008年01月03日 | 若いひと
2、3日はさくら子ファミリーがやってました。


着物好きのRちゃんの足元は早くも和装向き




さくら子は梅の間道紬帯に絣の紬。
ぴぐさんもそうですが、若いひとの紬系も素敵ですね。
久しぶりに満足に着付けられたとさくら子




私は
着物:染め替えの無地染め
帯:黒に相良刺繍@赤絵茶碗の梅が枝
帯揚げ:梅の縮緬@井澤屋さん
帯締め:五色@ゑり善さんの復刻誂え





「バアバ~ご飯食べますよ~!」ってRチャン
すかさずさくら子マミーが捉えました



{

さくら子の友人夫妻たちがウチに集合して今、新年会のたけなわ。
深窓氏が抱っこしているのはKちゃんに昨年誕生したK太くん。
いつも上手な抱き方の深窓氏なのでおこちゃまも上機嫌




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初詣 

2008年01月02日 | 若いひと
息子夫婦と初詣に行きました。



飛び柄刺繍入りの小紋、銀箔にかすかなピンクの道長文様袋帯。
梅の帯絞リに池之端の帯締め。

手提げは利休バック@井澤屋




yoちゃんには、宝尽くし刺繍@きねやさんの帯揚げに鶴の金糸帯。
">


下鴨神社です。先を行くコートの男は深窓氏。






下鴨に住む義姉家にお年賀。
義兄の大歓迎でお昼間からワインや大吟醸をいただき
久しぶり若いひとたちも従兄弟交流したことでした


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結婚披露宴に、着物で

2007年07月03日 | 若いひと
友人の結婚披露宴に単の着物を考えているんですが。。。という旧知のお若い方のお見立てにお付き合いしました。

拙ブログではおなじみの幸子さんの会社の。茶道部の仁美さん。

その着姿を拝見したいわ~ということで当日の画像をお送りいただきました。

ウエスティン都ホテルのクラシックな格天井にステンドグラスの葵の間ではありませんか。数日前の画像です。

さくら子の従兄弟がここで結婚式を挙げた際に小学生の彼女が花嫁のベール持ちをした葵の間。懐かしい!




グレーパープルの上質丹後縮緬付け下げの単衣。
紫系の紗の袋帯を併せてバッチリ!お品よく決まってますよ





   

仁美さんより
2ショットの画像は私の友人です。 
この披露宴の新郎&新婦を引き合わせた重要人物なんです(笑)
当日は大変天候も良く、暑かったのですが、着物で行って大正解でした
私の想像以上に着物の方が多かったんです。
さすが 京都での結婚披露宴でした。

akeさまのご一緒したお買い物ツアーでの夏の帯 清涼感があり 素敵ですね。
私も今年は 頑張って真夏に着物を着ようと思い、先日 「美の忠」さんに行き 夏用の草履を購入しました。でも Lサイズの現品が無く 作って頂くことにしました。あの店のご主人 大変親切ですよね。また 買いに行きそうです(笑)


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ベトナムからの画像@十三参り

2007年04月27日 | 若いひと
90年代からのネットフレンドであり、個人的にもおつきあいのあるホーチミン在住のサイゴンマダムことsaigonpanda さんから先日メールと画像が届きました。

      

さて、うちのマックロ日焼け娘の十三参り、ジジババオバの活躍で、つつがなく終わりました(注:春休みに京都に一時帰国)。
雨模様だったので、朝のうちに洋服で法輪寺さんへお参り、(石段があって洋服で正解だったかも)、そのあとホテルでお着付け&お写真。

親バカ写真を添付します
写真屋さんで撮影中に、横から私がデジカメで撮った写真です。

・・・すみません。親ばかですね。
でも、お着物に造詣の深いakeさんなら、見ていただく価値があるかな。と。

着物は、私が着て、妹が大学の卒業式まで着たものの、お仕立て直しです。
(彼女の3歳は、母の羽織のリフォーム、7歳は、私の十三参りの着物リフォームでした)
身長が高く、手足も長いので、肩のアゲはすでにありません。。。

1月ごろに、「着物を準備するからココとココを測りなさい」と言われたので送った数字を元にお仕立てしていただいたはずが、帰省して着せてみたら、丈が足りず。。。。「スカタン測った」と怒られましたが、その2ヶ月で、身長が伸びてしまっていたのでした。ご笑納くださいませ saigonpanda より




  もう最高!Kちゃん美しく凛として利発そうで素晴らしいこと。
私にはどんな親バカも通じますのでご遠慮なく今後もどんどんお送りください。

この画像を深窓氏と娘たちにも転送。

>こんな日が来るまでジイジバアバは頑張って生きていたいと心底思いました!

>仕立てなおしでこんな素敵な着物にナルのなら、ウチのおまごちゃんにも出来そうね。

とのメールしたことです。
また勝手にみょうがさんにもお送りしましたよ!

ウチのものたち、キレイなお嬢さんって言ってます!!

そこでお願い!

私のお孫ちゃんの成長を願うバアバの気持ちを添えて、Kちゃんのこの画像を小さめでそしてお顔を伏せて(できたらお顔に花のシールかなにかしたい、でも私のMacはそれが不可)もし出来たら至急あなたがその作業をしてくださるとあり難いのです。。。いかが?
お嬢さんの十三参りということで、「若いひと」(笑)の着物コーナーでアップさせてくださいませんか?よろしくご検討くださいませ。

               取り急ぎ    ake

     

ということで加工してくださった画像が届きました。
明日からカンボジアにお出かけとのこと、間に合ってご覧いただけるといいのですが!









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法事2 さくら 桜

2007年04月01日 | 若いひと
私と長女は色無地に黒の帯にしましたが、13回忌なので若いひとには春らしい綺麗なものを着てもらうことにしました。

それではということで、さくら子は自前の桜の小紋。





昨日東京から桜を楽しみに帰って来てくれたyokoちゃんにはウチの箪笥にある桜の訪問着を着てもらいました。

とても細いひとなので今後は補正の勉強をしてもっと綺麗に着せてあげたいです。今回は彼女の体型を習得、練習といいうことで。




長女Yには母方の地紋だけの付け下げに父方の祖母@本日の主役の帯。












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みんなでお正月

2007年01月03日 | 若いひと
元旦は静かなお正月

白味噌仕立ての京風雑煮


東京からのお土産はスイーツで大人気の3ツ星パティシエのいるToshi Yoroizukaの焼き菓子。本当は生のケーキが最高とか@またそちらにいったとき連れて行ってください。


2日は泊まりの家族もあって賑やかにお祝いの夕食

全員が家族持ちになったのを期に、
それぞれに07年の計を順次のべてもらいました
あっという計もあって,一同歓声!
皆、それぞれ30代
健康に留意していい年であって欲しいと

紅白のビデオ撮りをホンの一部だけみんなで見てああ,このシーンねって、
話題に乗り遅れない程度のチェックをしました@ミーハーばあばでして。。。

若いひとは何を着てもいいものですね。
割烹着だっていいものです。
親バカで思わずショット!




お孫ちゃまも初節句に着せた昔(娘たちの誕生時)の綿入れを着せてみました。






今日の午後は疏水ベリを歩いてウチの氏神さんの大豊神社に初詣。





境内の黄の千両と万両




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赤のお伴のコーデ

2006年11月17日 | 若いひと
母が赤の無地を着るので、娘たちにはキレイな柄物、しかし主賓が母なので仰々しいものは避けて控え目に品のあるものを、と思案。

私を産んでくれた亡き実母も参加してもらうべく、昭和初期の帯@名古屋九寸を引っ張り出す。鮮やかな緋色に感動。実母の初孫である長女に結びました。
二女のさくら子がこれは素敵、ブルーが効いている~!次は自分も締めてみたいと気に入ったようすに私も嬉しかったです

キモノは京紅型小紋.私も一度手を通しましたがすぐに娘に譲るつもりで誂えたので今回役立ちました@ジョージ君のマミーの長女です。2児のワーキングマザー@在京都







さくら子は北摂から電車で駆けつけてくれました
露芝の一方付け付け下げの品のいいモダンな柄と色に惹かれて若いもの用にと誂えて置きました。

やっぱり若い人はキレイなはんなり系がいいと思える,目を細めて眺めるおばあさん心母ごころ


手持ちのバックがさくら子らしい小物コーデですね。




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お若い方のお茶会 その2

2006年11月12日 | 若いひと
お若い方はいいですね。拝見しているだけで嬉しくなります。

よくご一緒しているパトさまは受付をなさっていました。




本日のご亭主をお務めになったSさん



しっとりといい色目のMさん



そして,お手前は一番お若い方でした。
外はまだ紅葉に至っていませんが,お茶席はおかげで見事な紅葉でした。




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日舞観賞 in  大阪NHKホール

2006年06月03日 | 若いひと
お世話になっているわがキモノ師匠でもある真由美さまの日舞の舞台が大阪NHKホールであったので、知己のお若い方とご一緒に大阪まで出かけて来た。


さすが、舞台にはカメラは向けられなかったので、師匠さまの舞台姿はない。

そのかわりおなじみのお若い方々のお綺麗な着姿をお届けします。

本来なら同行するはずの幸子さんは、お仕事があって不参加
水無月のうちに真由美さまと3人で、6月のキモノ@塩沢を着るお食事会を、したいです、よろしくね

お若い皆様のご登場皆様、京女であります。

本日、その塩沢をお召しになっていたのが、Mさん、渋い夏の装いです


ヘヤースタイルが変わって、やさしい感じになった、patoさん
ピンクがとてもお似合い!バックもピンクで併せられています。
お洒落な方です。



綺麗な淡いブルーが爽やかなSさん、小花が可憐さを醸してます



初登場の一番年下のStさん、赤い帯が可愛らしい。この季節白地が美しいですね




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友人の誂えた「志ま亀」の訪問着

2006年05月02日 | 若いひと
このたび、わが着物フレンドで、たびたびコメントもいただいている翻訳家のみょうがさんのお嬢様がご結婚!
仙台で先日、白無垢綿帽子で挙式されました。

みょうが様は、お祝いにあの銀座の「志ま亀」で訪問着など一式誂えてあげられました。この眼福の晴れ着をご覧ください
お嬢様、末永くお幸せに!
私たちも仲良く末永くおつきあいをさせていただきます。






素敵素敵!
品格のある着物って、いいですね。
御喜びの日に相応しい品格がにじみでていて!

このクリームのお着物に、控えめの市松の帯がいいです。
黄緑色がいまの季節にぴったり。

お母様にとっても眼福のお嬢様の晴れ着姿!
育てた母の歓びひとしおのいい記念写真をおねだしりてよかったです。
私もうれしい温かな気持ちのいただき、涙目に!


ただいまみょうがさんのサイトに行ってみたところ、がダウンしておつれ合いのパソコンを使用中とか!
それで、私が勝手に日記内の志ま亀レポートを転載させていただきました。
お嬢様とご一緒だったようです。


先週末に東京へ出て、一年半ぶりに娘とデイト。ついでに、約束していた着物を買ってやった。
親が嬉しげに着物きものと騒いでいるので関心をもったのか、一枚、付け下げを買ってやりたいけどどう? と水を向けたら、いいよ、と乗ってきた娘。

自分のこととなると空意気地がないみょうがも、ひとごととなるとけっこう厚かましい。昨年、銀座の呉服屋に、そのうち娘の着物を買いにきますからよろしく、と挨拶を入れておき、さらに直前にハガキで何月何日に行きますのでと知らせた。

そのかいあって、おそるおそる店の戸口をくぐると、ああ、○○さま、お待ちしておりました、どうぞ、と招じ入れてくださる。台のうえに仮絵羽の着物が重ねておいてあって、担当してくれた女性がこんなのはいかが、こんなのもありますが、と娘に見せてくれる。娘は入り口のショーウィンドにあった黒の小紋に気を引かれたらしかったが、あれは小紋だからね、二枚目にしよう、今回はこっちねと引き戻す。

とにかくあてて見ませんとというわけで、畳敷きのほうへ娘が上がり、担当さんが選んでくれた黄緑色、ベージュ、臙脂色と次々と巻き巻きしてもらう。さらに帯をあれはどうか、これはどうかとあてていく。当人は鏡に映る自分の姿にとまどったような、困ったような顔をしているが、こっちが興奮。ああ、いいなあ、いい色だねえ、模様もとってもいい、うん、こっちの帯もいい、あ、これはまた雰囲気ががらりと変わるねえ。この色も特徴的でいいけどねえ。ああいやいや、あなたが決めなさい。自分が好きでないとあとから着る気にならないからねえ。ああ、この帯、ううん、なんて鮮やかなんだろう。いやいや、あんたが決めなさいよ。それにしても、としゃべりまくる。お恥ずかしい。

結局、着物はベージュ、帯は黄緑と金の市松にして、それにあう帯締め帯揚げ、それから長襦袢とひととおり組み合わせてもらった。二時間くらいいたのかな。とにかく色合いがきれい、柄がきれい、若い人の着物を買うって、ほんとうに楽しい。至福のひととき。

それではと購入手続きが始まったときに娘が囁く。ねえ、値段のこと、いっぺんも出なかったよ、そういうものなの? そう、そういうものなのよ、呉服屋って! しかし、出てきた明細書は、こちらが昨年告げておいた予算にちょっぴり毛が生えた程度。みごとなもんでありました。おまけに、春に結婚するんですと言ったら、担当さんが社長、こちらご結婚だそうでと耳打ち、心ばかりのお祝いですとかわいらしいバッグまでつけてくれた。

驚いたのはその後。まだ時間があるからと銀座周辺のデパートやら呉服屋やらをのぞいて歩いたのだけれど、件のお店のきれいな色合い、柄が頭に染み付いてしまっていて、ほかのものを見る気がしない。それは着物ショッピング初体験の娘も同様で、ほかのはなんだか野暮ったくて、ううん、欲しくないかもって思っちゃうねえ、と。
じつは東京から戻った晩から風邪で寝込んでしまったのだが、寝床でうつらうつらしているあいだも、ああ楽しかったなあ、ああ、あの色合い、ほんとうにきれいだったなあ、と妄想炸裂。着物に親ばかをかけあわせ、風邪の発熱をふりかけるともう恍惚……でありました。以上、お見立ての光景がイメージできる文章さすがの母は、高名な翻訳家!

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お茶亊の着物@ヤング編

2006年02月26日 | 若いひと
「さくらの帯揚げ」「お茶亊のコーディネート」編に着物の画像を追加しました。
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春陽のお茶亊をお務めになられたおふたりは,ごいっしょに何度か着物のお買い物をご一緒したり、音楽会やパーティーにもご一緒している過去の着物日記HP でおなじみお若い方です。

Mさまは、東をお務めになり、patoさまはお濃い茶をご担当されました。


京娘のpatoさまのお召し物はしょうざんの生紬訪問着です。此の着物をお召しになるのを私もとても楽しみにしておりました。

また京女のMさまの黄土色の色無地 、実はこれは共八掛なのですが、表とは織り方が違うと言う,凝ったものです。


「八掛にも刺繍あり。それだけでもお洒落なのに、帯締めと帯揚げのバランスが絶妙でしょ.帯締めと帯揚げって何故かセットになって売っている事が多いんですが、あれはかなりもっさい。お茶事で東(とう)を勤められるということもあって、歳にすれば渋めのあわせ方ですが、帯締めに紅をもってくることで、地味すぎず、良い感じになってますね。帯揚げも全体のバランスを邪魔せずに納まる良い色です」(patoさまの解説より)

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孫娘のために?!

2006年02月21日 | 若いひと
もう凄いばば馬鹿をお許しあれ!いつもの呉服屋さんでまたお買い上げしてしまった。
娘に着せるにはもう少し派手かな、でもまだ着られるかしら?・・・
そうだ、Aちゃん、Rちゃん@孫娘に着せればいい。でも,何年待たされる?
要は、この目についた綺麗な着物を自分の箪笥に入れておきたかっただけ!

「一方付け」という総柄の付け下げです。
露芝のこのモダンな柄と色合いが気にいたのです。
こういうおバカな買物が出来るのも今うちだけ。



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