京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

本草木染めぜんまい紬

2005年12月23日 | 合わせ 染め
MBS毎日放送の社外審議会という忘年会が大阪、北新地の料亭「かが○」であった。どこの料亭も社用が少なくなって大変な中にあってご繁盛で、いつも年末のこの番審が楽しみだ。

着物での出席に決めている@外出着は着物フリーク
まだ雪が融けずに残っていた午後、つまカケ付きのウレタンソールの雨用の草履に、雨ゴート、そして、ファーを掛けての重装備で出発。家の坂道をそろりそろりとを下ったところ、幸いにもタクシーがのろのろとやって来たときには、神様かと思った!

この紬は本草木染めぜんまい紬
帯は筑前小森の草木染め袋帯@いつも重宝している何にでも併せられる優れもの!
帯締め&帯揚げは前日井澤屋でかったものをさっそく下ろした!

ネットでお利口に買った仕立て上がり!しかも手縫い!
私は袖丈を1尺4寸にそろえているのですが、譲られたものと既製品は1尺3寸です。これもそう。
それで、長襦袢を2通りもっています(笑)
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経済大臣指定伝統的工芸品の京友禅の証紙つき「お仕立てあがりの伝統工芸士の本草木染めぜんまい紬」

わらびやうどと同じ春にとれる代表的な山菜の一つに、「ぜんまい」があります。ごく限られた時期にわずかな量しかとれないぜんまいの綿を丹念に採って緯糸にからめ、糸を紡いで細糸をつくり織り上げました。ぜんまいは、保湿性や防水性に優れている上に、綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。他の着物にも虫がつかないことより、ぜんまい紬は古くから人々に重宝されてきました。
今回ご紹介するお品は、そのぜんまいの糸を緯糸に織り込んだ白生地を使用した染めのお着物です。友禅の染めは、京の伝統工芸士によるものですので、そのセンスと技をお楽しみいただけると思います(ネット店の説明より)

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