最近拙ブログの読者になってくださっている方からお問い合わせをいただきました。
ブログに掲載される写真、とても素敵ですね。一つ質問があるんですが?「by 深窓氏」とあるんですが、よろしかったら由来を教えていただけませか?
お応えいたします。
「深窓の夫」はかつて『現代用語の知識』(自由国民社)に収録された私の造語で
拙著『ILOVE 深窓の夫―私の両性自立論』日本評論社. 1989年刊 のタイトルに使った造語です。
女性たちがドンドン社会に出て行く現代では「深窓の奥様」 「深窓の令嬢」は、もう死語です。その逆を狙って「深窓の夫」としました。
「深窓の夫」=家に居てもチャンと留守があずかれて、元気に外に出て行く妻や娘を好ましく思い、
余裕を持って悠然と家にも居られる男性は家族から疎まれず、存在価値もある。
これからはこういう男性が女性にも好まれるだろうし、もちろん男性にとってもウチも外も楽しめる=仕事と家庭の両立!これからの男性論として80年代に提唱した新男性論だったのです。
この頃朝日ジャーナル、サンデー毎日、朝日、日経などの新聞雑誌に書いておりましたので大いに提唱しまくりました。今では当り前になって来た男性モデルではありますが、その頃は斬新だったように思います
そんなことから、夫のこと=「深窓の夫さん」が定着してしまったようなので、このブログでもマイハズバンドのことをあえて深窓氏と言わせていただいております。何も自分の夫のことを本にしたのではありませんが。。。
参照
『現代用語の基礎知識 91年』 「ニューワードウオッチング」に「深窓の夫』が収録されました。
http://booklog.jp/asin/4535578443
http://blog.goo.ne.jp/ake149/c/5620e7e92094bf0d610952c7a0c7072e
ということで件の深窓氏におかれましては、
明日は京都、木屋町で大学のクラス会があるようで、只今、明日のお召し物をセットしておきました。
私が見立てて仕立てていただいた
、そこそこ塩瀬
角帯は一応麻のものも出しておきましたが、まだ麻でなくてもいいでしょうね。