気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

ねむの木のこどもたちとまり子美術展

2012-12-21 11:09:31 | 

 今年も残すところあとわずか。

すっかりブログと離れていましたが、今日やっと時間ができました。

いろいろ記事にしたいことはありますが、すべてカット

これだけは・・・・という事でご覧ください。

 

12月1日 夫と都内紅葉見学に出発

 

そうあの超有名な神宮外苑の銀杏並木。

この時期に必ず紹介される所なので、またかと思われた皆さん

ここからが違うのです。

 

伊藤忠青山アートスクエアです。

伊藤忠の基礎を築いた2代目社長・伊藤忠兵衛がねむの木学園を支援した関係で、

ねむの木のこどもたちとまり子美術展が開かれています(25日まで)

私はねむの木学園の展覧会は3回目。

行くたびに身をゆさぶられるような感動に包まれます。

                 

何と、まり子さんにお会いする事ができました。お元気そうです。

6年ぐらい前の展覧会で、展覧会のカタログにサインして頂いたのですが、

その時は本当に大儀そうで顔色も悪く、心配していました。

毎年、学園のカレンダーを買っている事、サインして頂いた本は今は亡き、病床の親友に送って

喜ばれたことなどを少しお話しました。

 

そのあと、何と何と、学園の皆さんのライブが

まり子さんが、「次に何をやるの?」と優しく聞くと 、歌とか、マイケルのダンスを選び披露してくれます。

歌は、シューベルトやシューマンの曲にまり子さんが歌詞をつけたもの等。

非常に芸術性が高く、綺麗な歌声に癒されます

私は亡くなった大阪の親友のことを思い出し、涙が止まりませんでした。

このライブは1時間にも及びました。

実際には大人も多いのですが、皆、まり子さんのこどもという おおらかな包容力、優しさに触れた

宝物のような時間でした。

こどもたちは、絵、歌、ダンスなどの芸術に触れる事により生き生きとしていました。

帰りに、まり子さんの作ったガラスの帯留めを買いました。

ささやかな寄付でもあり、夫からのクリスマスプレゼント

 

その後散策

東宮御所前

赤坂離宮前

国立近代美術館・工芸館前

そして皇居北の丸公園。

都心の秋もいいものでした。

 

さて、母93才がいよいよ終末を迎えようとしています。

今週初めから食べ物飲み物を受け付けず、家族もいろいろな決断を迫られました。

結論として、知らない人ばかりの病院ではなく、

温かく世話して頂いた老人ホームで、皆に見守られながらの看取りを選びました。

幸いなことに全く病気が無いので苦しむこともなく、穏やかな状態です。

枯れ木が自然に倒れていくような風情です。

一昨日から点滴のための入院をしましたが、点滴効果抜群、

ほとんど目を開けず動かなかった母が目をパッチリあけ、頭も動かします。水も5口飲みました。

点滴だけの入院は無理なので、明日はホームに帰ります。

私も、決断した後は落ち着きました。

母を静かに見守っていたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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16 コメント

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悔い無きよう! (ラッシーママ)
2012-12-21 17:27:38
順番とは知りつつも弱っていくお母様を見るに忍びないと思いますが、皆で考えて出した答えが
温かく世話して頂いた老人ホームで、皆に見守られながらの看取りを選びました・・・
お母様も見慣れたホームでの生活は安心して穏やかに過ごされるでしょう。

銀河さんの心境、覚悟してるとは言っても落ち着かない
日々だろうと思いますが、悔いの無いよう看取ってあげて下さい。
寒さ厳しい折ですからご自愛下さい。



お察しいたします (mako)
2012-12-21 18:27:10
そう言う年廻りなんですね。

私もあと残り少ないであろう
月日を密に濃く接していきたいと思っています。
Unknown (夢路)
2012-12-21 23:18:23
ブログの更新がないので、どうなさったのかと心配いたしておりました。
お母様のこと、ご覚悟は出来ているとはいえ、悲しいですね。
子として誰もが迎える親の終末ですが、お話を聞くに偲びません。
私が父と母を亡くしたのはまだ49歳のときでした。
今思えばまだまだ自分の生活のことで精一杯、充分な親孝行もできませんでした。
孝行したいときには親はいず、とはよく言われますが、そのとおりです。
どうか残された時間を悔いのなきよう、大切にお母様とお過ごしくださいね。
最期を幸せに… (だんだん)
2012-12-21 23:18:45
nao♪さんの時も感じた、家族の看取りの大切さ。
銀河さんたちの優しさを、母上は充分受け取っていらっしゃるでしょう。
いいですね、その落ち着き・・・

その合い間、暮れ行く晩秋を楽しまれましたね。
あの絵画館前のイチョウ並木、いつも素晴らしいです。

貴女のブログで、とても印象に残った「合歓の木学園の子ども達」
とうとう、まりこさんに会われましたね、そしてライブも!
銀河さんが展覧会に通う気持ちが、分かる気がします。
Unknown (kiki)
2012-12-22 15:35:55
こんにちは
忙しそうですね。お母様のことはいつも頭から離れないことでしょうね。私もそんな時期がありましたよ。
娘だからこそいろんなことをして上げたい・・・そう思うんでしょうね。
忙しさの中に都内めぐり 心が落ち着く感じかしら?
皇居北の丸公園の紅葉まだきれいですね。
宮城まり子さんとのお写真良かったですね。
わたしは4年ほど前 森ビルでサイン会をしているところをみました。50何階か確かではありませんが・・
もう車いすの生活なのかしら・・
素晴らしい女性ですね。少しでも見習いたいものです。
お母様を元気づけてあげて下さいね。
Unknown (shigeko)
2012-12-23 11:22:40
外苑に行こうと思いながら、寒さに勝てず
今年も終ろうとしてます。

>枯れ木が・・・
自然に帰って行く、理想の最後だと思って
いますが、寂しいですね、
穏かな日々を一日でも多く過ごせますように
祈ってます、
銀河さんもお体お大切にして下さいね。
大きな決断を・・・ (nao♪)
2012-12-23 12:29:49
銀河さん、お母様のこと実に大きな決断をなさいましたね。
>温かく世話して頂いた老人ホームで、皆に見守られながらの看取りを選びました<
とても良い決断だと思います。

私もその時々は真剣に悩み向き合ってきましたが、果たして母にとって口から食べられなかったこの2年間は必要だったのか?と・・・
今は後悔でいっぱいです。
「どの道を選んでも後悔は残るものよ」と友人達には慰められますが・・・

今は兎に角悔いのないように、日々呼びかけてください。
本人には聞こえています。
私も最後までたくさんたくさん呼びかけましたから、その点では満足です。

宮城まり子さんの生き方には以前から感服させられていますが、伊藤忠と言う大きな会社が協力していたのですね。
学園の皆さまのライブという明るい記事を読ませていただき、凍っていた心がホッコリと致しました。

ラッシーママさん (☆銀河☆)
2012-12-23 21:44:15
人によりいろいろな考えがあると思いますが、
私は自然に旅立つのが母に似合っていると思いました。
昨日退院し、老人ホームに戻りましたが、
穏やかな顔をしています。

今は小康状態ですが、
火曜日から昼間はほとんど母と一緒にいます。
静かな時間が流れています。

makoさん (☆銀河☆)
2012-12-23 21:50:58
 あっというまに食べられなくなり、決断を迫られました。
必死で考え出した結論に、今は迷いがありません。
でも、寂しいですね。
ずっとそばにいます。

makoさんも母様の事が気にかかることでしょう。
お互い残りの時間を大切にしていきましょうね。
夢路さん (☆銀河☆)
2012-12-23 22:02:45
 心配して頂き、有難うございました。

49歳の時にお父さまとお母様、。お二方を亡くされたのですね。
ご自分の生活に精一杯だったというのが良くわかります。
私も父を亡くしたのが44歳の時、
もっと煩雑に会いに行けばよかったと後悔しました。

幸いなことに母とはゆっくりとした時間を持つことが出来ました。
枕もとで、声かけたり、寝ている時はは編み物をしたり、
しています。

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