気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

東海道だらだら歩き11 1日目 小田原宿

2018-04-12 01:44:42 | 東海道だらだら歩き

このところブログアップをさぼっています。

時期が遅れましたが 満開の桜もう1枚だけアップさせてね。

3月25日の千鳥ヶ淵。 

ボートをよく見るとぜ~んぶ  若いカップル!

春うららに誘われ、全国から集まってきたのかも。のどかな光景です。

 

3月26日、27日は2度目の箱根越えです。(前回箱根越えは こちらをご覧ください)

26日 1日目    JR二宮駅を10時出発

 

74キロ地点から出発。 道路際には大きなクスノキ。この地域にはクスノキのが多い。

店先で干物。正真正銘の天日干し。朝誰かが釣ってきたのかしら?

住宅で海は見えないが、この辺の海岸は「袖ヶ浦」という。

ヤマトタケルの妻の弟橘姫が海神の怒りを鎮めるため入水し、

その袖が流れ着いた所から「袖ヶ浦」と呼ばれるようになったそうだ。

 

吾妻神社鳥居。  旧東海道の名残の道標から国道1号線を外れ、旧道に入るが、200から300m行くとまた1号線に戻る。

 

 

旧道にはヤマニ醤油の醸造元がある。大釜は何に使ったのかしら?

藤巻寺の樹齢400年の藤。今頃が丁度見頃かもしれません。見事な花が見られそうですね。

 

 

 

 

天気が良く、民家の庭先も花盛り。

 

 

 

このあたりには男女双体道祖神がとても多い。花が飾られ、今でも大事にされているようだ。

上の段の左側の2体の道祖神の祀られていた場所には、他にも数体道祖神が集められていた。

神奈川宿から藤沢、平塚宿までは庚申塚が多かったが、この辺で庚申塚は1つしか見なかった。

 

時々海が見える。 小田原市に入った。

浅間神社 桜の開花ももうすぐ。

            

小田原市のマンホールの蓋。小田原城と富士山、渡しの人足?

この車坂で、太田道灌、源実朝などが歌を詠んだ。

今は民家にさえぎられ何も見えないが、浜辺を片側に、寂しげな風景が、目に浮かぶ。

 

大山道道標。大山への参詣道。

藤沢の大山道道標にもあった不動明王が鎮座。

(偶然、「東京街角タイムトリップ」という都内の古い名残を訪ねる本を手に取ったら、

三軒茶屋にも大山道があり、その道標に石の不動明王が乗っているとあった。

開発のため、移動を繰り返したが、今も駅前に江戸時代からの道標が残っているそうだ。

この辺に行ったら見てみるつもりです)

 

 

昼食は国府津駅近くの「のんき亭」にて。

天ぷらの下に天ぷらがあり海老2尾、野菜が4種類、イカもあり、豪華版。

この辺に手ごろな飲食店が無く、ここは大人気。郵便局のお兄ちゃん達が十数人予約して食事していた。

ランチミーティングかな?

 

真楽寺は親鸞上人がこの地に7年逗留した時に命名した寺。もとは天台宗の寺であったが、親鸞に帰依し、真宗に改宗した。

ミカン問屋があり店先でいろいろな柑橘類を売っていた。

地元産の清見オレンジを買い皆で休憩の時に食べた。これナント200円。

昭和初期?の建物。たぶん駅前の映画館だったのでは? 

両開きの扉と壁面の装飾が そんな雰囲気を醸し出している。

でも裏を見ると、完全な木造。とりあえず前面だけ立派にして・・・・という事だったのだろうか?

興味をひく建物だったが、聞く人もおらず、詳しくはわからない。

 

酒匂小学校。 校庭にクスの大木がある。

夏になると木陰が涼しそう。緑陰という言葉が似合う大木。

 

日蓮宗法船寺。五重塔は檀家1300人の寄進で平成元年に伝統工法・総桧造りで建てられた。

これほど立派な新しい五重塔を見るのは初めてだ。

寺の入り口から本堂への参道は八重桜のつぼみが今にも開きそう。

満開の時に見てみたいものだ。

八重桜に松に五重塔・・・実に日本的な風景

 

 

いよいよ小田原城下に入った。

 

 

この道はかまぼこ屋が多い。というか かまぼこ屋さんだけがある。

      

この日のおやつは交流館の隣の伊勢屋で買った桜もち。

交流館でお茶も頂き、休憩。

交流館では中年の人たちが出たり入ったりで、少しざわついていた。

福島から来た観光バスが乗用車と接触したらしく、その乗客達がここで待機。

そのうち、パトカーが来て、乗客たちはバスに戻り、急に静かになった。

 

 

箱根登山鉄道の箱根板橋駅まで歩き、この日は終了。

湯本駅まで出て、巡回バスにて宿へ。

 

 この日はジンワリ暑くて、自分でも気が付かないうちに足が皆より遅くなっていた。

少しボーッとなったので急いで新たな水を買い、長めの休憩をとった。

仲間も普段は飲まないという、350ミリのカルピスを一気に飲んでいた。

私は軽い脱水症をおこしていたのかもしれない。

歩く時はきちんと水分をとるのが大事ですね。 まだ3月なので脱水症はないだろうと気を抜いていた。

すぐに回復したけど、気を付けなくっちゃ。

        

浅間神社にて。

 

1日目終了

 

 

 

 

 

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8 コメント

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Unknown (ビオラ)
2018-04-13 19:27:36
千鳥ヶ淵に浮かぶ色とりどりのボートと桜のコントラストがきれいです
お天気も良く花盛りの街道歩きは心も弾んだことでしょう
可愛い道祖神がたくさん、昔の人たちの思いを今も大事に祀っているのがいいですね
五重塔に桜・松の風景は本当に外国人が喜びそうな景色です
そのうち名所になるかもですね(笑)
なりわい交流館には私も以前立ち寄ったことがります
これから暑さに向かって街歩きには一層の注意が必要ですね
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Unknown (yasukon)
2018-04-14 06:59:59
銀河さん
おはようございます。
ご無沙汰してしまって・・読ませていただきながらコメントが出来ず・・。あとで・・と思ってしまうともう日がたっています(*´▽`*)
今度こそ・・(笑)

よく歩かれましたね。 お友達とのこうした時間が羨ましいし健康でもあられるのですよね。
嬉しい事です。
昨年の千鳥ヶ淵の桜の様子を私は銀河さんのブログで拝見したことを覚えています。
いつか本物(笑)を見たいと思っていますよ。

丁寧な歩き報告を読ませていただいて私も少し丁寧にを念頭に置かないといけないな~って反省させれました。

来週 こんぴら歌舞伎に行ってきますね♪
返信する
Unknown (tona)
2018-04-14 09:18:52
私は銀河さんたちの2日後29日に国府津から歩きました。怠けてこれからブログにです。
随分歩かれて4万歩超えたでしょう。
のんき亭というのありましたね。
双体道祖神だらけでしたね。庚申塔が確かになくなりました。
どんどんこうした人々の信仰の対象が地域によって変わっていくのがわかるのも歩いてこそですね。
五重塔は高さが低かったけど立派でしたね。台風で倒れてすぐ復興した室生寺の五重塔を思い出しました。
箱根を2度も越えるなんて凄い。この間は下ってきたのですね。
返信する
健脚ね! (花水木)
2018-04-14 14:04:55
いよいよ小田原宿!。
コツコツとよく歩かれ東海道歩き順調ですね。
夫も退職しての最初の目標が東海道歩き。順次、5街道全てを踏破しましたよ。
銀河さんも!

千鳥ヶ淵のボートの数、スゴイ!ここまで多くなると事故が心配になりますね。
ぶつかったりしないのかしら?
返信する
ビオラさん (☆銀河☆)
2018-04-15 00:23:24
 夫の提案で急に桜見物。行って良かったです。
今年は咲くのも散るのも早くて、この日がベストでした。
桜とボートが混み合っている状態が他にはない景色でした。

道祖神がそこかしこにあり、花が飾られていました。
今でも大事にされているのをみると
心が和みます。
でも国道1号線を広げるために、移動し集められているケースもありましたよ。

この交流館ではお茶の接待があり、
とても親切でした。
体が水分を要求しており、美味しかったです。
返信する
yasukonさん (☆銀河☆)
2018-04-15 00:38:29
 いえいえ私の方こそご無沙汰でした。
こんぴら歌舞伎に行かれるのですね~。
いいな、いいな♪♪
さすがに四国は遠くて、10年に一度位しか行けないです。
元気なうちにあと1回くらいは行きたい(笑)
報告楽しみにしています。

この日は23000歩、私達にとっては結構歩いた方です。
花の季節だったので、楽しく歩きました。

千鳥ヶ淵、話のネタに是非一度ぐらいはいらっしゃってください・・・・
と言いたいのですが、人が多すぎて
疲れてしまうかも知れません。
最近は外国人も増えてしまって大変。

東海道の報告、今回は少し丁寧ですが、雑な時が多いのです。

返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2018-04-15 00:50:12
 40000歩なんてとんでもないです。
23000歩くらいです。
タイトルのようにだらだら歩いており、
寄り道、休憩だらけです。
でも歩いているうちにその土地の風土が感じられ面白いですね。
庚申塚が少なくこの辺では庚申信仰がそれほどでもないのかとも思いましたが、
これは土地の歴史に詳しい方に聞くしかないのでしょうね。

二宮から三島まで、私達は4回かけて歩きました。
昔の人と比べると亀の歩みですね。
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花水木さん (☆銀河☆)
2018-04-15 00:57:20
 ご主人5街道制覇ですか!
凄いですね~。そんな方もいらっしゃるのにびっくりです。
男性は、箱根湯本から三島まで1日で歩いてしまったり、私達とは段違いのスピードで歩かれますね。

私達はあと1回の残っていますが、
三島が終点です。
その後は面白そうな所だけ、泊まりがけで歩こうかと話しています。

本当に、ボート衝突事故がおきそうね。
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