気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

戯作者銘々伝・5月文楽公演 4月の演劇 その2

2015-05-30 22:50:37 | 芝居

 今日30日、JR仙石線が、全線再開したそうです。

手を振りながら仙石線を見送る人達を見て、ジーンとしてしまいました。

 

 さて第2回目のお芝居報告です。

前回、タイトルに5月文楽公演を入れておきながら、全く触れなかったのは詐欺みたいだと夫に言われました。

この公演の記事目当てにブログを訪問して下さった方もいらしたと思います。すみません~

 

 

では本題に

 

5月24日 5月文楽公演 

         吉田玉女改め 「2代目 吉田玉男襲名披露」 国立劇場 第一部

          

第一部 「五条橋」  ご存じ弁慶と義経の五条の橋の上での勝負

              人形ならではの軽快さで、義経が弁慶の刀の上、橋の欄干の上と自在に動き回る。

     「新版歌祭文 野崎村の段」  お染、久松の二人の恋のために、自分を犠牲にして幸せを願うおみつの話。

     「口上」  吉田玉男襲名披露  歌舞伎の口上は何度も見ているが、文楽の口上は初めて。

                          人形、浄瑠璃、三味線の、玉男を支える方々が紋付裃で挨拶するが、

                          襲名する本人は平身低頭するばかりで、本人の挨拶は無い。

                          ここが歌舞伎との一番の違いかな。

     「一谷ふたば軍記」  熊谷桜の段 熊谷陣屋の段

                          熊谷直実の人形遣いを玉男が演じた。熊谷は大きくてダイナミック、迫力があった。

                          歌舞伎の熊谷陣屋よりじっくりと繊細で、それぞれが情深く演じる。

                          歌舞伎と一部異なる場面があった気がするが、文楽は良くわかっていないので思い違いかもしれない。

 

熊谷直美                            お染      2枚ともパンフレットより

 

このチケット、大人気で、国立劇場の会員「あぜくら会」に入っていてもなかなか取りにくい。

夫の会社関係の方が、知り合いから取ることができると言うので、お願いし、初対面のご夫婦とご一緒した。

初対面の方は苦手なのですが、とても感じの良いご夫婦でホッとした。

            

何と お染を演じた吉田一輔さんとお知り合いで、楽屋に行き、人形を触らせて頂いた。

舞台で見るよりずっと小さく感じる。

(右手を動かしているのは私

 

感激で、一気に汗が吹き出し、のぼせてしまいました

こんな体験はは一生ないでしょう。 

一輔さん、夫のお友達、夫に感謝です。

           

           よそゆきの着物を着て行って良かった  (きれいな洋服持ってないのです

 

4月の演劇

 

4月は中村鴈治郎襲名披露だけのはずだったが、

友人から、小林一茶の券をお安く譲って頂いた。

 

 やはり友人から 東邦音楽大学の学園祭の情報をいただいた。

「天満敦子さんのバイオリンコンサート」

哀愁を帯びた旋律が素晴しく、情景が浮かぶようだった。

3月に前橋汀子さんのバイオリンを聞く機会があったが、全く別物だった。

同じバイオリンでも、演奏吸う方によってこんなにも違うものかと驚いた。

 

その他、

演劇「クライムスオブザハート」 頂いたチケットだけど、予想に反して、非常に面白かった。

 

4月は、1本しかチケットを取っていなかったのに、偶然が重なり、いくつもの舞台を見る事ができた。

こんな偶然、初めて 

ラッキーな4月でした。

 

    明日より、元文庫の旅行で佐渡に行ってきます。

    お返事遅くなると思いますので、宜しくね。

 

 

 

 

コメント
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