気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

定期検診 & 池上本門寺 お会式

2012-10-17 23:37:35 | 病気・後遺症

 月曜日、2泊3日の旅行から帰り、その後バタバタとしていて更新が遅れています。

 

今日17日は6か月に一回の検診日。

胸部レントゲン、頭頚科、眼科、形成外科と、一階と2階をあわただしく行ったり来たりして、検診を終了。

無事何事もなく済みました。 ホッ

ちなみに私の行っている病院は、向井理君と尾野真千子さんのドラマ 「サマーレスキュー」で、

向井君を派遣する病院として何回も登場したらしいです。

病気仲間で、「あの病院、うちよね~」 と喜び合ったものです。

 

旅行は、初めての経験ありで、いろいろ楽しかったのですが、

写真が多すぎてまとめきれない・・・・・・

で、旅行の前日に行ったお祭りの話題です。

 

 

皆さま、 東京大田区にある池上本門寺のお会式ってご存じですか?

 

東京の盛大なお祭りは、浅草の三社祭、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭、

富岡八幡宮の深川祭りなどの 超有名なお祭りだけではないのです。

本門寺お会式は、最近はJRの駅にポスターが貼られたりして、だいぶ有名になりましたが、

まだまだ知らない方が多いようです。

池上本門寺は、日蓮上人入滅の地。 

亡くなられた13日をしのんで、毎年10月11、12、13日に盛大なお祭りがおこなわれます。

この日は全国の日蓮宗の寺でお会式が行われますが、中でもこの本門寺のお会式が最も盛大。

百数十基の万灯が、数千人規模の行列を従え、12日の夜に奉納されます。

人出は約30万人。

 

万灯の先導は まといを振る江戸火消し達。

あら、こども達も頑張ってますね。 女性もいました。ずいぶん開放的になったものです。

昔は、背中に入れ墨の、子供心にほれぼれするような粋でいなせなお兄さん達が

まといを振っていましたっけ。

そして、提灯を持って、揃いの袢纏を着たお爺さんたちが、木遣りを歌いながら歩く姿は かっこいい~の一言でした。 

今はそんな風情がなく、それも時代の流れ、仕方がないのでしょう。

 

うちわ太鼓をたたき、笛の音も賑やかに・・・・

 

イケメンのお坊さん達が先導する行列も・・・・・・

 

万灯は、本門寺の階段を登って行きます。 

写真では階段を登っている万灯が2基、参道にいる万灯が一基写っています。

両側はぎっしりの人、人、人

 

大通りです。

参道に入れず、順番待ちの万灯が沢山います。

待っている間も太鼓を鳴らし、まといを振り、大きなエネルギーを発散させています。

私は帰り道だというのに、 ワクワクしてしまいます。

 

この日は会社帰りの娘と待ち合わせ、池上の叔母の家でお祭りのご馳走を頂きました。

90歳の叔母は数日前から栗の甘露煮を作り、当日は朝5時からお料理を作ったそうです。

人が集まるのが大好きな元気な叔母です。久しぶりに行ったらとても喜んでくれました。

その後お会式へ行き、途中から夫と合流。

私のカメラの写真は失敗だったので、夫の写真を借りました。

娘のいる大森の家に夫婦で泊まり、翌朝羽田から旅行に出発

 

 

追伸  「私達は 釜石からやってきました」 と横断幕を掲げた万灯がありました。

     その幕と万灯を見た瞬間、予期せず、どっと涙が流れてきました。

     沿道の人達も歓声と、拍手を送っていました。

     こんな遠くまで、万灯を持ってやって来たなんて・・・・

     お会式への参加の道のりを思うと感無量でした。

 

注・お会式の万灯  仏を供養するために、紙の花で飾った灯篭を奉納します。

          これは日蓮上人が亡くなられた時、庭に秋の桜が咲いていたのにあやかったそうです。

         

コメント (8)
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