気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

プラハ・ウィーン旅行 Ⅵ  最終日・帰国・おまけ旅行

2010-10-30 12:36:26 | 海外旅行

 

   ウィーン   6日目 

 

いよいよ最終日。

今日はエゴン・シーレとクリムトの絵を見るためにベルベヴェデール宮殿に。

そして、なかなか時間が合わなくて参加できなかった、オペラ座の日本語ツァーに行く予定です。

その他はまた建築めぐり。最終日なのに忙しくなりそう。

だいぶ疲れが出たけど、ここであきらめたら後悔する・・・・

欲張り母娘は今日も行く 

 

朝、カールスプラッツ駅に出て地下鉄に。

公園のブラームス像。ブラームスも足元の乙女も気持ちよさそうに眠っています。

 

点のように見える白黒は、牛ではなくたぶん猫。猫ものんびりです。

 

 

地下鉄の駅を降り、やってきたのは・・・・・

   (これが駅の改札口。どこの駅もこんな風に単純な改札口です。

      黒い箱のようなものが切符の刻印機)

 

 

空が暗くてみにくいけれど・・・・

これも、オットーヴァーグナーのマヨリカハウスとメダイヨン・マンション。

19世紀末の集合住宅。

  

マヨリカハウスはマジョリカ焼きのタイルでバラが描かれている。

メダイヨン・マンションは金色の装飾が美しい。

写真ではきれいに写らなかったが、実際は手入れも行き届き、

周囲と比べると花が咲いたような華麗さがある。

 

 

この辺は住宅街のようで市場があった。

肉屋の前でおとなしく待っている犬。 「ボクの肉も買ってくれるのかなぁ~

 

 

またカールスプラッツの駅に出て、歩いてベルヴェデーレ宮殿に行くつもり。

が、ウィーン工科大学の建物が集まっている地区をうろうろ。

教授風や、学生風の人ばかりです。

 

 

あら、また市場に出てしまったわ

  

新鮮野菜がおいしそう。

今回の旅行で初めて道に迷った。

娘は地図を検討し、私はそばにいたおばさんに地図を見せ、この場所を教えてもらった。

でも、ここはもしかしたら

 

分離派会館という建物の近くでした。

ここは時間がなかったら省く予定だった所。でも、なぜか来てしまった

建築家オルブリヒや、画家クリムト、そして作曲家マーラーなどが

新しい芸術の創造を目指して結成した分離派の、活動拠点。

オルブリヒが1998年に建てた。

金色の花のような飾りが遠くからでも良く見える。

  

 

 

 

そこからトラムでベルヴェデール宮殿へ。

ここは18世紀に建てられ、ハプスブルグ家所有になってからは美術品コレクションが置かれていたそうだ。

上宮と下宮があり、上宮はグスタフ・クリムト、エゴン・シーレなどの所蔵で有名。

特にクリムトの「接吻」は有名。

残念ながら、ここも内部撮影は一切禁止。

 

クリムトの「接吻」は、今から20年前デパートに入社した時、絨毯売り場の

精密な織物で初めて知った。

何と官能的できらびやかな壁掛けなの と思ったのがクリムトの「接吻」だった。

(バブル末期デパート入社でしたが、その頃は非常に手のかかった高価なものが

 さりげなく売り場に置いてありました)

 

本物が見られるなんてね~ 人生思いがけないことがおこるわね。

 

エゴン・シーレの作品は写真で見るよりもっと目をそくけたくなるような痛々しさがあった。

でも家族と一緒の一枚だけは、痛々しい作品を見たあとなのでホッとしました。

 

 

 

広大な庭園。

 

下宮の一部。

 

次はリンク内に戻ります。

 

 

アララッ これはもしかして

アドルフ・ロースの19世紀末の建物

地図で見ても場所がわからなくて、あきらめていた建物です。

装飾をなくし、機能美を追求した作品。黒いマーブル模様の柱が特徴。

近くには王宮などがあり、この建物は醜いと、センセーションを巻き起こしたそうです。

今見ても周囲と比べて斬新。

写真では見ていたけど、まさか実物が、いきなり目の前に出てくるなんて

そして柱の下を歩くなんてビックリです

ウィーンにきてよかったわ。出会いがたくさんあります。

 

 

 

 

  

デメルで一休み。ここのザッハトルテも有名。娘はレモンクリームパイ。

ケーキがたくさんあって迷います。どれもこれも食べた~い

 

 

豪華な店内。並びます。

デメルも、カフェ・ザッハーも観光客が多く俗化したと言われているそうですが、

一度は入ってみたい。 美味

 

 

  

天使のモザイク画が有名なウィーン最古の薬局、エンゲル薬局。

 

 

オペラ座。 世界3大オペラ座の一つ。

 

オペラ座内部は見学ツァーに参加しないとは入れません。

日本語ツァーが一日一回あり、やっと間に合いました!!

英語やスペイン語、ドイツ語、フランス語、いろいろなツァーがあります。

 

まずは観客席に座り、説明を受けます。 正面2階は皇帝の席。一階は立見席。

年間300日公演があり、演目は毎日日替わりだそうです。

 

 

舞台側からも見学します。

日替わりのため、毎日舞台装置を変え、装置の裏方だけで150人。

 

オペラ座は第2次世界大戦で焼け、正面だけが残りました。戦後再建。

古い残った部分は贅が凝らされ豪華。

 

さてここでウィーンの予定は全て終了

よくぞ頑張りました~

このあとは夕飯とお買い物

チェコではこまごましたものを買ったけど、ウィーンではほとんど何も買わずじまい。

家族のお土産買いました

 

 帰国・・・・そして 

朝、国鉄で空港へ。荷物は増えたけど空港は終点なので何とか大丈夫。

 

そしてオランダ、スキポール空港で乗り換え。5時間待ちです。

ここで娘大活躍!

何と空港の外に出られるのに気がついて、オランダのガイド本まで持ってました

娘よ、よくやった

街に出ていられる時間は正味2時間・・・・時間との戦いです。

行った場所は?

 

 

先日見た映画は 「ようこそ アムステルダム国立美術館へ」

そう!!この工事現場を見に行かなくては!!

そして、レンブラントの 「夜警」 を見たい

 

確かに工事をしていました。

往復1時間半、美術館い入り口で並んだので正味15分、

レンブラントの「夜警」見ました。大きくて運べず、絶対に日本では見られない作品です。

しっかり見てきました。

 

 

トラムからのオランダ風景。

 

 

そして成田到着   プラハ・ウィーン旅行終了

 

忙しい旅行報告を見てくださって有難うございます。

興奮冷めやらずで、いろいろ見て頂きたく、ブログを頑張ってしまいました。

ちょっと長すぎましたね。

読んでくださった皆さんに感謝です。

 

 

 

コメント (12)
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